人生うまくいくときもあれば、
うまくいかないときもあります。
そして、うまくいかないことのほうが圧倒的に多いです。
人生を変えようと新しいことにチャレンジしたけど、
まったく成果が得られず挫折してしまう。
こういう経験は誰しも一度はあるはずです。
その時にどこまで踏ん張ることができるかが、
その後の人生に大きな影響を与えます。
「必死になって頑張ったのにその努力が報われない」
挫折してしまうのは心が折れてしまうからであり、
決して努力そのものが辛いからという理由だけではありません。
いや、むしろ努力に見合った成果が得られるのであれば、
人間はどこまででも頑張れると思うのです。
一番苦しいのは努力することではなく、
努力に見合った成果が得られないこと。
すなわち、努力が報われないことではないでしょうか。
短期的視点で物事を考えない
僕は様々なことに挑戦していますが、
うまくいかないときもたくさんあります。
というか、うまくいかないことだらけです。
必死に努力したのにまったく成果が得られなかった時は、
正直気が滅入りそうになります。
短期的に見ればそれは失敗ですが、
長期的に見れば成功につながるプロセスになります。
うまくいかないときに試行錯誤をすることで、
自分の頭で考える能力が磨かれます。
その失敗がきっかけで大きく成長できることもあります。
今までの人生を振り返ってみても、
短期的に見ると不運に思えたことが、
その後の幸運につながったことがよくありました。
何事も短期的視点で考えると失敗します。
「いつかうまくいく」
と自分を信じて長期的視点を持つと、
とても気持ちが楽になります。
諦めたらすべてが無駄になる
うまくいかなくなって諦めてしまったら、
それに投資した時間やお金がすべて無駄になります。
例えば、頑張ってブログを2年続けたけど結果が出ず、
結局諦めてしまったとします。
そうすると、ブログに費やした2年間は無駄になってしまいます。
そして、また新しいことに挑戦して2年で辞めてしまう。
そんなことを繰り返しているうちに、
あっという間に年を取ってしまいます。
新しいことを始めるということは、
ゼロからスタートするということです。
「やる→辞める→やる→辞める」
を繰り返すということは、
何度もゼロに戻ってやり直す必要があるということです。
ゼロイチがもっともパワーが必要であり、
もっとも難しいことの一つでもあります。
簡単に諦めてしまうということは、
そのゼロイチを何度も経験しなければならなくなるということです。
たった一人のサポーター
うまくいかなくて落ち込んでいるとき、
自分のことを応援してくれる人がいたら、
それが心の支えとなって頑張ることができます。
人知れず努力したけど報われず、
誰もその努力を褒めてくれない。
「誰からも応援されない」という孤独感は、
より一層自分のことを苦しめます。
起業したばかりの多くの人は、
一度は体験したことがあるのではないでしょうか。
どんなにうまくいかないことがあったとしても、
自分だけは自分のことを見捨ててはいけません。
自分だけは常に自分のサポーターであり、
ファンでいつづけなければなりません。
人間が諦める瞬間というのは、
その最後の一人のサポーターが立ち去ってしまったときです。
さいごに
「報われない苦しみ」に襲われたときは、
視点をニュートラルにしてみてください。
ただ「結果が出ていない」という事実があるだけ。
それを「うまくいかない」と拡大解釈するから辛くなるのです。
勝手に自分が「うまくいかない」と思っているだけで、
実際にはただの事実があるだけです。
ニュートラルな視点を持つことができれば、
事実を客観的にとらえることができるようになります。
そうすると改善点も見えてくるはずです。
努力は必ず報われる。
報われないならそれは努力が足りないからである。
最後まで読んでいただきありがとうございます。