潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

与えることこそ至極の幸福



「信頼残高」という言葉があります。

 

ビジネスの世界で使われることがある用語で、

顧客との信頼関係を表すときにお金を信頼に置き換えて、

信頼残高と表現します。

 

もちろん数値化できるものではないし、

可視化されていないので、

あくまでもバーチャルな存在であって、

実際に存在するわけではありません。

 

様々な人の話を聞くうちにわかったのですが、

どうやらこの「信頼残高」は、想像上のものではなく、

実際に存在するようなのです。

 

 

 

信頼残高

信頼残高が一定額貯まるとその信頼が、

お金という形に変わって宇宙銀行から引き落としされて、

自分のところにやってきます。

 

信頼残高を貯めるもっともベーシックな方法は、

「与える」ことです。

 

その人にとって有益な情報を無料で提供することにより、

徐々に信頼残高が貯まっていきます。

 

経済的に豊かな人ほど、与えることが上手です。

 

世の中に価値提供をしているからこそ、

その対価として多額のお金を受け取っています。

 

彼らは裕福になったから与え上手になったわけではなく、

与え上手だから裕福になったというのが正しい解釈です。

 

これがお金を引き寄せる秘訣、一種の宇宙法則です。

 

発信したエネルギーが返ってくる

ほとんどの人はお金を、

「奪おう」もしくは「与えないよう」にと考えています。

彼らを総称してクレクレ君と呼びます。

 

これは前述した宇宙法則に逆らうことになり、

この姿勢でいる限りお金がやってくることはありません。

 

お金が欲しいのならば、まず最初に与える必要があります。

これが正しい順序です。

 

ただ、与えた相手からお金が入ってくるわけではなく、

まったく別の角度からお金がやってきます。

 

これはお金というエネルギーが世の中を循環しているためです。

 

この宇宙には「自分が発信したエネルギーが返ってくる」という法則があります。

 

与えるというエネルギーを発信するから、

そのエネルギーが返ってきて与えられる出来事が起こり、

奪おういうエネルギーを発信するから、

そのエネルギーが返ってきて奪われる出来事が起こります。

 

つまり、出来事があったから反応が起こるわけではなく、

反応したエネルギーに従って出来事が起こるということです。

 

受信→発信の順番ではなく、

発信→受信の順番です。

 

 

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陰徳を積む

もっとも効果がある方法は、「陰徳を積む」ことです。

 

陰徳を積むとは、人知れず良い行いをするということです。

 

陰徳を積むとはいっさい見返りを求めない行為です。

 

誰も見ていないところで良い行いをすることは、

見返りを求めていたらできません。

 

自我や執着が強いと陰徳を積むことができません。

それは、「認められたい」とか「見返りがほしい」と思っているからです。

 

「見返りが欲しい」=何かを貰おうとしているということです。

「何か」とは物かもしれないし、金銭だったり名誉の場合もあります。

 

 

でも「何か」が欲しいと思っているということは、

奪おうとしているのと同じことです。

 

まだ「与える」という行為をしているだけ、

前述したクレクレ君よりもマシです。

 

たとえ見返りを期待した「与える」でも、

何かしらの形でリターンは戻ってきます。

 

しかし、自我や執着があるので、

陰徳ほどリターンは大きくありません。

 

自我や執着を手放す最強の方法は、

募金をすることです。

 

 

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しかも、自分がそれなりに「痛い」と感じる金額を募金しなければなりません。

 

コンビニで余ったおつりを募金するのは、小銭が邪魔だからですよね。

それでは執着を手放すことはできません。

 

最初は募金をするたびに痛みを感じますが、

繰り返し行っているうちに執着がなくなり、

募金をすることに何の痛みも感じなくなります。

 

奪うのは自分だけ、与えるのは自分と相手

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奪う、もしくは貰うという行為は、

自分だけしか幸せにならない、非常に抽象度の低い行為です。

 

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だからこそ、自分の財布のサイズも大きくならず、

大きなお金がやってくることがありません。

 

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抽象度を上げてより高い視点から見ることのできる人は、

財布のサイズが大きくなり、たくさんお金が入ってきます。

 

貰うという行為は自分だけしか喜びを感じないのに対し、

与えるという行為は自分と相手の両方が喜びを感じることができる行為です。

 

自分が与えた相手が喜びを感じることで、

その人がさらにその先にいる人に喜びを与えるなら、

自分の行った「与える」行為は非常に大きな社会貢献をしたことになります。

 

「貰う・奪う」という最も抽象度の低い行為を1とするならば、

与える行為によってその数値は2になったり、

10になったりします。

 

貰ったものはなくなるが、与えたものはなくならない

どんなにお金を持っていても、

そのお金をあの世にもっていくことはできません。

 

僕たちが持っているもの(もらったもの)は、

命の消滅とともにすべて失われます。

 

それに対し与えたものはいつまでも残り続けます。

 

自分がこの世からいなくなっても、

与えられた人が生き続ける限り、

その存在が消えることはありません。

 

例えばあなたが大成功して、

幸せな人生を生きる方法を若い世代に教えたとします。

 

そうすると、あなたがこの世を去った後も、

その教えは若い世代の人々の中で生き続けることになります。

 

もし彼らが次の世代、そしてそのまた次の世代と

その教えを継承していったならば、

あなたが与えたものは何百年も残り続けることになり、

数世代にわたりたくさんの人を幸せにしたことになります。

 

無形物だけでなく有形物も同じです。

 

親の形見というものがありますが、

それが代々受け継がれていったのならば、

与えたものは永遠に残り続けることになります。

 

幸せに対する大きな誤解

ほとんどの人は手に入れることこそが幸せだと思っています。

 

しかしそれは真実ではなく、

本当の幸せとは「与える」ことを通してしか感じることはできません。

 

人間は「与える」という行為を行ったときに、

最も幸せを感じるように作られているのです。

 

使いきれないほどのお金を手にした大金持ちが

口をそろえて言うのは、

「お金を持っていることに(心から)幸せを感じられない」

ということです。

 

そんな彼らが喜びを感じるのは、

お金を手に入れた時ではなく、お金を与えた時だそうです。

 

あなたが同じ立場になったと想像してみてください。

 

何もしなくても大金が入ってきて、

欲しいものは何でも手に入ります。

 

最初はその暮らしに喜びを感じるかもしれませんが、

しばらくその状況が続くと、必ず空しくなるはずです。

 

そうすると、もっと世の中の役に立ちたいと思うようになります。

人間には自己実現欲求があるからです。

 

あなたは自分のお金を募金するようになります。

 

そして、ふとある時自分が募金したお金の行く先を想像するのです。

 

あなたの募金したお金によって、

貧しい国の子供たちが学校で勉強している姿が

頭の中に浮かんできます。

 

子供たちが嬉しそうに勉強している姿を想像したら、

とても幸せな気持ちになりませんか?

 

あなたが払ったお金で、

医療が充実していない地域の人々が救われたとしたら、

その光景をイメージして絶対に幸せな気持ちになるはずです。

 

世の中の人の多くが誤解しているのは、

「手に入れる」ことが本当の幸せだと思っていることです。

 

それも確かに幸せの一つですが、

人間が最上の喜びを感じる瞬間は、

「手に入れた」瞬間ではなく、「与えた」瞬間です。

 

 

お釈迦様が弟子に托鉢修行をさせたとき、

裕福な家ではなく、貧しい家の前で托鉢するように命じました。

 

それは、貧しい人々に「与える」喜びを教えるためだったからだそうです。

 

与えるという行為は表面上だけ見ると、

すごく損をしているように思えます。

 

しかし、実は与える人のほうが得するようになっているというのが、

この宇宙の絶対法則なのです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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