夢を実現するために必要なものは現在持っているスキルや知識や実績ではありません。
スキルや知識や実績などは夢に向かう道中で手に入れることができるからです。
多くの人は夢を描いた瞬間にその夢の実現を諦めてしまいます。
なぜなら、過去の自分を基準に考えてしまうからです。
「過去の自分の知識経験スキルでは到底実現できそうにない」
そう思った瞬間にその夢は実現不可能になります。
はっきり言っておきますが、過去と未来は関係ありません。
未来を変えたければ現在の自分を変えればいいだけです。
可能思考と不可能思考
夢を実現できる人とできない人の違いは、その思考パターンにあります。
夢を実現できる人が可能思考を持っているのに対し、
夢を実現できない人は不可能思考を持っています。
不可能思考を持っている人は、「その夢を実現できない理由」を見つけるプロです。
ありとあらゆる言い訳を持ってきては、夢を実現できない自分を正当化してしまいます。
それに対し、可能思考の人は「どうやったらできるか?」だけを考えます。
お金がないならどうやってお金を手に入れるかを考えるし、
時間がないならどうやって時間を作るかを考えます。
できると思えばできるし、できないと思えばできない
結局夢を実現できるかどうかは、「できると思っているかどうか」にかかっているということです。
できると思えばできるし、できないと思えばできません。
まさに思考は現実化すると言ってもいいでしょう。
「できる」と信じていると、夢を実現するために必要な人、モノ、情報が引き寄せられてきます。
これはRASの働きによるものです。
逆に「できない」と思い込んでいると、
夢を実現するために必要な情報が盲点となって見えなくなります。
これはスコトーマの働きによるものです。
脳は検索エンジンのような働きをするとお話ししたことがあります。
「どうやったらできるか?」という質問を入力すれば、
できるために必要な情報を脳が探すようになります。
「できるわけがない」と思い込んでいると、
夢を実現できない理由を脳が探そうとしてしまいます。
脳の検索エンジンにどういうフレーズを入力するかは非常に重要なのです。
夢を実現するために絶対にやってはいけない○○とは?
以上のことから「○○」にどのような語句が入るか、なんとなく察しがついたのではないかと思います。
「○○」に入る語句、それは「言い訳」です。
言い訳をした瞬間に夢の実現は不可能になります。
なぜなら、言い訳とはできない理由を挙げることだからです。
思考の焦点が「できない」に当てられているので、
できるために必要な情報が見えなくなってしまうのです。
言い訳とは大抵の場合ただの思い込みで、
できる方法を思考することを放棄しているだけです。
夢というのは現状の外側にあるから夢なんです。
現状の延長線上にあるものは夢とは呼びません。
それは万人に共通する原則です。
夢を実現した人は最初から夢を実現する能力があったわけではないということです。
能力はなかったけど、「絶対にできる」と自分を信じる能力が普通の人よりも高かっただけです。
言い訳をやめることは自分の人生に責任を持つということです。
「できる」と考えるか「できない」と考えるかは自分で決められます。
思ったことが現実化するのだから、自分の都合のいいように思った方が絶対に得です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。