人生にはプラスとマイナスの出来事が必ず起こります。
宇宙はバランスをとっているため、
どちらか一方だけしか起こらないということは、
基本的にあり得ません。
「私には良くない出来事しか起こらない」
ともしあなたが思うならば、
それはあなたの解釈の仕方に問題があるのかもしれません。
目の前にある現実はすべて自分の解釈によって生まれます。
一見するとプラスに思える出来事も、
解釈を変えればマイナスに感じることもできます。
それは逆も同じで、
マイナスの出来事も視点を変えれば、
プラスに見えるようになります。
中国の故事に「人間万事塞翁が馬」という話がありますが、
あの話が伝えようとしている教訓がまさにそれです。
長期的視点で物事を考える
うまくいく人は長期的視点で物事を考えるという特徴があります。
短期的に良かったとしても、
最終的にダメだったら意味ないですからね。
成功者はすべからく時間軸の認識が長いです。
お金を例にとるとするならば、
「月収で目標達成できたとしても、
年収で考えてプラスになってなければ意味がない」
というのが成功者の考え方です。
だから「月収○○万円欲しい」というのは本当は意味がないのです。
点と点は線でつながる
すべての出来事は点と点でつながっています。
短期的視点で見ると何の関連性もないように思えますが、
実際はそれぞれが線でつながっているのです。
これはジョブズの有名なスピーチでも同じことが言われています。
自分の過去を振り返ってみてください。
「○○があったから今の自分がある」
そう思える出来事が必ずあるのではないでしょうか?
僕の場合、過去に起こったマイナスな出来事が
人生のターニングポイントになった経験が
数えられるだけでも6回あります。
それらの出来事がなければ今の自分はいなかったと思います。
つまりどういうことかというと、
良くない出来事が起こったとしても、
それは将来起こる良い出来事につながってますよ、ということです。
だから、今もしうまくいってなかったとしても、
落ち込む必要も心配する必要もありません。
過度に落ち込まない
良くない出来事が起こったときに
絶対にやってはいけないことがあります。
それは必要以上にマイナスに解釈することです。
過度に落ち込んだり不安に感じたりしてはいけません。
それをしてしまうと、
どんどんマイナスの方に引きずられてしまいます。
「私には良くない出来事しか起こらない」
これは必要以上にマイナスに解釈するから起こる現象です。
気分が沈んでいるときに良くない出来事があると、
「自分はなんて不運なんだ」と思ってしまいますよね。
そう考えることによって、
意識の焦点が「不運」にフォーカスしてしまいます。
その結果ツイてない出来事ばかりが目につき、
ツイてる出来事が見えなくなってしまいます。
宇宙はバランスをとっているので、
マイナスな出来事がおこれば、
必ず帳尻を合わせるためにプラスな出来事が起こります。
ただし、自分の意識のフォーカスがマイナスに向けられていると、
そのプラスの出来事に気づくことができなくなるので注意が必要です。
まとめ
良くない出来事が起こったとき、
その出来事だけにフォーカスしてしまうと、
気分が落ち込んだり不安を感じてしまったりします。
もっと長い視点で物事を考えて、
「この出来事は未来のプラスにつながっている」
と考えてみてください。
良くない出来事が起こったとしても、
感情が乱れることが少なくなるはずです。
今の自分の在り方が未来を創造します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。