潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

願望実現 目標を紙に書く効果



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目標を紙に書くといいという話をよく聞くと思います。

なぜ目標を紙に書くといいのか?それにはちゃんとした理由があります。

 

今日は願望を紙に書く効果についてブログを書いていきたいと思います。

 

 

目標を紙に書く効果

 

成功者は目標を紙に書くということを習慣化している人が多いです。目標を紙に書くとどのようなベネフィットがあるのか検証してみたいと思います。

 

目標を紙に書くのと、パソコンでタイピングするのではその効果に大きな差があります。

カリフォルニア大学の調査では、手書きの場合とタイピングの場合の目標達成率は42%も違うそうです。

これはなぜかというと、タイピングする際の必要な指の動きは8種類しかないのに対し、手書きの場合の指の動作は1万種類あるからだと言われています。

指の動作が多いということはそれだけ脳で働く神経も多いということです。

 

そもそもなぜ目標を紙に書くのがいいかというと、RASが活性化するからです。

 

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手書きして脳に情報を送り込むことでRASが働き、潜在意識が目標達成に必要な情報を探してきてくれます。

書いた目標を見えるところに貼っておくのがいいというのも、この理由からです。

意識せずとも潜在意識の中に目標がインプットされ、検索エンジンが働いてくれます。

 

紙に書くメリット

僕はセカンドブログで英語学習法についてもシェアしていますが、そこでも学習定着率について解説しています。

 

学習した(インプットした)ことはアウトプットすることによって、各段に定着率があがります。

言い換えるなら頭で覚えるのではなく、体で覚えるということです。

 

紙に書き出していないことは意識してないと忘れてしまいます。

でも紙に書き出すことよって、体が覚えるのでいちいち意識しなくてもよくなるんです。

 

願望を書き出すのも同じ理屈です。

 

課題が可視化できるようになる

紙に書きだすことによって課題が可視化できるようになります。

 

頭の中だけで考えていると解決できないように思える問題も、紙に書きだして可視化することで具体的な課題が見えてくるようになります。

 

マインドマップというものがビジネス業界では流行っていますが、

あれも思考を可視化するための手法の一つです。

 

紙に書きだすと課題を分解できるようになったり、一見すると関連性がないように思えるバラバラなことを結び付けたりすることができるようになります。

 

思考を整理できる

僕たちの脳みそはたくさんのことを同時に処理しています。

紙に書きだすことにより、思考を整理することができるようになります。

 

脳の中だけだと無駄な思考も出てきてしまいますが、

紙に書きだすことによってそういったノイズが消え、必要な情報だけ抽出することができます。

 

僕たちが自分の力を十分に発揮できないのは、物事に一点集中できないからです。

なぜ一点集中できないかというと、無駄な情報がたくさんあるからです。

 

紙に書きだすことで思考をスリム化し、無駄を省いて効率化を高めることができます。

 

潜在意識に願望が刷り込まれる

昔の漫画やドラマで受験生が「大学合格」という張り紙を机の横に貼っているシーンがあります。

 

大学合格という文字を何度も目にすることにより、

それが潜在意識の中に刷り込まれます。

 

「紙に書きだした願望を何度も見ることが大切です」

 

ということがよく言われていますが、

あれも同じ理屈です。

 

紙に書いて意識的にそれを見るようにしないと、

自分の願望から焦点がずれてしまいます。

 

定期的にずれそうになる意識のフォーカスを願望に集中させるために、

紙に書きだしてそれを眺めるということは非常に効果があるのです。

 

イデアを忘れることがなくなる

「仕事ができるビジネスマンは常にメモ帳とペンを持ち歩いている」とよく言われます。

 

それはなぜかというと、良いアイデアが思いついたときにメモをとることでそのアイデアを忘れることがなくなるからです。

 

ひらめきというのは、一度忘れてしまうとなかなか思い出すことができません。

だから、頭に浮かんだその瞬間にメモを取っておく必要があるのです。

 

目標達成をする上で重要になるアイデアが浮かんだのに、

メモをとっていなければ、そのアイデアは二度と思い出せないかもしれません。

 

紙に書くことにはデメリットもある

紙に書き出すことにはデメリットもあるので注意が必要です。

 

例えばよくあるのが、重要なことをメモしたのはいいが、それで安心してしまい忘れてしまうということです。

 

メモを取らなければ必死に覚えようとしますが、メモがあるがゆえに覚える努力もせず、その安心感ゆえに大切なことをわすれてしまいます。

 

これを防ぐために重要なのが「書いたことを定期的に見る」ということです。

 

目標を紙に書く時には気を付けなければいけない落とし穴があります。

こちらの記事で解説しています。

 

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 ハーバード大学の実験結果

「目標を紙に書く」ということに関して、ハーバード大学で興味深い実験が行われました。

 

目標を持っていてそれを実際に紙に書いていたのは、

全体のわずか3%だったそうです。

 

なんと84%の人は目標すら持っておらず、

残りの13%の人は目標は持っているが紙に書くという行為はしていませんでした。

 

この人々を10年間観察した結果、驚くべき研究結果が出ました。

 

なんと目標を紙に書いていた3%の人々の年収は、

残りの97%の人の10倍になっていたそうです。

 

それぐらい目標を紙に書く効果は絶大だということです。

目標を書くときのポイント

 

成功したいのであれば成功者の真似をするといいとよく聞きますね。

であれば目標を紙に書くことを習慣化すれば、より成功に近づくことができるわけです。

 

ただ何も考えずに目標を紙に書いても効果は薄いです。

効果を最大限に発揮させるためには、いくつか重要なポイントがあります。

 

①具体的に書く

例えば「家が欲しい」という目標を立てたとします。でもこれだけでは漠然としすぎています。

家と言ってもどんな家なのかが明確でないと、イメージできませんよね。

ボロボロの家もあれば、豪邸もあります。

それではRASは十分に働きません。家なんて無限に存在しますからね。

 

虫眼鏡で太陽の光を絞り込み黒い紙を燃やす実験はしたことがあると思います。

あれと同じで具体的に情報を絞りこむのです。そうするとRASが最大限に働きます。

 

何階建てで、築何年で、何部屋あって、家賃はいくらで、立地はどうで、のような形でどんどん情報を絞り込んで具体的にしていきます。

 

そうやって自分の欲しい家が具体的になると、そういう家の情報が日常的に目につくようになります。

それがRASの働きです。

 

②期日を決める

目標を決めるときは必ずセットで期日も決めます。

「いつか家が欲しい」と思っていたらいつまでたっても、目標を達成することはできません。

 

夏休みの宿題を想像してください。

期日(締め切り)が決まっているから、宿題を終わらせることができるのですよね。

もし期日がなかったら、先延ばしにしていつまでたってもやらないと思います。

 

「3年後までに家を買う」と目標を設定していれば、「3年で家を買う」ために必要な行動というのが自然と見えてくると思います。

それに対し期日を設定していない場合は、3年後かもしれないし、50年後かもしれない。

そうするととるべき行動も全然違ってきますよね。だから「RASの検索機能」が情報を絞り込むことができずに、どのような行動をとればいいのかがわからなくなってしまいます。

 

③形容詞を使わない

①の目標を具体的にするということと似ていますが、「形容詞を使う」ということは具体的でないということです。

 

「幸せな」人生を送りたいと目標を決めたとしても幸せの定義は人それぞれ違うので曖昧です。

「綺麗になりたい」と願ったとしても、綺麗とはどういうものなのか漠然としすぎています。

 

目標は具体的な方がより達成率が上がるので、できる限り形容詞は避けた方がいいです。

 

④現在地をはっきりする

このプロセスを忘れている人が非常に多いです。自分の現在地がわからないと、目標までの道筋もわかりません。

RASにはGPS機能があるといいましたが、現在地を明確にするのはそのためです。

 

例えば友達の家に行こうと地図を広げても、自分がどこにいるのかわからないと、どの道順を進めばいいのかわかりませんよね。

 

まずは自分の現在地をはっきりすることから始める必要があります。

 

⑤目標達成したときの自分をイメージし、ワクワクする

ワクワクすると波動が高くなるから、引き寄せの法則が働くという理由もありますが、イメージをすることには他のベネフィットもあります。

 

脳は現実と想像を区別できません。

例えば夢で走っている夢を見たら、現実でも汗を書いたりしますよね。

つまり夢を現実だと認識しているわけです。

レモンを想像して唾液がでるのも、現実と想像の区別ができていないので、それを現実だと思った体が反応しているわけです。

 

したがって目標を達成した時の自分をイメージすることは「脳がそれを現実だと思い、現実化してくれる」というベネフィットがあるということです。

 

SMARTの法則

上記に書いたこととほぼ同じような内容になりますが、目標を設定するときはSMARTの法則を使ってみてください。

SMARTとはそれぞれの頭文字をとったものになります。

 

Specific (明確である)

Measurable(計測可能である=数値化できる)

Agree upon(同意できる=腑に落ちている)

Realistic(現実的である)

Timely(期日がある)

 

目標を紙に書いた後のプロセスと注意事項

こちらの記事で「目標を紙に書いた後のプロセスと注意事項」について書いています。

 

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詳しくはこちらの記事を読んでいただければと思いますが、

願望実現をさらに加速するための方法について解説しています。

 

具体的には、Visualizationやアファメーション(Affirmation)についてお話しています。

 

 

 

 

今日は以上です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

本記事の参考文献は以下の書籍です。

願望実現に興味のある人にぜひ手に取っていただきたい一冊です。

 

readingismylife.hatenablog.com