人生はバランスなのでうまくいく日もあれば、
全然うまくいかない日もあります。
自分の状態だけではなく、
様々な要因が絡み合っているので、
こればかりはどうしようもありません。
うまくいかない1日があったとき、
ただ嫌な気分で過ごして終わるか、
そこから何かを学び取って成長の糧にするかで、
その後の人生に大きな違いをもたらします。
僕たちは物事がうまくいっているとき、
「考える」ということをしなくなります。
考えることはエネルギーがいるし、
考えなくてもうまくいくからです。
つまり、考える力が養われないということです。
いざ問題に直面したときに乗り越えることができず、
そのままあれよあれよと転落してしまうこともあります。
うまくいかない1日を適度に経験し、
考える習慣を身に着けることで、
人間力が磨かれていきます。
偉人たちは最初から最後まですごい人で、
最初から最後までうまくいっていたか?
そんなことは決してなく、
凡人には理解できないような逆境を
乗り越えてきたからこそ偉人になったのではないかと思います。
「壁がやってきたら逃げるのではなく乗り越える」
一度乗り越えることができた壁は、
2回目以降は壁でなくなります。
壁から逃げてしまうのは、
自分のことを信頼していないからでしょう。
「自分に乗り越えられるわけがない」
そう思っているから、
「乗り越える」という選択ではなく、
「逃げる」という選択をするのだと思います。
うまくいかない1日には学びのヒントがたくさんあります。
何も意識しなければただ嫌な気分で過ごして終わりですが、
アンテナを立てていればたくさんの気づきが得られます。
しかもその気づきは自分に大きなプラスをもたらす場合が多いです。
「気づき=ギフト」と考えるならば、
最悪の1日を最高の1日に変えることができます。
そういう習慣を繰り返していると、
うまくいかない1日が来たことを喜べるようになります。
「よっしゃ、学びのチャーンス」
みたいな感じです。
結局人生というのは自分がどう考えるかがすべてなので、
自分に都合のいいように考えたほうがいいです。
うまくいかない1日すら喜びに変えることができたら、
人生常にハッピーでいられるはずです。
大きな問題に直面したときは深刻に考えすぎないこと。
深刻に考えすぎてしまうと恐怖で動けなくなります。
緊張でガチガチになっていたら、
力を発揮することはできません。
リラックスしている状態のほうが、
思考もクリエイティブになります。
肩の力を抜いて、
「この状況を楽しむ」
ぐらいの気持ちでいるのが良いです。
僕たちが究極に恐れているのは「死」です。
でもその瞬間は必ずやってくる。
どんな人であっても逃れることはできません。
一番の問題は「死」そのものよりも、
その瞬間が訪れ人生を振り返ったときに、
満足しているか後悔しているかだと思います。
だから、楽しめることはとことん楽しむのがいいと思います。
問題というのは必ず起こるし、
人生のステージがあがるほど、
その問題は大きくなっていきます。
うまくいかないときというのは必ずあるのだから、
それとどう向き合うかを意識して過ごすことはとても大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。