「不満を言ってはいけない」とよく言われます。
不満を言うことによって、
思考の焦点がネガティブになるからです。
すでに満たされているにもかかわらず、
それに感謝することができないからこそ、
不満を感じてしまうわけです。
自分の考え方を変えれば、
同じ現実でも見え方は変わります。
大抵の人はすごく恵まれています。
にもかかわらずその現実に感謝せず、
不満を感じることによって、
自ら人生をマイナスへ向かわせているわけです。
「不満は良くないもの」
確かにその言葉に異論はありませんが、
実は不満の中にはOKな不満もあるのです。
OKな不満
OKな不満とは自分自身のふがいなさに対する不満のこと。
「自分はもっとすごい人間のはずなのに、
この程度の成果しか出せていないなんて自分らしくない」
といったような不満であれば、
必ずしも悪いものとは言えません。
自分に対するセルフイメージが高いからこそ、
こういう発言ができるわけです。
誤解してほしくないのは、
自分のことを責めているわけではないということです。
「これだけ頑張っているのだから成果が出ないのはおかしい」
といった感じで現実を否定しているのです。
( 詳しくはこちら。↓)
NGな不満
「これだけ頑張っているのに成果が出ないのはおかしい」
この言葉はNGな不満になる場合もあります。
ではどういうときにNGな不満になるのか?
それは「他人や環境のせいにしているとき」です。
- 環境が悪い
- 上司が悪い
- 政治家が悪い
といったような不満のことです。
要するに、言葉そのものが重要ではなく、
不満が向けられる対象が重要だということです。
この思考の裏側には、
「自分は間違っていない」
という思いが隠されています。
「(自分は間違っていないから)○○が悪い」と思ってるということです。
他人のせいにする人の多くは、
自分の思考や行動を改めようとしません。
相手が悪いと思っているのだから当然といえば当然です。
自分が悪いと思っていないのだから、
反省もしないし成長もしません。
仮に環境が変わったとしても思考パターンが同じなので、
また別の誰かのせいにするということを繰り返します。
これでは人生が良くなるわけがありませんね。
まとめ
あなたはもっともっとやれるはずです。
もし今の現実に納得していないのなら、
それを人のせいにするのではなく、
自分に原因があると考えて
もっと上を目指していきましょう。
一番良くないのは不満ばかり言って何も行動しないこと。
いきなり大きな変化を求めるのではなく、
小さなことをコツコツ積み重ねるのです。
その積み重ねが大きな違いをもたらすことをお約束します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。