潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

お金の支配から自由になる方法



今日はちょっとした実験をしてみたいと思います。

 

あなたの目の前に一万円札と一万円相当の食料があります。そしてあなたは、どちらかひとつだけもらうことができます。

さて、どちらを選びますか?

 

もしあなたが一万円札を選ぶのであれば、「お金に価値を置きすぎている」おそれがあります。お金に価値を置きすぎているということはつまり、お金に支配されてしまっているということです。

 

だって一万円札ってただの紙切れですよ。それ自体にはなんの価値もないのにそれを選ぶということは、「食料」という価値よりも「一万円札」のほうが価値が高いと思っているということです。

 

お金に支配されるとどうなるか?

お金に支配をされているということは、行動基準がお金によって決められてしまっているということです。

 

例えば「欲しいものがあるけど、高いから諦めて安いもので妥協する」ようなことです。

 

以前にもこのブログで書きましたが、僕たちがお金を支払うことによって最終的に得たいものは「感情」です。

しかし、値段によって妥協するということは、その感情を得ることができていないということです。安いもので妥協ばかりしていたら、幸福感を感じることができませんよね。

 

お金を基準に物事を決めてしまうとこのようなことが起こります。「感情」が欲しくてお金を使うはずなのに、お金によってコントロールされ「感情」を手に入れることができないのであれば本末転倒です。

 

お金に人生をコントロールされてしまうと、お金の増減によって一喜一憂することになり、常に恐れと不安に支配された状態で生きていくことになります。

 

お金に価値を置きすぎると稼ぐのも難しくなる

 

冒頭の実験でお金を選択した人というのは、「食料」よりも「紙幣」のほうが価値があると思っているということです。

その場合、1万円分の食料を購入した時、お金を払うことによって損をしたと思っているということになります。

なぜなら、得られる価値よりも支払った対価のほうが価値があると思っているからです。

 

こういう状態にいるときは「お金のメンタルブロック」がある時です。

あまりにもお金の存在が自分の中で大きくなりすぎている状態です。

 

自分が受け取った価値というものを理解せず、お金ばかりにフォーカスが行ってしまっています。

そして「価値を受け取る」という方ではなく、「お金を失う」という方にベクトルが向いてしまっています。

 

そうすると豊かさを感じることはできませんよね。

お金が無くなると思うからお金が無くなる現実が引き寄せられてしまいます。

 

そして価値というものが何かを理解できていないということは、商売もうまくいかないということです。

自分が与えている価値というものがわからない人が、物やサービスを売ることができるはずがありません。

 

受け取る価値のほうにフォーカスする

 

お金の支配から自由になるためには、「受け取る価値」にフォーカスを置くようにしてください。

野菜を育てたり、魚を捕まえたりを自分でやるとするなら、どれだけ時間と手間がかかると思いますか?

それを100円そこそこで買えるということは、非常に価値があることです。

なぜなら、ものすごい時間と手間を削減してくれているからです。

 

電車も数百円で乗れますよね。もし自分で設計して、製造して、運転するとしたら、下手したら一生かかっても無理かもしれません。

そう考えるととてつもない価値を受け取っているということに気づくはずです。

 

自分が受け取っている価値がどれだけ大きいものかを理解できれば、お金の支配から自由になることができるはずです。

 

それでもまだお金に価値を置きすぎてしまう人へ

 

ここまで読んでもまだお金の支配から自由になることができていないのであれば、もう少しお金について掘り下げて考えてみてください。

 

お金は「価値と交換できるもの」です。支払うことによって価値を受け取ることができるという側面しか見られていませんが、僕たちはお金を得るために価値を提供しているのです。

 

医者や大工ならスキルという価値を提供することによって、お金を受け取ります。

コンサルタントなどの仕事は情報を提供することによってお金をもらっています。

 

そして世の中の大半の人がお金をもらうために提供している価値、それは「時間」です。

 

会社にやとわれて時給なり月給で働いている人というのは、時間を提供することによってお金をもらっています。あなたの人生の貴重な時間を削ってお金をもらっているんです。

 

つまり彼らにとってお金とは「人生の時間」なのです。

 

ここまで踏まえた上でもう一度考えてみてください。

彼らの時給が2000円だったとして、一万円分の支払いをするということは、自分の寿命のうち5時間と引き換えに価値を受け取っているということです。

 

時間は貯めることもできないし、失っても戻ってきませんよね。

 

そして彼らは人生の時間(寿命の一部)と引き換えに価値を受け取っています。

お金は価値を受け取るためのただの媒体です。

 

価値を受け取る度に人生の時間が減っていくという感覚があれば、その価値がいかに大きなものかということがわかるはずです。

そう思うことができるようになると、もはやお金なんて大した存在ではなくなります。

 

お金を大切にすることは重要ですが、適度な距離感を持って接するようにならないと不幸になってしまうこともあります。

100億円持っていても無人島では何の役にも立ちません。

 

では最後にもう一度聞きます。

 

1万円と1万円分の食料、どっちを選びますか?

 

今日は以上です。

 

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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