潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

問題解決・目標達成の第一ステップは現状を認めること



人間は主に以下の3つのタイプに分類されます。

 

①目標もなくただなんとなく生きている人

②目標はあるが実現することができない人

③目標を実現する人

 

①が圧倒的に大多数を占めますが、②の人も結構多いです。

②の人はやる気があるだけにつらいですね。

 

目標が達成できない理由・問題が解決しない理由は様々な要因が考えられますが、

「自分の現状を把握していない」というのがひとつの理由として考えられます。

 

地図をイメージしてください。

 

目的地を決めたとしても自分の現在地がわからなければ、

どっちの方向に行けばいいかもわからないし、

どうやって行けばいいかも計画できません。

 

自分が今いる場所(現状)によって進むべき道(対策)も変わってくるのです。

 

 

 

勉強できないのは時間管理のせいではない

別のブログで記事にしたことがありますが、とある方のYoutube動画を見ていて思ったことがあります。

 

その方は自分のスケジュール管理について動画上でシェアしていました。

 

予定を立てその予定が実行できたかどうかを振り返り、

自分なりのフィードバックをします。

 

その中でこういうフィードバックがありました。

 

「英語が勉強できなかった。スキマ時間を活用して勉強するようにしたい」

 

こういう振り返りをする人って結構多いんじゃないかと思います。

ただ、これはただの感想であって振り返りとしては不十分です。

 

確かに、時間がないから英語が勉強できないという理屈は筋が通っているように思えます。

 

でも本質的な原因はそこではありません。

 

本当は「英語を勉強したい」と思っていないことが原因です。

Want toではなくHave toで行動しているから勉強できないだけです。

 

もし心の底から英語を勉強したいと思っているのであれば、

時間を作ってでも勉強しようとします。

 

子供がテレビゲームをやる感覚です。

 

もしくは仮にHave toで行動せざるをえない状況だったとしても、

自分の人生における英語の優先順位が低いからやらないだけです。

 

ブログに挫折する人も同じです。

 

自分の人生にとって優先順位が高ければ、

「時間がない」という言い訳は出てこないはずです。

 

逆に言うと、優先順位がそこまで高くないということは、

別にやらなくてもいい(必要ない)ことであるということも言えます。

 

このように現状を把握しないままフィードバックをしても、

その反省を活かすことはできません。

 

問題解決したければ現状を認めること

病気を治療するときは必ず診断をして症状を調べます。

診察することなしにテキトーに薬を処方しても治ることはありませんよね?

 

壊れたものを修理するときは、まずどこに不具合があるのかを調べます。

 

問題解決のプロセスも同じです。

 

解決策を考える前に、まず自分がどういう状況にいるのかを

認めて受け入れることから始めなければなりません。

 

例えば借金を抱えている人が「月収100万獲得して借金返済だ」と目標を立てたとします。

 

でも、そもそもの原因は「お金の無駄遣い癖」だったりするわけです。

 

そっちを改善しないことには、仮に収入が増えても支出も比例して増えるだけです(パーキンソンの法則)。

 

攻めを強化する前に守りを固める必要があるということです。

 

ダイエットで痩せる事を考える際にやることは、まず自分の食生活を見直すことです。

 

体重が増えるということは、吸収したエネルギーよりも消費したエネルギーが少ないということです。

 

仮にダイエットが成功して一時的に体重が減ったとしても、

食生活が改善されていなければまた元に戻ってしまいます。

(これはホメオスタシスの働きによるものです)

 

 

現状を認める=現在地を把握する

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www.theloablog.com

 

「お前、以前にこの記事で現状を否定しろと言ってたじゃねーか」

 

と思った人もいるかもしれません。

 

確かに現状を否定する必要がありますが、

否定する前に「認める」というプロセスがあるのです。

 

「認める」とは「現状を受け入れて甘んじろ」という意味ではありません。

「現状把握しなさい」という意味です。

 

把握できていなければ否定することもできません。

 

「今自分がどういう状況にいるのか」を理解した上で現状否定をしないと、

間違った行動をとることになってしまいます。

 

まだビジネスを立ち上げて間もない人が、

すでに成功している大手企業と同じ手法をとってもうまくいくわけがありませんよね?

 

でも、現状を把握せずにセルフイメージだけ無駄に高い人は、

勘違いして誤った行動をとってしまうのです。

 

可能性の世界の住人にならない

「いつかできる」

「やればできる」

 

これらの言葉は非常に勇気を与えてくれますが、

使い方を間違えると行動しない自分を正当化する言い訳になってしまいます。

 

この言葉を使っていいときは、行動を起こしたけどうまくいかないときです。

行動を起こす前の人がこの言葉を使っても現状を強化してしまうだけです。

 

「俺はやればいつかできるんだ」

 

そうやって可能性の世界に生きるのは楽です。

傷つかないで済むわけですから。

 

でも、それでは何も変わりません。

 

レストランにいってカレーを注文したとします。

でも本当に食べたいのはパスタでした。

 

そこで店員さんを呼び止めてこう言います。

 

「私はパスタを注文するつもりだったんですが...」

 

どんなに「するつもり」だったとしてもそれが行動として現れなければ、

得られる結果は変わりません。

 

すべての物には因果法則が働いているからです。

 

結果が欲しければ行動という原因を起こす必要があります。

頭で考えたからそれが結果として現れるわけではありません。

 

まとめ

問題解決や目標達成のためにはまず最初に現状を把握する必要があります。

 

できれば受け入れたくない気持ちはよくわかりますが、

まず「認める」というプロセスを経なければ、正しい薬を処方することはできません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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