潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

心の歯車が狂いだす理由



人間は「赤ちゃん」の状態が最も完璧な姿です。

最も神に近い状態であると言えるのではないでしょうか。

 

常にワクワクした状態で波動も高く、周りの人から愛されているのでセルフイメージも最高潮に高いです。

そして、どんなに失敗してもくじけることがありません。

だから、常に進化成長しつづけていて願望達成能力も高いです。

 

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しかし、そこから年を取るにつれ、徐々に人間世界に染まっていきます。

 

あんなにピュアで無邪気だった赤ちゃんが、大人になると心が荒んでしまうのはなぜでしょうか?

 

生まれたときは生きる喜びでいっぱいだったのに、大人になると生きることに苦しさを感じるのはいったいどうしてでしょうか?

 

 

 

 

心の歯車が狂い始める理由

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もともと完璧な状態にあった赤ちゃんは、人間社会に染まるにつれて徐々に心の歯車が狂い始めていきます。

 

少しずつ狂い始めた歯車は、やがて完全にかみ合わなくなってしまいます。

歯車がかみ合わない機械は壊れてしまうのと同じように、人間の心も機能しなくなってしまいます。

 

しっかりと自分の内面に向き合ってきた人は、大人になっても歯車が狂うことはありません。

 

それは常に自分の気持ちや感情を大切にしてきたからだと言えます。

 

心の歯車が狂ってしまうのは、「意識が外に向いている」ことが原因です。

 

意識が外に向くとどんどん苦しくなる

意識が外に向く一番わかりやすい例は「他人との比較」です。

 

例えば、あなたが絵を描くことが好きだったとしましょう。

好きなことをやっているときというのは、時間を忘れるぐらい楽しいものです。

 

何かに夢中になって没頭していると、脳内に快楽物質であるドーパミンが分泌されます。

 

要するに「幸せ」を感じているということです。

 

ただ自分の好きなことだけを楽しんでいる瞬間は、意識は完全に自分の内側だけに向いています。

 

しかし、もしそこにあなたよりも絵が上手な人が現れたとしたらどうでしょうか?

 

あなたは自分とその人を比較し、「自分の絵は全然上手くない」と自己否定をしてしまいました。

 

そして、その出来事によって絵を描くことを楽しむことができなくなりました。

常に自分以外の誰かと自分を比較し、勝った負けたの勝負を繰り返す生き方を選択してしまったからです。

 

そもそも他人が自分よりも絵がうまいかどうかということは、自分の人生にとってどうでもいいことです。

 

他人に勝つことよりも、絵を描くという行為を楽しむことの方が、

自分の人生にとって何倍もプラスになります。

 

もしあなたが自分より優れている人物との比較のせいで、自分の才能である「絵を描く」という行為をやめてしまったのなら、こんなに不幸な話はありません。

 

ただ純粋に好きなことに没頭していれば幸せを感じることができていたのに、

意識を外に向けてしまったがゆえに、その幸せは消えてしまいました。

 

外側の世界をコントロールしようとしない

赤ちゃんの時は外側の世界を無理やりなんとかしようとはしませんよね。

自分のやりたいことをやりたいときにやる、ただそれだけです。

 

お金のことで心が乱れるのも、

人間関係にストレスを感じるのも、

すべては外側に意識が向いていることが原因です。

 

自分の内面がしっかりと整っていれば、お金があってもなくても幸せを感じることができます。

 

それを「お金を稼がないといけない」と、意識を外側の世界に向けてしまうから、

心に余裕がなくなってしまうのです。

 

外側の世界をなんとかしようとすればするほど、人生はうまくいかなくなります。

なぜなら、外側の世界は自分の力でコントロールすることができないからです。

(正確には、自分の「あり方」によって外側の世界を変えることはできます)

 

他人を自分の思い通りにコントロールしようとするからストレスを感じます。

 

それは他人に期待しているから起こる現象です。

 

他人が自分の思い通りに動こうか動かまいが、自分の在り方が常に一定なら人間関係にストレスを感じることもありません。

 

 

 

 

上司にどんなに叱責されても、「自分は素晴らしい」と自分自身で思っているならば、心が傷つくこともありません。

 

究極の選択

ほとんどの人は自分よりも他人を優先する傾向にあります。

 

自分と相手という2人の人物がいて、どちらかを殺さなければならないとき、

多くの人は自分を殺すことを選択します。

 

もちろん、物理的に殺すわけではありません。

実際には「我慢」という形で、自分よりも他人を尊重してしまいます。

 

真面目な人ほどこの傾向が強いです。

 

「自分好きな人間は嫌われる」

「利他的な人間こそあるべき姿」

「我慢は美徳」

 

という(間違った)常識が、人々に誤った選択をさせてしまいます。

 

自分を大切にして満たされている人ほど、他人に優しくできます。

自分を抑えて無理に我慢して心が疲弊してしまった人は、他人に対して攻撃的になります。

 

どちらが人類にとってプラスになるでしょうか?

 

我慢することによって、相手にいい思いをさせることはできるかもしれませんが、

そのストレスを他の場所にぶつけて、悪い影響を与えてしまうのなら人類全体で見るとマイナスになります。

 

 

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自分の内側に意識が向いていれば、自分よりも他人を優先することはありません。

 

自分の気持ちを優先することと、自己中心的にふるまって他人に迷惑をかけるということは全く別です。

 

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意識のバランス

おそらく自分の内側に意識の比重を置いている人は、極めて少数なのではないかと思います。

 

ほとんどの人は自分の外側ばかりに意識を向けています。

10:90とか、ひどい人になると0:100の場合もあります。

 

僕たちが幸福感や充実感、満足感や達成感を感じるとき、

それらの感情は常に自分の内側にあります。

 

それらの感情を外側の世界にどれだけ探しても、見つけることは絶対にできません。

 

お金や人間関係など、外側の世界を自分の思い通りにコントロールしたいと願うのは、

結局これらの感情が欲しいからというだけの話です。

 

意識のバランスは常に内側に比重を置かなければなりません。

物理世界で生きていく必要があるので、外側の比率を0にすることはできませんが、

できる限りその比重を少なくする必要があります。

 

多くの人はその真理に気づかず、むしろそれと真逆のことをしてしまっています。

 

自分の在り方さえ整っていれば、外側の世界がどうであろうと自分の心がブレることはありません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。