今日はこのブログを読んでくれているあなたのために、
特別にこの世のからくりを教えたいと思います。
「人生は自分の思った通りになる」
これだけです。
人間開発の神様アール・ナイチンゲールの著書に「人間は自分が考えているような人間になる」というものがありますが、意味するところは同じです。
そして、この法則は人生の真理を探究し続けた多くの成功者たちが、同じようなことを言っています。
ちなみにナポレオン・ヒルの有名な本に「思考は現実化する」という本がありますが、
アールはナポレオンから教えを受けたうちの一人です。
人生は自分の信じた通りになる
「人生が自分の思った通りになるのなら、人間全員がお金持ちになっているはずだろ」
と思った人もいるかもしれません。
そういう人のために説明を補足しておくと、厳密には「思った通り」ではなく、「信じた通り」になるというのが正確な表現になります。
だから、「お金持ちになりたい」と思ったとしても、
心の奥底で「そんなはずはない」と思っていたら、信じているほう(=そんなはずはない)が実現するということです。
これは引き寄せの法則の大原則と同じですね。
この世はすべて思い込みでできている
実は、僕たちの人生というのはすべて思い込みでできているんです。
例えば、子供の頃から「サラリーマンになるのが当たり前」、という思い込みを持っている人が起業家になることはありませんね。
「サラリーマンになるのが当たり前」という思い込みを持っている人は、
サラリーマンとしての人生を歩みます。
いきなり歌手になったり、スポーツ選手を目指したりということはあり得ませんね。
それが良いとか悪いとかそういう話ではありません。
彼らが起業家になることがあるとすれば、「サラリーマンになるのが当たり前」という思い込みが崩れたときです。
具体的には、起業家の人と知り合うなどの機会を通して、今まで自分になかった価値観に触れるきっかけができたとき、その思い込みが崩れることがあります。
この世のすべては思い込みだと言いましたが、
「友達」なんかもわかりやすい例のひとつです。
AさんとBさんがいたとして、
AさんはBさんのことを友達だと思っているのに、
BさんはAさんを友達だと思っていないとします。
その場合、Aさんは「自分とBさんは友達」という人生を生きるし、
Bさんは「自分とAさんは友達でない」という人生を生きることになります。
同じ人間関係なのに、思い込みによってまったく違う世界(人生)を生きていることがわかりますね。
「常識」という名の思い込み
僕たちは無意識のうちに常識という思い込みの世界で生きています。
先ほど一例として出したサラリーマンなんかも、
僕の世代では常識とされていた思い込みの一つです。
別に親に強制されたわけでもないのに、
何となく大学を卒業し、なんとなくサラリーマンになったという人も多いです。
これは世間一般の常識が、「サラリーマンになるのが当たり前」という価値観を無意識のうちに我々の脳内に刷り込んでいることが原因です。
ときに、この常識という思い込みが枷となり、
そこから逸脱した人たちを苦しめます。
「結婚しないと幸せになれない」という今では古くなった常識(思い込み)で生きている人は、結婚をできない限りずっと幸せな気分を感じることはできません。
本当の原因はそこにはないのに、
何かマイナスな出来事があるたびに、
「自分が不幸なのは結婚できないからだ」とか、
「結婚できれば幸せになれるのに」と思い続けることになります。
常識が人間を苦しめるのは、自分の内面からだけではありません。
「サラリーマンになるのが当たり前」という人達に囲まれている人が、
売れないお笑い芸人として人生を歩んでいたとします。
そうすると周囲の人たちは「あんな不安定な仕事をして、あいつは頭がおかしい」と、その人のことを否定するかもしれません。
間に受けなければいいだけの話ですが、
真面目な人ほどそういう声を気にしがちです。
「自分の歩んでいる道は間違っているのかな・・・?」と周囲の声に流され、
人生の方向転換をしてしまう人も少なくありません。
でも、お笑い芸人になりたい人がやりたくもない仕事を嫌々やって、
毎月安定した給料をもらえたとしても、果たしてそれは幸せと言えるでしょうか?
本人にとってはお金が稼げなくても、好きなことを仕事にしているほうがよっぽど幸せかもしれません。
どっちが正解でどっちが間違っているということはありません。
「仕事とは我慢」と思っている人にとってはそれが正解だし、
「好きなことを仕事にするのが当たり前」という人にとってはそれが正解になります。
「仕事は我慢」だと思っている人は、
「好きなことで食っていけると思っているのか」と後者の人間を否定します。
そして我慢を強いられるような仕事を自ら選択します。
まさに自分の思った通りの人生を歩んでいます。
不安や恐怖はただの「感」
「会社がつぶれたらどうしよう」
「リストラされたらどうしよう」
「恋人にふられたらどうしよう」
といったような不安や恐怖を感じている人は非常に多いです。
でも、不安や恐怖というのは実体があるものではなく、ただの「感」です。
「感」というのは「なんとなくそんな感じがする」ということです。
つまり、ただの思い込みです。
「会社がつぶれたらどうしよう」→会社はつぶれていない
「リストラされたらどうしよう」→リストラされていない
「恋人にフラれたらどうしよう」→フラれていない
ご覧の通り実体はありませんよね。
自分で勝手に「そうなるかもしれない」と思ってるだけです。
それらの不安や恐怖を抱えることによって、
具体的な行動を起こせるのであればそれらの感情は必要だと言えますが、
ただ不安や恐怖を感じるだけで行動しないのであれば、
それらの感情を感じる意味はないですよね。
実体はないわけだし、嫌な気分になるだけです。
「○○になったらどうしよう」という不安や恐怖を感じている人は、
「○○になったらどうしよう」という(不安の)人生を生きることになります。
同じ状況であったとしても、「○○になっても大丈夫」と思っている人は、
「○○になっても大丈夫」という(安心の)人生を生きることになります。
状況はまったく同じなのに、思い込みによって人生の景色が真逆になっていることがわかると思います。
洗脳の本当の意味
序盤で登場した「常識」などは洗脳の代表例と言えます。
知らず知らずのうちに世間一般の価値観を植え付けられ、
それが当たり前だと思って行動するようになっています。
僕は洗脳の持つ本当の意味は「不要な思い込みを手放す」ことだと思っています。
つまり、読んで字のごとく「脳を洗う」ということです。
僕たちの頭の中には「不要な思い込み」というゴミがたくさん蓄積されています。
それらのゴミを洗い流すことで、自分が目指す本当の人生を生きることができるようになります。
常識がダメだと言っているわけではありません。
常識が自分にとって必要ならば取り入れればいいと思います。
僕が言いたいのは、「自分にとって不要な常識や思い込みを手放してください」ということです。
あなたには夢があって、すでにその夢を実現している成功者を見ていたとします。
その時に「あの人だからできたんだ。自分には無理だ」と思うこともできれば、
「あの人にできたなら、自分にもできるはずだ」と思うこともできるということです。
どっちを考えるかは自分の自由だし、お金も迷惑も掛かりません。
だったら、自分にとって都合のいい思い込みをした方がいいと思いませんか?
「でも、今の自分には到底実現できる気がしない」と思うかもしれませんね。
もしそうだとしたら、心がこもっていなくもいいので「自分ならできる」と口に出して毎日言うようにしてみてください。
以前どこかで認知的不協和についてお話をしましたが、
脳は言葉と思考のつじつまを合わせようとする働きがあります。
つまり、何度も口に出している間に、脳はそれを真実だと思い込むようになるということです。
思い込みが変わったら、それがあなたが生きる新しい人生になります。
僕たちは大した根拠もないのに、「自分にはできない」と思い込んで諦めてしまうことが往々にしてあります。
「自分にはできない」と思っている人が願望実現できると思いますか?
絶対できませんよね。
やっぱり自分の思った通りの結果になっているわけです
そういう不要な思い込みはさっさと洗い流して、自分を洗脳してしまってください。
まとめ
人生が上手く行かない理由は簡単です。
ネガティブなことばかりに焦点を当てているからです。
しかも驚くべきことに、実際に起こってもいないことにまでネガティブな感情を感じています。
人生のからくりは極めてシンプルです。
「人生は自分の思った通りになる」
あなたの得たい結果があるならば、
「自分はその結果を手にすることができる(手にしている)」
と思い込めばいいだけです。
最後まで読んでいただきありがとうござます。