まず最初にこちらの音声を聞いてください。
音声の内容はビジネス向けになっていますが、
伝えたいメッセージはビジネス以外にも応用できます。
言葉の定義づけが曖昧だと、
具体的に何をすればよいのかわからなくなります。
その言葉の抽象度が高ければ高いほど、
言語化して定義づけを明確にしておく必要があります。
あなたにとって「幸せ」とはなんでしょうか?
幸せということは非常に漠然としていて抽象的です。
この言葉に対する定義づけが明確でないと何が起こるか?
他人の考える「幸せ」を自分の幸せだと錯覚してしまいます。
一般的に考えられている幸せとは、
経済的豊かさを指しています。
しかし、人によっては経済的豊かさよりも、
家族と過ごす時間のほうが大切だったり、
好きなことに没頭することのほうが喜びという場合もあります。
もし幸せを正しく言語化できていない場合、
他人の考える幸せの定義を自分に当てはめて考えてしまいます。
家族と過ごす時間があっても、
好きなことに没頭する時間があっても、
経済的に豊かでないというだけで、
いまいち幸福感を感じることができなくなります。
他人の考える幸せの定義を前提に生きるならば、
家族や趣味に費やす時間を犠牲にして、
お金を稼ぐことを最優先するかもしれません。
しかし、それは必ずしも自分にとっての幸せとは呼べないはずです。
定義づけが明確でないと、
取るべき行動がわからなくなります。
あなたにとって成功とは何でしょうか?
人によっては1千万円稼いだら成功という人もいれば、
1億円稼がないと成功とはいえないと考える人もいます。
でも、いくら稼いだとかは実は重要ではなく、
自分が成功だと思えばそれが成功になるわけです。
そこの定義づけが明確でないから、
他人の考える成功の基準を物差しにしてしまい、
自分は成功していないと考えてしまうわけです。
今満足な結果が出せていなかったとしても、
将来的に大きな成果を手にするのであれば、
今の自分はすでに成功していると考えることもできるわけです。
言語化することは自分軸で生きることでもあります。
他人が考える幸せや成功の定義に振り回されなくなるからです。
他人に何と言われようが、
自分が幸せを感じているなら、
それは幸せと呼べるということです。
定義づけが明確でないと軸がぶれてしまうので、
他人に何か言われたときに「そうかもしれない」と、
他人軸で考えるようになってしまいます。
人生は自分でコントロールすることができます。
自分が幸せだと思えば、
誰でも幸せになることができるからです。
他人がどう考えるかは関係ありません。
自分にとっての幸せとは何かを言語化してみてください。
定義づけが明確になれば、
他人の意見に振り回されることがなくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。