潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

他人はコントロールできないが、自分はコントロールできる



他人は自分の思ったようにコントロールすることはできません。

自分の人生に起こる出来事も自分の思ったようにコントロールできません。

 

でも、僕たちは無意識レベルでこれらのことを自分でコントロールしようとしてしまっています。

 

だから、他人が自分の思い通りに動かなければイライラするし、

人生が思い通りに行かないことに対して漠然とした怒りを感じています。

 

自分のコントロールできないことに意識を向けると、必ずストレスを感じます。

 

人間関係に問題を抱えているとき、僕たちは相手を変えようと必死になります。

でも他人をコントロールすることはできないので、相手が変わることはありません。

 

そして、相手が変わらないことで、より一層ストレスを感じることになります。

 

人間関係にストレスを感じる原因

僕たちが人間関係にストレスを感じる理由は2つです。

 

  • 自分は正しいと思っている
  • 他人を思い通りにコントロールしたいと思っている

 

これは人間だれしもが本能的にもっている特徴と言ってもいいと思います。

 

「自分が正しいと思っている」というのは説明を補足しないと誤解を招くかもしれないので、簡単に説明を補足しておきます。

 

厳密にいうと、「正しいと思っている」というよりは、「自分は悪くない」と思っているということです。

 

人間は否定されることに対して恐怖を感じます。

 

「自分が悪い」と思うことは、自分で自分を否定することと同じです。

だから「自分が悪い」と認めたくないということです。

 

よく聞く愚痴で「自分の給料が悪いのは国のせいだ」などと言っている人がいますが、

あれもこの「自分は悪くない」と思っている特徴の表れです。

 

同じ国に住んでいても成功している人もたくさんいるのだから、

必ずしも国のせいで自分が不運な目にあっているわけではない、

ということは客観的に考えればわかるはずです。

 

でもとりあえず何かのせいにすることで、「自分のせいだ」ということを認めなくてすみます。

 

人間関係でも同じことが起こっています。

 

「自分がイライラするのは相手のせいで自分は悪くない」と思っているから、自分を変えようすることをせず、相手をコントロールしようとしてしまうということです。

 

人間関係を改善する本当の目的

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僕たちはなぜ「人間関係を改善したい」と思うのでしょうか?

 

「相手を自分の思い通りにコントロールする」というのは、本当の目的ではありませんよね。

 

相手が自分の思い通りに行動することで得られる結果があるから、相手をコントロールしたいと願っているだけです。

 

物事の表面しか見ていないと、その本当に欲しいと思っている「得られる結果」が見えなくなります。

 

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人間関係を改善したいと願う本当の目的は、ざっくり表現すると「良い気持ちでいたい」というだけです。

 

つまり、相手が自分の思い通りに振舞うことがなくても、自分が良い気分でいられれば、それでいいわけです。

 

しかし、僕たちは「自分がいい気分でいられないのは、相手が自分の思い通りに行動しないからだ」と無意識で感じています。

 

自分に原因があると思っていないから、自分を変えようとは思わないし、

他人に原因があると思っているので、コントロールできない他人をコントロールしようとします。

 

受け取り方、発信の仕方は自由

確かに他人の言動というのはコントロールできません。

 

そして、出来事そのものは1つしかありません。

 

でも、その出来事に対する受け取り方、受け取った後の発信の仕方というのは無限にあります。

そして、受け取り方・発信の仕方は自分で選択することができます。

 

僕たちは、自分に対して否定的な発言をされたとき、反射的に怒りを感じています。

その怒りを相手にぶつける人もいれば、ぐっとこらえて心にフラストレーションを感じる人もいます。

 

でも、それって相手の在り方によって自分の在り方が変わっているという生き方です。

 

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相手の発言に対して怒りを感じるのは、その怒りの種が自分の中にあるからです。

つまり、怒りの原因は相手ではなく自分にあるということです。

 

例えば、背が高い人に「チビ」と罵倒したところでその人は何も感じませんよね。

自分がチビだと思っていないからまったく気にならないわけです。

 

でも、背が低くて悩んでいる人に対して「チビ」と言ったら、ひょっとしたらその人は怒るかもしれません。

それは、自分が触れられたくないコンプレックスを相手に攻撃されたから起こる現象です。

 

この例からもわかるように、他人の言動そのものが問題なのではなく、その言動を自分がどう受け取ったかが問題であるということが言えます。

 

だから、上司に「お前は仕事ができないやつだ」と罵倒されたとしても、

それを心の奥底まで入れなければ、怒りや悲しみの感情を感じることはないということです。

 

真面目な人ほど、他人の言動を真に受ける傾向があります。

 

相手の言うことに耳を傾けることも大切ですが、

それが自分にとって害を及ぼすものなのであれば、

必ずしもその言動を受け入れる必要はありません。

 

究極の目的は「いい気分でいること」なのだから、他人がなんと言おうが自分がいい気分でいることを心掛けていればいいだけです。

 

そして発信の仕方も無限にあり、自分で選択することが可能です。

 

自分を攻撃してくる相手に対して、怒りをぶつけることもできれば、

笑顔で「ご指摘ありがとうございます」と返すこともできます(心からそう思っていなくてもいい)。

 

現実レベルで考えてみても、自分が怒りをぶつければ相手も不快な気分になりますよね。

そして、嫌な気分を感じている相手はやがてその感情を自分にぶつけてきます。

 

自分が発信したものが自分に返ってくるというのはそういうことです。

 

笑顔で接していれば相手もいい気分になります。

いい気分になった相手は、いい気分の状態で自分に接してくれるようになります。

 

したがって、自分の在り方を変えることによって、結果として相手を間接的にコントロールしているということです。

 

人間関係は自分関係です。

 

そして、どうアウトプットするかは自分で選択できます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。