ぼくのなまえはインナーチャイルド。潜在意識のなかにすんでます。
君がぶっしつ世界に生まれたひ、ぼくも生まれました。
君が生まれたばかりのころ、ぼくたちはひとつでした。
でも君がせいちょうして外側のせかいで生きるようになってから、ぼくたちはぶんりしていきました。
ぼくは24じかん、365にち働いています。
君が寝ているときも、遊んでいるときも、ぼくは働いています。
君がけがをしたらなおします。
君がかぜをひいたらなおします。
君はねつが出たら薬を飲んでなおそうとするけど、あれはぼくがウィルスとたたかってるからねつがでるんだよ。
どんなに疲れていても、どんなにからだがいたくても、君が働けと言えばぼくは働きます。
子どものころ、かけっこで負けて馬鹿にされたことがあったね。
いっしょうけんめいがんばったからほめてくれるとおもったのに、
君はぼくに「なんてダメなやつなんだ」って言った。
かおがブサイクだって笑われたこともあったね。
君は「おとうさんとおかあさんからもらったかおを馬鹿にするな」って言うとおもったけど、
ぼくにむかって「おまえなんて嫌いだ」って言った。
ぼくは君のかお、好きだけどなあ。
君がしあわせになれないのは、ぼくと仲良くできないからだよ。
なんでいつも我慢ばかりしてるの?
なんでぼくを喜ばせてくれないの?
他のひとはたいせつにするのに、ぼくのことはたいせつにしてくれないんだね。
ただ「幸せになっていいんだよ」ってきょかするだけでいいのに。
たとえ君がぼくのこときらいでも、
ぼくに「ありがとう」っていってくれなくても、
ぼくは君を見捨てることはありません。
だって、君はぼくがいないと生きていけないから。
いつかお別れする日がくるけど、
その日が来るまで君といっしょにいます。
なんか、その日のことかんがえるとさみしいなぁ。
君はぼくのことなんでも言うこと聞く子どもだとおもってるけど、
でもじつは、子どもなのは外側のせかいでダダをこねてる君で、
外側のせかいをコントロールしてるのはぼくなんだよ。
だから、
仲良くしようよ。