潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

二元論と人間万事塞翁が馬



二元論とは簡単に説明すると、相反する2つの概念を対比して考える思想のことです。

善と悪、光と闇、昼と夜、プラスとマイナスなど、この世の中には様々な二元論が存在します。

 

我々人間も、ポジティブになったりネガティブになったりを日々繰り返しながら生きています。

 

なぜネガティブが存在するのか?

「この世の中から悪人がいなくなれば、みんな幸せに暮らせるのに」と考える人も少なくないと思います。

しかし残念ながら人間社会には必ず一定数の悪人が存在します。

 

そして、地球では天災による避けられない悲劇も一定周期で起こります。

こういった天災も人間にとっては、ネガティブな要素の一つですね。

 

なぜこの世の中にはネガティブ(マイナス)が存在するのでしょうか?

それにはちゃんとした理由があります。

 

その理由とは「バランス」です。

 

僕たち人間も含め、宇宙に存在するすべてのものはバランスをとって生きています。

個体レベルでもそうですし、全体としてもバランスをとっています。

 

例えば人間という個体で考えてみた時、どんな人であっても必ず長所と短所というものがあります。

あなたが住んでいる場所が今昼間なのであれば、地球の裏側は必ず夜です。

これは地球全体でバランスをとっているからです。

 

地球全体が昼間だとしたら、太陽が2つあることになりますね。

もしそうだとしたら地球上に生命は存在できないはずです。

 

人間も大多数の善に対し、少数の(パワーのある)悪が存在することでバランスが取れています。

僕たち人間が平和で幸せに暮らす(プラス)ことができるのは、その対極にある一定量のマイナスが存在するからです。

認めたくはありませんが、だからこそ天災という悲劇が一定周期で起こるのだと思います。

天災に遭ってしまった人にとってはマイナスの出来事ですが、これは地球全体という視野で見た時に、プラスとマイナスのバランスが取れるようになっているのだと思います。

 

だから悪人や天災を肯定するわけではありませんが、これらの存在が出てきてしまうのは、バランスを保つために致し方ないことだと思います。

 

解釈と意味づけ

このブログでも何度も登場する、「解釈と意味づけ」という観点からこの二元論について考えてみたいと思います。

 

引き寄せの法則を実践するにあたり、「解釈と意味づけ」という考え方は非常に重要になります。

 

「解釈と意味づけ」について簡単に説明すると、「この世の中に起こる出来事はプラスもマイナスもない。したがって解釈次第ではプラスにもマイナスにも捉えることができる」という考え方のことです。

 

皆さんも自分に起こった良くない出来事に対しての解釈を変えてみてください。

必ずそこにはプラスに解釈できるギフトも存在するはずです。

 

以前このブログのどこかでお話したことがありますが、正確には「プラスもマイナスもない」ではなく「プラスもマイナスも同時に存在している」ということになります。

だからこそどちらにでも解釈ができるということです。

 

断片的にではなく、全体的に見る

人生にどん底と思えるような体験が訪れたとき、人間の進む運命は2種類しかありません。

 

「やってられない」と腐って人生を諦めるか、「絶対に這い上がる」と決意して人生を逆転するかです。

 

何度もお伝えしていますが、どん底体験というのは人生が飛躍するきっかけが来ただけです。

人間というのは怠惰な生き物ですから、つらい出来事が起こらなければ、自分から変わろうとする人はほとんどいないでしょう。

 

「もっと良くなりたい」と願う人はたくさんいるのに、実際に行動を起こす人は極めて少ないです。

だから自分の潜在意識が、どん底と思えるような「変化せざるを得ない」出来事を運んできてくれたのです。

 

そのシグナルに気づけなかった人は、人生を悲観し腐って転落していきます。

 

シグナルに気づけなかったのは、人生を断片的に見ているからです。

 

ここで先ほどの地球全体の話を例として考えてみます。

 

もしあなたのいる場所が夜(どん底)だった場合、地球の裏側は昼(幸せ)になっています。

このときあなたのいる地点でしか物事を見なければ、見える風景は暗闇だけです。

 

ではスペースシャトルで宇宙まで行って、地球を眺めてみてください

そうすると、昼(プラス)と夜(マイナス)がどちらも存在していることに気づくことができるはずです。

 

同じように現状という断片だけを見ると、目の前の出来事は悲劇に見えるかもしれません。

しかし、人生全体で見るとそれはプラスにも見えるはずです。

 

人生に良くない出来事が起こるのは、バランスを取るためです。

逆に言うとバランスを取る必要があるということは、悪いことばかり起こるということはありえないということでもあります。

 

人間万事塞翁が馬

この「バランス」という視点が持てるようになると、「人間万事塞翁が馬」のような生き方ができるようになります。

 

人間万事塞翁が馬についてはご存知の方も多いと思いますが、念のため詳しく説明してくれているサイトのリンクを貼っておきます。

 

https://biz.trans-suite.jp/5997

 

人間万事塞翁が馬」のように生きることができると、不運な出来事に悲観したり、恐怖を感じたりすることがなくなります。

 

内側の世界から物質世界を見る

内側と外側の世界の違いについては、以下の過去記事をご覧ください。

 

www.theloablog.com

 

外側の世界に生きていると、自分に起こった出来事に対して一喜一憂することになり、常に心は安定しません。

外側の世界で物事を見た時、それは断片的にしか見えないからです。

 

ではどうすれば全体を俯瞰することができるのか?

 

地球の例では、「スペースシャトルで宇宙から地球を見る」というのがそれにあたります。

 

僕たち人間個人の場合は「内側の世界から、物質世界を見る」ことで、断片ではなく全体が見えるようになります。

人間の内面には「本質・中心」が存在し、そこにはプラスもマイナスもありませんでしたね。

だからこそ、物事をニュートラルな視点で見ることができるようになるのです。

 

内面の世界とつながるためには、ハートを感じることが何よりも重要になります。

 

内面の自分(=本質・中心)から人生を見ることができるようになると、不安や恐怖は消え、心に安定や静けさが訪れます。

それこそが人生最大の幸福だと考えています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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