多くの人は自分に対する自己評価が低いです。
謙遜で言っている場合もありますが、
心の底から「自分は大したことない」と信じている人も少なくありません。
その思い込みによって自分の限界を決めてしまい、
自分に秘められている能力に制限をかけてしまいます。
他人と自分を比較したとき、
自分のあまりのできなさを自覚して、
自己否定してしまうことがあります。
しかし、マイナスに解釈したところで、
状況が改善するわけではありません。
ますます自信を失いセルフイメージは下がっていきます。
もしあなたが自分を「できない人」だと思っているなら、
今日からその考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
できない人ほど幸せな理由
なぜ「できない人ほど幸せ」なのか?
それは人生の伸びしろがたくさんあるからです。
できないことが多ければ多いほど、
成長の余地が十分にあるということです。
できないことができるようになる。
それは人間にとって大きな喜びです。
できない人ほどその喜びをたくさん味わうことができるということです。
100点満点のテストで90点を取る人は、
10点しか伸びしろがありません。
10点しかない人は90点の伸びしろがあります。
90点の人が80点を取ったら落ち込みますが、
10点の人が40点を取ったら喜ぶはずです。
他人と比較したら40点は大したことないかもしれません。
しかし、自分の過去と比較するならば、
その点数は大きな進歩であると言えます。
未来のワクワクが増える
1年後の自分が今と別人になるぐらい成長してるとしたら、
未来に対してとてもワクワクしませんか?
人間には成長欲求というものがあるので、
成長することは我々にとって喜びの一つでもあります。
伸びしろがたくさんあるということは、
それだけ未来にワクワクできるということです。
すでに「できる人」は伸びしろが小さい分、
感じられるワクワクも少なくなります。
もし伸びしろが一切ないのであれば、
未来で待っているのは今と変わらない自分か、
今よりも退化している自分になります。
そっちのほうがむしろ絶望ではないでしょうか?
成長はジワジワと現れるもの
多くの人は、努力した分だけそれに見合った結果が「すぐに」現れると思っています。
ポイントは「すぐに」という部分です。
成長というのはジワジワと現れるもの。
それは目に見えないぐらい小さな変化です。
「成功は一夜にして成らず」
と言われるのはそういうことです。
素人がどんなに努力をしたとしても、
たった1か月でプロ野球選手並みのスキルを身に着けるのは不可能です。
この「ジワジワとした成長」を実感することができないと、
途中で諦めてしまう可能性が高くなります。
「やってもやっても結果がでない」
という状況が長く続くからです。
実際は少しずつ成長しているので、
徐々に成功に向かって近づいているわけですが...。
なぜ神は人間を不完全な存在にしたのか?
地球上には80億近い人間が存在するのだから、
ひとりぐらい完璧な人間がいてもよさそうなものです。
しかし、たったの一人も完璧な人間は存在しません。
もし神様が存在するとして、
なぜ神様は人間を不完全な存在にしたのでしょうか?
その理由は様々あると思いますが、
「成長する喜び」を感じさせるという意図もあるのではないでしょうか?
そう考えると「できない自分」という存在は、
神の愛であると考えることができるのではないでしょうか?
まとめ
人間には計り知れない潜在能力が秘められています。
その潜在能力を活かすことができるかは、
どれだけ自分の成功を信じられるかにかかっています。
自分で自分の可能性にフタをしてしまっている人は、
潜在能力を活かすことは難しいです。
未来に無限の可能性を感じることができれば、
人生はとても楽しいものになると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。