この世の中には因果法則が働いています。
同じことを何度やっても同じ結果しか出ません。
両足を前後に出せば必ず前に進みます。
100回中1回は後ろに下がるなんてことはあり得ません。
高低差のあるところに水を流せば、
必ず高いところから低いところへ水は流れます。
人間は習慣の生き物であり、
人それぞれ異なる習慣を持っています。
うまくいく習慣を持っている人はうまくいくし、
うまくいかない習慣を持っている人はうまく行きません。
今目の前にある現実は過去の自分の選択と行動の結果です。
もし今の現実に不満を感じているのなら、
原因（行動）に変化をもたらさない限り、
同じ結果がまっているだけです。
「同じことの繰り返し」がいかに恐ろしいことかわかりますね。
「狂気とはすなわち、
同じことを繰り返し行い、
違う結果を期待すること」
Byアインシュタイン
行動できない理由
多くの人が「行動できない」もしくは「継続できない」理由は、
初動のハードルが高すぎるからです。
例えば、英語の勉強を始めるとします。
今まで英語学習の習慣を持っていなかった人が、
いきなり「毎日1時間勉強する」というのはかなりの苦痛です。
そのため、サボりがちで行動を先延ばしにしてしまい、
最終的に挫折してしまうのです。
「会社を辞めて起業しよう」
と決意したのにいつまでたっても一歩が踏み出せないのは、
最初から完璧を目指し過ぎだからです。
まずは行動することが重要なので、
カンタンなことから取り掛かるのがセオリーです。
昨日までの人生を今日から完全に変えてしまうのはストレスだし、
何よりも負担が大きすぎます。
みんな結果を急いでしまいがちですが、
それで挫折してしまったのでは意味がありません。
いきなり大きな変化をするのがきついなら、
最初は小さな変化から始めるのがよいです。
変化は目に見えないもの
行動を変えれば結果が変わりますが、
結果はじわじわと現れるものであり、
いきなり劇的な変化が起こることはありません。
頑張ってるのに全然成果がでず、
心が折れて辞めてしまうのはその仕組みを理解してないからです。
行動を変えたのに結果が変わらなかったのではありません。
結果は少しずつ変わっているが小さすぎて見えないのです。
石を割るために釘を打ち付けているのをイメージしてください。
何度釘を打ち付けても石はうんともすんとも言いません。
見た目にも特に変化は見られません。
多くの人はその様子を見て、
「こんなことやっても無駄だ」
といって諦めてしまいます。
しかし、確実に石にダメージは与えているのです。
ただ、その変化が小さすぎて見えないだけなのです。
そのまま続けていればダメージは蓄積していき、
やがて石に亀裂が入り始め最終的に石は割れます。
僕たちの人生に起こる変化も同じような感じです。
目に見えないぐらい小さな変化がジワジワ起こっているのに、
途中でやめてしまうから結局なにも変わらないのです。
1日1%の変化と成長を目指す
「1日１％でいいから今までやったことないことをやってみてください」
こう言われたら、自分にもできる気がしませんか？
「今までやったことないことをやる＝成長」です。
1%でいいなら本当に微々たる変化でOKです。
例えば5分だけ早く起きるといった感じです。
５分だけ掃除するとか、
5分だけウォーキングするでも大丈夫です。
小さな変化なので得られる結果も小さいですが、
重要なのは継続することです。
5分のウォーキングを毎日継続していたら、
1年後の自分は必ず変化してるはずです。
人間には作業興奮というものがあるので、
やり始めたら5分では終わらないことが多いです。
一つの変化が習慣として定着したら、
また別の小さな変化を始めます。
これを繰り返すことで確実に人生は変わります。
1日1%の変化を1年間続ければ、
37倍成長することができます。
まとめ
人生を変えたければ自分の行動を変える必要があります。
いきなり大きな変化を与えるときつくなるので、
まずは小さな変化から始めるのがいいです。
結果は遅れてやってくるものであり、
目に見えないほど小さいです。
そこで諦めることなく継続することで、
始めて人生に変化が訪れるのです。
「1日1%でいいので新しいことをやる」
そしてそれを継続して習慣化してみてください。
1年後の自分は今の自分と別人になっていることをお約束します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
