「この世界はすべて自分の認識でできている」
このことに気づいた瞬間、新しい人生が始まります。
それまで人生の被害者だった自分が人生の創造主に変わるのです。
悩みも不安も恐怖もそんなものはそもそも存在せず、
「すべては自分が作り出した幻想である」ということが腑に落ちるようになります。
出来事は一つでも解釈は無限大です。
よく使われる例えですが、コップ半分の水を「半分しかない」と見ることもできれば、
「半分もある」と見ることもできます。
その選択をしたのは自分自身ですが、
どちらを選択したかによって見える世界はまったく別のものになります。
いろんな人が様々な悩みを抱えています。
なぜ悩むかというと自分の思い通りにならないからです。
自分の思い通りになることに悩む人はいません。
おそらく彼らは「人生の被害者」として、
自分以外のものに人生をコントロールされているのでしょう。
今日お話しする内容を腑に落とすことができれば、
人生の被害者から人生の創造主に変わることができます。
そうすると、悩み=思い通りにならないことが消えます。
一人でも多くの人が悩みや不安から救われるお手伝いができたら、
僕としてもうれしい限りです。
セルフイメージ
セルフイメージとは、「自分とは○○である」という自己イメージのことです。
「自分は人づきあいが苦手だ」というセルフイメージを持っている人は、
人づきあいが苦手な人間として振舞うので、
その結果「人づきあいが苦手な人」と周囲から判断されます。
つまり、自分が思った通りになっているということです。
出来事と解釈
出来事そのものにプラスもマイナスもありません。
厳密にいうとプラスとマイナスの両面が同時に存在します。
重要なのは出来事ではなく解釈です。
同じ出来事でもプラスにもマイナスにも解釈できるからです。
「お金が減った」と嘆いて落ち込むこともできれば、
「お金について学ぶいいきっかけになった」と考えることもできます。
同じ出来事なのに見ている景色が全然違います。
一般的にマイナスと言われる出来事にも必ずプラスの面が存在します。
リストラされてへこむのではなく、
「人生に変化をもたらすチャンスだ」と考えることができるわけです。
多くの人はお金持ちになれば幸せになれると思っています。
でもお金持ちになることにもマイナスがたくさん存在します。
「騙されるのではないか」
「嫉妬されて攻撃されるのではないか」
「今よりも忙しくなって責任も増えるのではないか」
こういう解釈をすれば「お金持ち=幸せ」とは思えないはずです。
人生がつらいのは、「つらい」部分ばかりを見ているからそう思えるだけです。
結局自分で自分の人生を作っているだけだと思いませんか?
人間関係
あなたが「嫌な人だ」と思っている人は、
そう思っているから嫌な人に見えるだけです。
嫌いな人や苦手な人は悪い部分しか見えません。
それはスコトーマと呼ばれる盲点ができてしまっているからです。
「この人は嫌な人だ」という思い込みが盲点を作り、
その人の良い部分を見えなくしてしまっています。
そうするとその人の悪い部分ばかり目に付くので、
その人があたかも「嫌な人」であるかのように見えてしまうのです。
正確に言うと、その人は「嫌な人」なのではなく、
「自分が嫌だと思っていることをする人」です。
その基準となるものが価値観(思い込み)です。
自分の価値観で他人をジャッジし、
スコトーマを作ることで自ら「嫌な人」を生み出しているのです。
人間関係は自分関係。
これも結局自分次第でどうにでもなるということです。
価値観・思い込み
「お金持ちは悪い人」という価値観を持っている人は、
お金持ちになることは絶対にできません。
潜在意識が「お金持ちになること」をブロックするからです。
その結果、お金持ちにならなくてすむ人生が創造されます。
自分の思い込み通りの人生になっていますね。
自分のことが大好きな人を「ナルシストだ」と批判する人は、
自分のことを好きになることができません。
自分のことを好きになると、他人から「ナルシストだ」と否定されるかもしれないという恐怖が生まれ、それが心理的ブレーキになるからです。
でも自分のことを好きになったり、
大切にしたりすることは当たり前のことだし、
とても素晴らしいことです。
言霊
人間自身がエネルギーの固まりであるのと同じように、
言葉にもエネルギーがあります。
空気の波が振動して伝わるのが言葉ですね。
できる限りの罵詈雑言を口に出して言ってみてください。
すごく嫌な気分になりませんか?
逆に感謝や幸せなどの言葉を口に出すと、
心があったかくなるのを感じるはずです。
言葉もエネルギーなので、ネガティブな言葉を浴びせられたら、
自分のエネルギーもマイナスになっていきます。
それが波動が下がるという状態です。
自分が発した言葉を一番聞いているのは自分自身です。
要するに自分自身の言動によって、
人生をマイナスへ向かわせてしまっているということです。
自分の言動は自分でコントロールできます。
だから、自分で自分の人生を作っていると言えるのです。
プラスの言葉を口にすれば人生は良い方向へ向かいます。
人生は思い通り
「何を考えるか」、「現実をどう認識するか」によって、目の前の世界が作られているのであれば、人生は自分の思い通りにすることができます。
どんなに恵まれない状況だったとしても、「幸せだ」とか「ありがたい」と感じることができれば、人生は明るいものになるからです。
良きに着け悪しきにつけ人生は自分の思い通りになっているのです。
ならば、自分に都合よく考える方が得ではないでしょうか?
まとめ
いくつかの事例をご紹介しましたが、
結局すべて行き着く結論は同じです。
「この世界はすべて自分の認識でできている」
言い換えると、
「人生は自分自身が作り上げている」
ということです。
出来事や他人にコントロールされているわけではありません。
出来事や他人によってどう反応するかを自分自身で選択しているだけです。
自分の思い通りにならないから悩むのでしたね。
今回ご紹介した内容はすべて自分がコントロールできることばかりです。
つまり、自分がの考え方が変われば悩みも消えるということです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。