長男の卒業を祝うために、元妻と次男がカナダに来ています。
離婚は僕にとって、人生で一番つらい出来事でした。
そして、その痛みは今でも引きずっています。
「前を向かないといけない」
それがわかっていてもできない。
離婚後、自ら命を絶ってしまう父親は結構いるそうです。
僕はその人たちの気持ちがよくわかる。
離婚のもたらす喪失感・絶望感は、それぐらいのダメージがあるんです。
離婚に関する詳しい話はこちらのブログで書いています。
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失ったものへの執着
痛みの原因はこれだということはわかっています。
- 取り戻すことができないもの
- 手に入れることができないもの
この2つが強烈な痛みとなって、僕たちの心を壊していきます。
過去への後悔と失われた未来への執着。
離婚後断捨離をする人も多いみたいですが、僕は家族の残したものを全く捨てることができていません。
次男の残した壁に貼られた落書きも、そのときのまま残しています。
それらを捨ててしまうことは、家族の存在を消してしまうことのようで僕にはできませんでした。
カナダにやってきた次男に、「これは全部パパの宝物だよ」と伝えた時、涙をこらえることができませんでした。
僕を苦しめるもう一つの執着、それは「失われた未来への執着」です。
次男をカナダで教育したかった。
妻にまた戻ってきてほしかった。
どうにもならないことなのに、「どうにかなるのではないか」と考えてしまい、それが僕の心をかき乱します。
現実を受け入れる
どうやれば楽になれるのか、その方法はわかっています。
現実をありのままに受け入れて、背負っている重荷を下ろすこと。
いわばそれは諦めに近い状態なのかもしれません。
しかし、それは決して簡単なことではないと思います。
離婚してまもなく1年が経とうとしていますが、僕はまだ心の整理ができていません。
今でもどこかで「まだやりなせるのではないか」という淡い期待を抱いている。
そしてそれが苦しみの根源となっているのです。
何かを手放す・諦めるってすごく怖いことです。
それが大事なものであればあるほど、手放す事への恐怖は大きくなっていくもの。
時間がある程度解決してくれるようですが、今のところ僕はまだ手放すことができていません。
執着による負の引き寄せ
昨年末から今年にかけて、人生もビジネスもうまくいかない状況が続いています。
一番の原因はエネルギー状態が落ちてしまったこと。
引き寄せ的に言うなら波動が下がってしまったことが原因です。
波動が下がってしまうと、その低い周波数に合ったものが引き寄せられるようになる。
今まで以上に努力しているにも関わらず結果が出ないのは、おそらくそういうことが関係しているのだと思います。
執着というのはないものねだり。
自分にないものばかりにフォーカスを向けている状態です。
マイナスに意識が向いているのだから、波動はどんどん下がってしまいます。
神様が与えてくれた試練
離婚という決断をしたのは当事者である僕たち自身。
でもこの試練そのものは、神様が僕の人生に与えてくれたものだと思っています。
自分の人生に必要なものだからこそ起こった出来事。
きっとその先にある素敵な未来と出会うために、手放す必要があったのだと思います。
両手がふさがっていたら、これ以上手に入れることができませんからね。
正直めちゃくちゃ悲しいです。
避けられるものなら避けたかった。
妻が離れていくことになったのも、僕を成長させるためだと考えています。
(彼女にそんな気はないでしょうが)
だから、離れるという決断をしてくれた彼女にも感謝しています。
最後に
離婚のもたらす心へのダメージは破壊的です。
でも、だからこそ心が鍛えられるという側面もある。
幸か不幸か、僕はその中の一人に選ばれてしまいました。
男性離婚経験者のいろんな情報を見て、正直自分は父親や夫としては相当未熟であると感じています。
こんな器量の小さい人間だから離婚になってしまったのも当然だと思います。
本当に自分勝手で感謝のできない人間でした。
それを気づかせてくれてのも離婚という体験があったからこそ。
もしこの体験がなければ、僕はずっと傲慢な人間だったかもしれません。
僕は結婚生活を卒業しました。
卒業という言葉を使ったのは、それが必ずしも失敗とは言えないからです。
今はまだ、「離婚してよかった」とは思えません。
でもいつかそう言える日が来るのだと信じて、これからも生きていこうと思います。
僕の結婚生活の集大成のオーディオブック。

離婚の失敗学: 結婚生活に失敗した僕が、手遅れになる前に聞きたかった話
妻への懺悔と感謝、子供たちへの謝罪。
そんな想いをこめて作りました。
離婚しなくて済むのならしないに越したことはない。
離婚するつもりで結婚する人はいないのだから、やりよう次第でどうにかなるのだと思うのです。