潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

「捨てること」と「失うこと」



人間は「手に入れる事にこそ価値がある」と思っていて、

捨てることの重要性に気づいている人はごくわずかしかいません。

 

そりゃそうですよね。

 

捨てるということは何かを失うということです。

失うことには痛みを感じるのが普通です。

 

だから、失うことに恐怖を感じる人はたくさんいても、

そこに価値を感じる人が少ないのは当然のことと言えます。

 

実は捨てるという行為は手に入れることと同じぐらい価値があります。

 

捨てるだけならとても簡単な行為なのに、

いざやってみようと思うとそれがとても難しいことだと思い知らされます。

 

それは捨てることに対する心理的ブレーキが大きいからです。

 

捨てること=失うことという意識が強ければ強いほど、

捨てるという行為をできなくなってしまいます。

 

 

 

捨てることが人生にもたらす恩恵

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捨てることが人生にもたらす良い影響はたくさんあります。

 

この記事における「捨てる」とはモノに対してだけではなく、

考え方や人間関係などすべてのものを対象としているとお考え下さい。

 

断捨離をすると部屋の中だけでなく気持ちもすっきりするはずです。

 

同じように人生の中から様々な不要なものを捨てると、

人生が非常にシンプルになります。

 

よけいなことを考えなくて済むのでとても楽です。

 

人生がなかなかうまくいかないのは、

自分にとって必要のないことに意識を注いでいるからです。

 

自分の持っているエネルギーが100だとします。

 

不要なものを手放し1つのことだけに集中すれば、

100のエネルギーをそこに注ぎ込むことができます。

 

しかし、それ以外に不必要なものをたくさん抱えていると、

それらに意識を奪われ100のエネルギーが分散してしまいます。

 

結果として、本当に必要なものに最大限のエネルギーを使うことができなくなってしまいます。

 

経済的成功者(お金持ち)の家が綺麗なのは、

彼らはこの「捨てる」という能力が卓越しているからです。

 

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自分に必要なものが明確な人は、

自分にとって不要なものも知っています。

 

自分に必要なものが分からない人は、

何が不要なのかを判断することができません。

 

その結果、いろんなものを抱えることになってしまい、

人生が複雑になりエネルギーをどんどん奪われていきます。

 

捨てることができない理由

捨てるという行為は僕たちが考える以上に難しいことです。

とはいえ、捨てることに対して何の抵抗も感じないこともあります。

 

僕たちは日常生活の中でたくさんのものを捨てていますよね。

 

捨てるときに抵抗を感じるものと感じないものは何が違うのでしょうか?

どちらも「失う」という結果は共通しています。

 

値段の問題でしょうか?

 

でも、思い出が詰まったモノはがらくた同然でも捨てることができないはずです。

だから、必ずしも金銭的価値のあるものに対してだけ抵抗を感じているわけではありません。

 

もっと本質的に考えてみるとわかるのですが、

思い出や金銭的価値に共通する心理的ブレーキは「執着」です。

 

 思い出の品が捨てれないことが執着であるというのはわかると思います。

 

金銭的価値があるものを捨てることができないのは、

「もったいない」とか「損をするのが嫌だ」という執着があるからです。

 

本当に捨てられないのは自分自身の執着

モノだけでなく人間関係や考え方(価値観)などを捨てることができないのは、

そこに執着があるからです。

 

「失うことに対する恐怖」と言い換えてもいいかもしれません。

 

多くの人は捨てることができないのは、

それらの対象物に原因があると思い込んでいますが、

本当の原因は執着を手放すことができていないだけです。

 

それらのものたちがどれだけ社会的価値のあるものだったとしても、

そこに執着を感じなければ簡単に手放すことができます。

 

原因は外側にあるのではなく自分の内側にあるのです。

 

捨てることは与えるためのトレーニン

捨てることへの心理的ブレーキの根本には、

失うことへ対する恐怖があります。

 

つまり、捨てることができない人は失うことに対する強烈な恐れがあるということです。

 

それは「失うこと=よくないこと」だという思い込みがあるからです。

 

冒頭でもお話しした通り、捨てることによるメリットはたくさんあります。

人生がシンプルになり余計なことを考えないので非常に楽です。

 

捨てることに強い抵抗を感じる人ほど与えるという行為ができません。

 

与えること=何かを失うことです。

 

失うことに強烈な恐れを感じている人は、

与えるときに自分だけが損をしているような気持ちになります。

 

だから与えるという行為ができないのです。

 

捨てる習慣を身に着け、手放すことへの執着を感じなくなれば、

与える行為に抵抗を感じることは少なくなります。

 

与えることは与えられることでもあります。

決して損をしているわけではありません。

 

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まとめ

僕も執着が非常に強い人間で、思い出の品などはなかなか捨てることができません。

モノにも魂が宿っているような気がして、捨てることに強烈な抵抗を感じるのです。

 

でも、いつまでも執着ばかりしていると、

そこから先に進むことができなくなってしまいます。

 

人生には様々なステージがあり、ステージごとに必要なものが異なります。

 

今必要としているものはやがて不要なものに変わり、

新たに必要なものが引き寄せられてきます。

 

ただし、「不要なものを手放すことができたら」という条件をクリアしたらです。

 

両手がふさがっているのに新しくものを持つことはできません。

それを掴むためには今持っているものを捨てなければなりません。

 

僕は捨てることが本当に苦手なので、

自分のできる範囲で少しずつ取り組んでいきたいと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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