多くの人が誤解している2つのこと。
・お金=幸せの尺度
・幸せは自分の外側にある
この考え方を持っていると、
自分の幸せを遠ざけてしまうことになります。
「お金と幸福度は比例する」
これは完全なる思い込みであり、
そう思わせることによって、
都合よくコントロールされているのです。
お金のためにストレスまみれでやりたくない仕事をする。
「仕事とはそういうものだ」
僕たちの世代もそういう価値観を持っている人が多いですが、
それは完全なる思い込みにすぎません。
すべての人が自分の好きな仕事ばかりしていたら、
社会や経済が回らなくなる。
だからこそ「仕事=苦労」という価値観を持たせる必要があるわけです。
お金とは幸せのために使うもの。
もちろんお金は大切です。
しかし、お金のために自ら不幸の道を選ぶのは本末転倒な気がします。
幸せは自分の内側に存在する
「幸せは自分の外側にある」
この考え方はつまり、
「外的要因が自分の幸せを決める」
と思っているということです。
外的要因の中にはお金も含まれています。
「自分の外側の世界の物事が幸せを決める」
という考え方を持っている人は、
幸せを掴むことは難しいです。
外側の世界の物事はコントロールできず、
大抵の場合思い通りにいかないからです。
「幸せは自分の内側にある」と気づいた人は、
どんな状況に置かれていても幸せを感じることができます。
同じ出来事を体験しても感じ方は人それぞれ違います。
つまり結局のところ、
すべての現実は自分の解釈によって決まるということです。
要するに自分の内側によって、
現実が創られるということです。
自分だけの幸せを見つける
幸せに関する定義は人それぞれ違います。
お金持ちになることが幸せだと思う人がいれば、
家族と仲良く暮らすことを幸せだと思う人もいるし、
趣味に没頭することが幸せだという人もいます。
要するに人それぞれ違うということです。
他人によって植え付けられた幸せの定義を追い求めていると、
自分にとっての本当の幸せがわからなくなります。
だからこそ、「お金=幸せの尺度」だと考える人が、
非常に多いというわけです。
「自分にとっての本当の幸せとは何か?」
この質問を投げかけると、
幸せは自分の内側にあることがわかります。
自分を愛すること
自分のことが嫌いという人は多いです。
自分のことが嫌いな人は、
自分を本当の意味で理解することができません。
愛の反対は無関心。
自分のことが嫌いだということは、
自分に対して無関心であると言えます。
好きな人のことは「もっと知りたい」と興味を示すもの。
もし自分のことを好きになることができれば、
「自分をもっと知りたい」と思えるに違いありません。
自分が嫌いで自分に無関心な状態だと、
自分のことがわからなくなってしまいます。
- 自分が何を好きで何に向いているのか?
- どんなことに喜びを感じるのか?
- 自分の大切にしている価値観は何か?
こういったことがわからないのに、
幸せになることは不可能であると言えます。
まずは自分自身に興味を示すこと。
そのためには自分を愛する必要があります。
他人と比較しない
自分の幸せは内側にあるのだから、
他人はいっさい関係ありません。
自分が幸せを感じるなら、
他人との優劣などどうでもいいことです。
人間とは往々にして自分と他人を比較するもの。
そして、その優劣によって、
喜んだり落ち込んだりしてしまうのです。
「上には上がいる」
つまり、他人との比較で一喜一憂してる限り、
永遠に幸せなど感じられないということです。
そもそも他人に勝つ必要すらないわけです。
したがって、他人との比較は無意味だということです。
まとめ
幸せになるための第一歩は、
「自分を取り巻く環境によって幸せが決まる」
という思い込みを捨てること。
そして、
「お金は幸せの尺度ではない」
と気づくこと。
幸せは自分の内側にあると気づくことができると、
外側の世界に翻弄されることが少なくなります。
なぜなら、外側(現実)は自分の解釈によって作られているから。
外側の世界に反応して内側の反応が決まるのではなく、
内側の反応によって外側の世界が作られるというわけです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。