私事になりますが、本日は我々夫婦の結婚10周年になります。
この10年間本当にいろんなことがありました。
今の状況は10年前の自分からはとても想像ができなかったと思います。
今日は誰も興味ないと思いますが、この10年間を振り返ってみたいと思います。
お恥ずかしい話なんですが、実はこの10年間の記憶がほとんどないんですよね。
10年間の歴史
10年前はまだ日本にいました。
あるきっかけがあり、2010年に初めての移住先であるベトナムへ引っ越し。
当時僕は日系企業で、妻は現地のボランティア団体で働いていました。
2013年には子供も生まれました。
当時僕たち夫婦はシンガポールに住んでいましたが、妻は出産のため日本に一時帰国していました。
出産予定日前後に合わせて休暇をとり、日本行きの航空券を手配していたのですが、なんと帰国予定の日に妻から連絡があり、陣痛が始まったとのことで日本の空港に到着したら、そのまま直接タクシーで病院へ向かいました。
その日の夜に息子が誕生し、なんとか奇跡的に出産に立ち会うことができました。
空気が読める息子でよかったです。
子供が1歳の誕生日を迎える1週間前にカナダにやってきました。
ちいさな町で慣れない育児に奮闘してくれた妻にはとても感謝しています。
いつでも、子供を第一に考えて行動してくれました。
その後、ここでは書けないような出来事がたくさんあって、人生のどん底まで落ちてしまいましたが、引き寄せの法則を学び、新しい出会いを引き寄せることで、なんとか立ち直ることができました。
妻とは何度も離婚の危機がありました。
自分と正反対の性格で「なんでこいつと結婚してしまったんだろう」と思ったことも何度もあります。
でも今では「自分にはこの妻である必要があったのだ」ということに対して心から納得しています。
引き寄せの法則を学び、「すべては自分が引き寄せ(現実化し)ている」ということを知った時、妻の存在も自分が引き寄せたのだということがわかりました。
もし彼女のように依存的な性格でない女性と結婚していたら、おそらく僕はその状況に甘え、努力して自分の力だけで家族を養っていこうという意識にはならなかったと思います。
今のこの状況にたどり着くためには妻の存在が必要だったのです。
「やっぱりすべての出来事はつながっているのだ」ということがとても腑に落ちています。
そして妻の存在は、まったく料理ができない僕にとってなくてはならない存在です。
妻がいてくれるおかげで、息子にもおいしいご飯を食べさせてあげることができます。
文句をブーブーいいながらも、なんだかんだで結局僕のわがままに付き合ってくれて感謝しています。
息子もとてもやんちゃでわがままなところがありますが、彼のおかげで自分も成長させてもらったと思っています。
もし、大人しくてなんでもいうことを聞く子供だったら、間違いなくその状況に甘えてしまっていたと思います。
息子もこんな未熟な父親のもとに生まれ、学ぶこともたくさんあってラッキーだと思います(ということにしておきます)。
ついこの間まで赤ちゃんだった息子も気が付けば6歳になりました。
この9月からは小学1年生(グレード1)になります。
10年という月日はとても長い印象がありますが、今振り返ってみるとあっという間だったように思えます。
何はともあれ、今ここでこうやって生きていることができているのは、この10年なんとかやってこれたということだと思うので、まずはその事に感謝したいと思います。
世の中には暗いニュースばかりですが、僕は10年後の未来にワクワクしていたいと思います。
1日1日、僕たちは残り時間が短くなっています。
だからこそ、日々の生活を大切にして毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。