エネルギーが高いときは思考がクリエイティブになります。
エネルギーが低いときは行動することができなくなります。
エネルギーは目に見えないので軽視されがちですが、
自分のエネルギーを管理することは、
よい人生を送るために極めて重要です。
今日は地味だけどじわじわとエネルギーを奪っていく、
悪しき習慣についてお話しします。
エネルギーを消耗する悪習慣とは?
エネルギーを消耗する行動の一つとして、
ネガティブ思考があります。
ネガティブなことを考えているときは、
非常にエネルギーを消耗しています。
嫌なことばかり考えていると、
行動する意欲がなくなりますよね?
あれはエネルギー切れを起こしているからなんです。
エネルギーといっても体力のことではありません。
行動するための原動力のことです。
そのほかエネルギーを消耗しやすい習慣として、
「先延ばし癖」があります。
先延ばしをしていることって常に意識の片隅にありますよね?
「いつかやらなきゃ」って思いながらも、
なかなか実行することができない。
先延ばしすることは大抵面倒なことなので、
そのことを考えるだけで憂鬱になるものです。
「意識の片隅にある」ということは、
常にそのことを考えているということです。
考えることが多ければ多いほど、
集中することができなくなります。
嫌なことって考えるだけで疲れるじゃないですか。
だから、先延ばしをすればするほどエネルギーを消耗するんです。
憂鬱になるのは重要なことであるから
なぜ先延ばしをしたことを考えると憂鬱になるのでしょうか?
それはそのことが自分にとって重要なことだからです。
どうでもいいことであれば、
先延ばししても何とも思わないはずです。
「やらなければ困ったことになる。でも面倒だからやりたくない」
考えると憂鬱になることって、
大抵こんな感じですよね?
時間管理マトリックスでいうところの、
「重要だが緊急でない」ことに該当する場合がほとんどです。
緊急なことであれば先延ばしすることはありません。
「今やらなくてもいい。でもいつかはやらないといけない」
そういうものを人間が先延ばししてしまうのです。
先延ばしそのものが悪いわけではない
先延ばし癖と聞くとネガティブな印象を受けますが、
先延ばしそのものは悪いことではありません。
先延ばしするということは優先順位を決めることでもあります。
重要でない事やどうでもいいことは、
どんどん先延ばししたほうがいいのです。
仕事に置き換えるとわかりやすいですね。
1日ですべての業務を片付けることはできませんよね?
重要でないことは明日に先送りするはずです。
それをやらないといつまでたっても仕事が終わらないことになります。
先延ばしすることが悪いのではなく、
重要なことを先延ばしにしてしまうのが問題なのです。
さっさと片づけたほうが楽
「やらなきゃ」と思うことは先延ばしするよりも、
さっさと片づけたほうが楽です。
さっさと終わらせてしまえば、
もうそのことを考える必要はなくなります。
先延ばしすればするほど、
そのことが終わるまでずっと
憂鬱を感じ続けなければならなくなります。
そのせいで他のことにまで悪影響を及ぼすこともあります。
だったら、さっさと終わらせてしまった方が、
よっぽど楽だしお得であるとは思いませんか?
まとめ
エネルギーを意識している人は少ないし、
可視化できないため軽視されがちです。
エネルギーは行動の原動力となるため、
エネルギー管理はとても大切です。
頭の片隅にある「嫌なこと」をほったらかしにしておくと、
僕たちの精神は徐々に蝕まれていき、
エネルギーは減ってしまいます。
穴の開いたバケツに水を注いでも水は溜まりません。
どんなにエネルギーチャージをしたとしても、
エネルギーを消耗するような行動をしていれば、
穴の開いたバケツと同じことになります。
先延ばし癖は地味ですがエネルギーを消耗する悪習慣なので、
できるだけ早く改善することをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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