引き寄せの法則がうまくいかない時の対処法として言霊の力を利用するというものがあります。
以前量子力学の話をした際に、この世に存在する万物はすべてエネルギーの集合体であるとお話をしました。
当然僕たちが話している「言葉」すなわち「言霊」もエネルギーです。
音というのは空気が振動することにより、僕たちの耳に届き認識されます。
そう考えると言葉がエネルギーであるということがイメージしやすいかと思います。
そしてその「言霊」にもプラスとマイナスのエネルギーがあります。
感謝や愛の言葉を話せばプラスのエネルギーが出ますし、悪口や不平などを口にするとマイナスのエネルギーがでます。
このような実験結果があります。
2つの水が容器に入っていて、1つには「ありがとう」と語りかけ、もう1つには「バカヤロー」と話しかける。
これを数日間続けた後に両方の水を凍らせた後結晶を比較したところ、「ありがとう」と声をかけられた水の結晶は非常にきれいな形をしていたのに対し、「バカヤロー」という言葉を浴びせられた水の結晶はぐちゃぐちゃになっていたそうです。
また同じ実験をお米でしてみたところ、「ありがとう」のお米は腐るまでに時間がかかったのに対し、「バカヤロー」の米は腐るのも早かったという結果がでています。
言葉には魂が宿る、すなわち「言霊」です。
日本語は特に言葉の持つエネルギーが大きい言語であると体感的に感じています。
ですから普段から言動には細心の注意を払っておく必要があります。
この言霊の力を深く理解し、上手に活用して成功した人はたくさんいますが、
有名なのは「納税額日本一」を獲得した斎藤一人氏です。
彼の書籍や音声で頻繁に言霊の話を聞きますが、彼やお弟子さんがみな言霊の力を上手に活用して、経済的に豊かになっていることからも、言霊の及ぼす影響の大きさがわかります。
普段何気なく発している言葉に気を配っている人は少なく、若いうちから体感レベルで「言霊」の重要性を理解していたというのは驚きです。
斎藤一人氏の言霊のエピソードで有名なのが「ツイてる」の法則です。
普段から「ツイてる」と口にしていたら、自分の波動もツイてる波動になる。
大事なのはツイてないと思えるような出来事が起こったときにも、「ツイてる」と口にすることだと言っています。そうすると「ツイてる」出来事が頻繁に起こるようになる。
感情が伴う必要はない、とにかく「ツイてる」と口にすることが大事だそうです。
有名な例として「下駄の鼻緒の話」があります。詳しく知りたい方は調べてみてください。
言葉はエネルギーですから、感情は伴わなくてもいいというのは納得できます。
以前に認知的不協和についてお話をしましたが、言葉と感情に矛盾が生じる時、常に言葉が優位であるということからも説明ができます。
心では怒りの感情があったとしても「ありがとう」と口にしているうちに、怒りから感謝へと感情が変わっていきます。
さてタイトルに書いた「悪口」についてですが、悪口を言うとどうなるかはもうお分かりですね?
悪口、不平、泣き言などのネガティブな発言はマイナスなエネルギーを持っています。
怖いのは「悪口を言っている側」が最もネガティブな影響を受けるということです。
なぜなら一番その言葉のエネルギーを浴びている(言葉を聞いている)のは本人だからです。
自分が他人に対してしたことが、自分に返ってくるという鏡の法則の観点から見ても、
このようなマイナスな言動は避けたほうがいいです。
ネガティブなエネルギーを浴び続ければ、自分の波動も下がり波動の低いものを引き寄せてしまう。
まさに百害あって一利なしです。
自分の人生がうまくいかない、と感じた時は意図的に言葉の使い方を変えてみるといいです。
それを習慣化すると劇的に人生が好転していきます。
今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。