運が悪い人にはある共通点があります。
僕たちはその「あること」を無意識のうちに
やってしまうことがよくあります。
その「あること」さえ辞めることができれば、
「私は運が悪い」と思うことはなくなります。
果たしてその「あること」とは何でしょうか?
「運」とは?
本題についてお話しする前に
「運とは何か?」について考えてみます。
一般的な認識として運の反対は実力だと言われています。
実力とは自分の力で何とかできることを指します。
つまり、運とは「自分の力ではどうすることもできないこと」
であると定義づけすることができます。
別の言い方をすると、「自分でコントロールすることができないもの」です。
自分の力でコントロールできるものに対して、
「運が悪い(良い)」という表現は使いませんよね。
○○すると運が悪くなる
つまり、自分の力でコントロールできないものが多いほど、
運の要素に左右される確率が高くなるということです。
逆に言うと、自分でコントロールできるものが増えれば、
「運が悪い」という事態に陥りにくくなるということです。
ではいったいどうすれば自分でコントロールできるものが増えるのか?
その答えは「すべて自己責任で生きる」ことです。
運が悪い人とは被害者意識の強い人です。
すぐに人のせいにしてしまう人はその代表例です。
人のせいにする人は「自分は悪くない」と思っています。
言葉を裏返すと「○○さんが悪い」と言っていることになります。
「運が悪い」のではなく「なるべくしてなった」だけ
人のせいにすると自分で人生をコントロールできなくなります。
例えば、友達が遅刻してきて、
そのせいで大事な電車に乗り遅れたとします。
普通に考えたら明らかに友達に非があります。
「○○(友達)が悪い」と言いたくなるのもよくわかります。
このような明らかに不条理な状況であっても、
人のせいにしてはいけません。
この時に友達のせいにしてしまうと、
相手に対して怒りが湧いてくるだけでなく、
「あいつのせいで自分がこんな目に...」みたいに考えるようになります。
要するに「自分は被害者だと思っている」ということです。
自分には一切落ち度がない(と思っている)のだから、
「運が悪い」と考えることもできるでしょう。
でももしこう考えてみたらどうでしょうか?
「自分が待ち合わせ時間を早めにしていたら?」
「自分が友達に遅れないよう何度も念押ししていたら?」
このように考えることができたら、
すべての非が相手にあるわけではないということがわかります。
そう考えると相手に対する怒りは小さくなります。
自分の力で何とかすることができたのだから、
それは自分のコントロールの範疇になります。
つまり、「なるべくしてなった」ということです。
運が悪いからそうなったわけではありません。
人のせいにするよりも、
自己責任で生きる方が楽です。
まとめ
人のせいにした瞬間、
自分の人生を他人にコントロールされることになります。
他人の振る舞いや言動によって、
自分の人生が左右されてしまうということです。
自分で人生をコントロールすることができないので、
まさに「運任せ」で生きるしかなくなります。
すべて自己責任の姿勢で生きていれば、
「運が悪い」と感じることはなくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。