潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

F1レーサーが見てはいけないもの



今日は願望実現に関する記事です。

 

記事のタイトルだけ見ると願望実現にまったく関係なさそうな感じがしますが、実は関係大アリクイ大ありです。

 

「スピンしたF1レーサーが見てはいけないもの」の話を昔どこかで聞いたことがあります。

そのときは「へー。」ぐらいにしか思いませんでしたが、今になって考えると、それが願望実現にとても密接に関係していることであることがわかりました。

 

スピンしたF1レーサーが見てはいけないもの

ではさっそく答えの発表です。

スピンしたF1レーサーが絶対に見てはいけないもの、それは

 

 

です。

 

なぜ見てはいけないかというと、壁を見たら壁にぶつかるからです。

スピンした時は壁の方を絶対に見ずに、自分の進みたい方向(コース上)を見るようにするそうです。

 

自分の場合に置き換えてみるとわかりやすいです。

 

例えばあなたが自転車に乗っていて、下り坂を走っていたとします。

その時、目の前に電柱が見えてきました。

下り坂なので止まることができません。このままでは電柱にぶつかってしまいます。

その時、電柱から一瞬たりとも目を離さずに避けることはできるでしょうか?

 

多分、電柱にぶつかりますよね?

 

多少でも目をそらせるのであれば避けることは可能かもしれませんが、一瞬も目を離してはいけないのであれば、電柱を避けることは難しいでしょう。

 

 

F1レーサーというのは極限状態で戦っています。それこそ、一歩間違えば命の危険につながります。

そんなとき車がスピンしてしまったら、「壁にぶつかりたくない」という恐怖で壁から目が離せなくなってしまうのが普通の反応です。

 

願望実現の邪魔をする「痛み」

先ほど説明した「スピンしたF1レーサー」と同じことを、僕たちは無意識のうちにやってしまっています。

 

つまりどういうことかというと、僕たちは普段「見たい現実」ではなく、「見たくない現実」を見てしまっているということです。

 

言い換えると、願望ではなく痛みにフォーカスしているということです。

 

自分の思考を振り返ってみて欲しいのですが、日常的に考えているのは「○○になったらいいな」ということよりも、「○○になったらいやだな」ということではありませんか?

 

不安や恐怖というのは人間の防衛本能です。

危機予測ができないと、簡単に命を落としてしまう事態につながりかねません。

 

だから、無意識に不安や恐怖を感じるのは当たり前なんです。

 

しかし、その痛みにフォーカスし続けてしまうということが重大な問題なんです。

 

痛みを意識し続けるとどうなるか?

痛みを意識し続けるとどうなるか?

答えは先ほどのF1レーサーと同じです。壁にぶつかります。

実際には壁ではなく、痛みを現実化してしまいます。

 

目の前の現実を引き寄せるのは潜在意識でしたね。

このブログのかなり序盤に潜在意識の特徴について説明しましたが、その特徴を覚えていますでしょうか?

 

www.theloablog.com

 

かなり初期の頃の記事なので、読みにくくてすいません。

 

この記事の中に潜在意識の特徴が書いてありますが、その中のひとつに潜在意識は「善悪の判断をしない」というものがあります。

 

別の言い方をすると、肯定形と否定形を区別しないということです。

つまり、「なりたい」も「なりたくない」も同じものとして認識するということです。

 

例えば「貧乏になりたくない」と思えば貧乏になるし、「一生独身になりたくない」と思えば一生独身になってしまうということです。

 

したがって、痛みを意識し続けてしまうということは、電柱から目を離せず電柱にぶつかってしまう人のようなものです。

 

痛みを意識するのは後ろ向きで歩いているようなもの

願望実現にはある程度のパワーが必要になります。

できる限りパワーを1点集中したほうが、願望が実現する可能性は高くなります。

 

しかし、多くの場合僕たちは自分のパワーを分散させてしまっています。

 

「年収1億円になりたい」という願望を意識しながら、「このままずっと借金地獄はいやだ」という痛みも同時に見てしまっています。

 

勉強に集中したいのに、テレビの雑音が気になって集中できないような状態です。

 

これでは自分の持っているパワーを一点集中することはできません。

僕もこのことが理解できていなかったので、なかなか願望実現ができませんでした。

 

理想の人生をイメージしながらも常に不安を感じている状態、まるで後ろ向きで歩いているような状態でした。

 

これでは望む現実など到底実現することはできません。

 

最悪な状況を想定する

そういう不安が出てきたときにおすすめなのが、「最悪な状況を想定する」ということです。

 

このままうまくいかなかったら、最悪どうなるのかを考えてみます。

そうすると大抵の場合、「なんとかなる」ことが理解できるはずです。

 

職を失っても仕事なんていくらでもあるし、自分よりも多額の借金を抱えていても大丈夫な人もたくさんいる。

 

そういうことが見えてくると、恐怖が徐々に小さくなっていきます。

 

そして、最悪の状況が想定できたら、そちらを見ることがどんどん少なくなっていきます。

なぜなら、「なんとかなる」という一種の自己信頼があるからです。

 

痛みを意識しなくなるということは、「吊り橋を渡っていて、落ちるのが怖くて下ばかり見て進めなかった状態から、下を一切見ずに進む先だけ見るようになったような状態」です。

 

そっちのほうが一気に進めますよね。

 

不安や恐怖が出てきてしまうのは仕方ありませんが、そういうものはさっさと忘れて、自分の得たい現実だけにフォーカスすると、願望実現が加速します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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