今年も残すところあとわずかですね。
今日は久しぶりに感謝リストを書きだすワークをやってみました。
そのワークを通して気づいたことがあるので、
今日はそれをシェアしたいと思います。
感謝ワークを通して、僕が今まで考えていた「感謝リストをやる意味」とは違う別の視点があることに気が付きました。
感謝リストをやる理由
僕が今まで考えていた感謝ワークをやる理由についてお話ししていきます。
波動が上がる
感謝リストとは、「今すでに持っているもの」に対して感謝をするワークのことです。
人間は欠乏感を感じ執着すればするほど波動が低くなります。
自分の波動が低くなると、波動が低い(=ネガティブ)なものを引き寄せやすくなります。
感謝をすると波動が高くなります。
心が温かくなり外側に広がっていくような感覚を覚えます。
感謝リストをやることで自分の波動状態が良くなり、
望む現実を引き寄せやすくなることがこのワークの恩恵の一つです。
意識のフォーカスが変わる
感謝リストに書きだす内容は、普段僕たちが当たり前のように享受しているとりとめもないようなことばかりです。
ないものねだりをするから不満を感じるだけで、
僕たちはすでに十分に満たされた生活を送ることができています。
感謝ワークをすると、その「当たり前」に感謝できるように意識が変わります。
それだけでなく、意識の焦点も変わるので、
日常に起こる出来事のプラスの面を見つけやすくなります。
この世の中は認識で出来上がっていて、
プラスかマイナスかは解釈によって変化します。
同じ出来事でも裏から見るか表から見るかで、
プラスにもマイナスにもなります。
感謝ワークをすると物事の良い面を見る癖がつくので、
不運な出来事もプラスに解釈できるようになります。
感謝リストの先に見えたもの
感謝リストを書きだしてそれを眺めていると、
ある共通点があることに気が付きました。
「自分一人の力で手に入れたものは何もない」と。
つまり、「自分だけの力で成し遂げたものは何一つない」ということです。
言い換えると、「すべて誰かのおかげで成り立っている」ということです。
例えば、「毎日おいしいご飯が食べられる」と感謝リストに書いたとします。
おいしいご飯が食べられるのは、
料理してくれる人や食材を作ってくれた人、
そしてその食材を買うお金を与えてくれた人がいたおかげです。
もちろん、そのお金を稼いだのは自分の力ですが、
そもそもお金を払ってくれる人がいなければ成り立たないわけです。
どんな大富豪の人でも同じです。
彼らが裕福なのは、彼らに対してお金を払ってくれる人々がいるからです。
結局人間は、自分一人では生きていくことができない生き物なんです。
だからこそ、他の動物と違って社会性があるのだと思います。
人間関係(?)に悩む動物を見たことがありませんよね。
人生を自分の力でコントロールしようとしない
「人生を自分の力でコントロールしようとするとうまくいかなくなる」
と言われています。
人生を自分の力でコントロールするのは、
「自分でオールを漕いで流れに逆らうようなものだ」という比喩がよく使われます。
そうではなくて、人生を信頼して流れに身を任せるのが人生がうまくいく秘訣だと言われています。
流れに身を任せるとは怠惰な生き方をするということではありません。
ワクワクの感情に従って生きるということです。
ワクワクに従って生きていれば、
自分にとって必要な行動を自然ととるようになるからです。
これは「Want to」の状態です。
一方、人生をコントロールしようすることは、
「なんとかしなければならない」=「Have to」の状態です。
でも、人生において自分の力でなんとかできることなんて何もないんです。
どんどん苦しくなり人生がうまくいかなくなるのです。
ワクワクの感情に従って生きていれば、それが世の中に対する貢献になります。
そして自分の与えたものが返ってくる、ただそれだけです。
「自分の力で成し遂げたものは何もない」ということは、
僕たちは宇宙に生かされているということです。
感謝リストをやる本当の意味は、そのことに気づくことでないかと思います。
今年も残すところあと2日(日本の方はあと1日)になりました。
締めくくりとして今年1年の感謝できることを書きだしてみたら、
新しい世界が見えてくるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。