カナダもようやく大みそかに突入しました。
今日はこのブログを書いて、
ポッドキャストの音声を何本か収録したら、
後は仕事をいっさいしない予定です。
今日1日は1年間を振り返る時間と、
頑張った自分をねぎらう時間、
そして、あらたな挑戦に備える時間に充てたいと思います。
僕のあらたな目標については、
新年1月1日に公開するポッドキャストで発表しますので、
興味のある方はぜひ聞いてみてください。
新年に立てる目標
年が明けると気持ちを新たに目標を立てる人も多いと思います。
「今年の抱負」なんて言葉を聞くのも、
正月を過ぎてしばらくの間だけです。
「今年は飛躍の1年にしたい」という抱負を毎年語りながら、
2月を過ぎたころには目標など忘れてしまい、
飛躍どころか低空飛行のまま1年を終える人も少なくありません。
これだけ厳しい時代を生き抜くためには、
はっきりとした人生の目標を持つ必要があります。
ぼんやりと毎日を過ごしている人は、
人生で路頭に迷うことになります。
「この人生で自分がやりたいことは何か?」
それがわからないから目標も曖昧なものになってしまうのです。
本気で目標を実現したいと思っていないので、
行動の先延ばしを繰り返し最終的に挫折してしまいます。
目標達成ができないのは、
目標の先にある「ゴール」に対する熱量が弱いからです。
多くの人は自分の人生の目的について考えることをしません。
だから、自分がこの人生で何をやりたいのかがわからず、
適当に目標を立ててしまうのです。
目標ではなく約束
目標を達成することができないのは、
目標に対するコミットメントが弱いからです。
そもそも「目標」という言葉がよくないのかもしれません。
「目標」という言葉の中には、
「達成できなくても許される」という甘えが含まれています。
「できてもできなくてもいい」という目標は、
よほど意志の強い人でないと達成できません。
楽な方に流されるのが人間だからです。
「やらなくてもいいならやらない」というのが、
大半の人が下す決断です。
目標に対するコミットメントを強めたいのであれば、
「約束」という表現に変えてみてはいかがでしょうか?
通常、約束を破ったら罰があります。
それが仮に自分との約束であったとしても、です。
もし自分との約束を守ることができなければ、
一生今の現実のまま生きていく、という罰が待っています。
そう考えると行動せずにはいられなくなるのではないでしょうか。
コミットメントの強さ=人生を良くしたいという気持ちの強さ
我々が目標を立てるのは「自分の人生をもっと良くしたい」という思いがあるからです。
目標に対するコミットメントが弱いということは、
それだけ自分の人生に対する気持ちが弱いということです。
でもそれはある意味で幸せなことでもあります。
「今の人生のままでいい」と心のどこかで思ってる裏返しだからです。
本気で「人生を変えたい」と思っている人は、
目標達成を途中であきらめることは絶対にしません。
「あきらめる」という決断をできるということは、
それだけ恵まれた人生を送っているということでもあります。
まとめ
「明日やろう」を繰り返しているうちに、
気が付いたら人生終わりの瞬間が訪れます。
日本人の大半の人が人生に不満を感じているのは、
「生きる目標」を見失っているからだと考えています。
夢に向かって走っているときは、
それがどんな状況であれ幸せを感じるものです。
目的なき人生を生き、
ただ食べていくためだけに働くのは、
ある意味地獄ともいえる状況です。
その状況を抜け出すためには、
自分との約束をきっちりと守り、
願望実現にコミットすることです。
2021年があなたにとって素晴らしい1年となりますように。