人生というテレビには様々なチャンネルがあり、どのチャンネルに合わせるかは自分で選択することができます。
多くの人は、無意識のうちにネガティブチャンネルに周波数を合わせてしまい、しかもずーっとそのチャンネルに合わせ続けます。
波動の仕組みを理解できるようになると、「自分が今どういう周波数にいるのか」ということを意識するようになるので、ネガティブチャンネルに合わせる比率が減ります。
そして、そういう習慣が身についてくると、自らネガティブチャンネルに合わせに行く人たちの言動に対して敏感になります。
僕は「なんで自分で好きなように周波数を選べるのに、あえてネガティブチャンネルにチューニングするのかな」って思うときがあります。
まさにこの記事で書いているような状態です。
今日はネガティブチャンネルに合わせないための方法について、記事を書いていきたいと思います。
人生は選べる
このブログでも何回も紹介した内容ですが、出来事そのものにはプラスもマイナスもありません。どちらに解釈するかによってポジティブかネガティブかが決まっているだけです。
当たり前ですが、ポジティブに解釈すれば人生の流れが良くなりますし、ネガティブに解釈すれば人生は停滞もしくは下降線をたどることになります。
ポジティブが100%良いものであるというわけではありませんので、実際は常にニュートラルな状態にいる必要がありますが、ここではポジティブ=良いものと定義して話を進めていきたいと思います。
僕たちは無意識のうちに自分の人生の進む道を選んでいます。
そしてどちらの方向に進むかはポジティブチャンネルに合わせるか、ネガティブチャンネルに合わせるかで決まっています。
でも大半の人は自分の人生を自分自身(の内面)が選択しているという意識がありません。
そのため、ネガティブチャンネルに合わせ続けるということに対しての危機意識が希薄です。
ネガティブチャンネルに合わせると「落とし穴に落ちる」し、そのままそっちの方向に進み続けると最悪の場合「崖から落ちる」ことになってしまいます。
そうなってしまっては、リカバーするにはあまりにもダメージが大きくなりすぎてしまい、立ち直ることが難しくなってしまいます。
「許せない」とどうなるか?
ネガティブチャンネルに合わせる原因となるものは一つではないですが、今日はそのうちの一つ「許せない」について話したいと思います。
許せないもの(人)の数が多い人ほど、人生が苦しくなっていきます。
些細なことも許せない人っていますよね。
「そんなこと別にどうでもいいじゃん」って思うことにこだわって、怒りを手放せない人も少なくありません。
大抵の場合、その根底にあるのは「自分こそ正しい」という意識です。
だって自分が正しいと思ってないなら、他人のことを裁いたりしませんよね。
この中途半端な正義感が厄介なんです。「許せない」本人はその正義感ゆえ、相手を許さないことに対して快感すら感じていることがあります。
でも世の中に絶対的に正しいものなど存在しないわけであって、そんな正義感は単なる自己満足でしかありません。
「許せない」というのは、自分で自分に「重りのついた鎖」をつないでいるような状態です。
他人の一挙手一投足にいら立っては、自ら鎖をつなぎに行くんです。
はたから見ていて滑稽だと思いませんか?
「その鎖外せば?」って思うんですが、本人はいつまで経っても重りを引きずりながら歩いているんです。
ずーっと同じことで怒っている人というのは、ずっとこの鎖を引きずって歩いている人のことです。
言い換えると、ずーっとネガティブチャンネルに周波数を合わせている人のことです。
「ゆるす」ということをするだけで、その鎖は外れるし、チューニングもネガティブチャンネルから変わるのに、その「ゆるす」ができないんです。
そして、そんな状態にいるから言動もさらにネガティブになって負の連鎖が始まります。
ゆるす
あえて説明するまでもないんですが、このネガティブチャンネルに合わせるのを避けるためには、ただ許せばいいだけです。
過去の出来事にいつまでもこだわる人がいますが、その人は「ゆるす」ことをしないかぎり過去に縛られて生きていくことになります。
過去と鎖でつながれていますからね。
「許さない」ことに対するメリットって何でしょうか?
もし仕返しをして気持ちがすっきりすることがあっても、それって自分の人生にプラスにならないと思います。
あなたが許さないと思っている相手は、あなたのことを何とも思っていないかもしれません。
そうなると、あなただけが重い鎖を引きずるだけで、相手がスイスイ歩いているのを眺めることになるだけです。
そんな鎖はさっさと外して楽になっちゃえばいいんです。
テレビの話に戻すとチャンネルというのは周波数のことです。
周波数というのは伝染します。
つまり誰かがネガティブな周波数にいたら、周囲にいる人まで影響されてネガティブな周波数に引き寄せられてしまいます。
そうなるともはやネガティブでいることは罪です。
人生というのは小さな出来事に対する選択の積み重ねの結果です。
ネガティブになることがあったとしても、すぐにニュートラルに戻れば大丈夫です。
ずっとネガティブを積み重ねるから、深い谷底に落ちてしまうんです。
とにかく「ゆるす」こと。
「許せない」というのは、常に他人に自分をコントロールされているということでもあります。
さっさと許して鎖を外せば、他人に影響されることもなく自由になることができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。