このブログでもお金に関する記事をたくさん書いてきましたが、やはりお金は人間にとって重要なテーマなので他の記事に比べてよく読まれる傾向にあります。
今日は久しぶりになりますが、お金に関する記事を書いていきたいと思います。
以前にシェアしたお金にまつわる記事のまとめのような形になります。
途中からこのブログを読み始めた人は、この記事を読んでもらえれば過去の「お金の引き寄せ」の記事内容が理解してもらえると思います。
お金持ちの持つ欲求
もしあなたに一生かけても使いきれないぐらいのお金が舞い込んできたらどうしますか?
それについて考えるにあたり、マズローの五段階欲求という概念を改めて見てみたいと思います。
人間の欲求はピラミッド状になっており、一番下から「生理欲求」、「安全欲求」、「親和欲求」、「承認欲求」、「自己実現欲求」という順番で構成されています。
食べ物が豊富にあり、住むところにも困らない日本人は、大体「親和欲求」か「承認欲求」のあたりをうろうろしています。
例えば、「自分の身の回りの人間がiPhoneを使いだしたから自分もiPhoneを買う」というのが親和欲求です。
承認欲求とは例えば「Twitterなどでフォロワーが増えたとか、いいねをたくさんもらったことに歓喜する」のが承認欲求です。
お金持ちというのは社会的地位も高く、親和欲求や承認欲求は何もしなくても満たされています。
そうすると彼らは自己実現欲求を持つようになります。
言い換えると自分が世の中に対してできることはないかと考えるようになるということです。
お金持ちを疑似体験する
自分では使いきれないお金を持つと、人はそのお金を人のために使いたいと思うようになります。
寄付をはじめ、社会の発展のために投資をしたり、人々の役に立つものを開発するための資金にしたりなど、世の中をよくするために自分のお金を使うようになります。
誰かの役に立つことができたとき、僕たち人間は充実感を感じます。
実は自分が幸せになる以上に、他人を幸せにすることのほうが人は喜びを感じるのです。
「人のためにお金を使うなんてお金持ちしかできないことだ」と考えるひともいらっしゃるかもしれません。
今からお金持ちの自己実現を疑似体験できる「お金に対する3つの視点」を紹介したいと思います。
お金を受け取るときの視点
お金というのものの本質が見えていないと、お金が入ってきたということの本当の意味がわからなくなります。
お金とは価値と交換できる媒体です。
つまりお金をもらったということは、それだけの価値を自分が提供したということです。
世の中のたくさんの人の役に立つ価値を提供した人はお金持ちになります。
だからGoogleやAmazonは世界でもトップクラスの大企業になったわけです。
そしてお金とは「感謝」でもあります。
自分の代わりに野菜を作ってくれる人がいて、それを運んでくれる人がいて、お店で保管してくれる人がいるから、少しお金を払うだけで新鮮な野菜を食べることができます。
その感謝の証としてお金という対価を支払います。
お金が増えた(減った)という数字しか見てないと、この視点を持つことができません。
まずは自分は世の中の役に立っていて、たくさんの人から感謝されているのだということに気づくことが大切です。
そのことに気づくと価値を提供すればお金がもらえるということが理解できるようになります。
そして自分が提供できる価値は何かを考えれば、お金が入ってくるためにはどのような行動をすればいいかが自然とわかるようになります。
お金を支払うときの視点
お金を支払うとき、多くの人は「失う」ことにフォーカスしています。
「失う」視点でお金を払っている限り、心に余裕を持つことができなくなります。
そしてお金に執着するようになり、その「執着している=お金がないと思っている」状態を現実として引き寄せることになってしまいます。
お金を支払うときは、受け取る価値にフォーカスすると心が豊かになります。
大抵の場合、お金を支払うことによって人生の貴重な時間を大幅に削減することができています。
先ほどの野菜の例で言うならば、自分で一から野菜の作り方を学んで、野菜を作ったら膨大な時間がかかります。
それを他人がやってくれることによって、わずかなお金でその時間を削減することができています。
車だって、自分で一から作ろうと思ったら一生かかっても作ることができないかもしれません。
そう考えるととてつもない価値を受け取っているということに気づくと思います。
そんな大きな価値を受け取っていることに気づくと自然と感謝の気持ちが湧いてくるはずです。
感謝の状態にあるとき、僕たちの波動は高くなっています。
波動が高いと良い結果が引き寄せられるのでしたね。
お金の流れを見る視点
お金と言うのは空気と同じように無限に流れています。
自分が所有しているように思われがちですが、入ってきたお金は出ていきますから、実はただ自分のところを通過しているだけです。
「お金というのはどこから自分に流れてきてどこへ流れていくのか」を考えること、それがお金の流れを見る視点です。
自分のところに入ってきたお金は、たくさんの人たちを豊かにしてきた、とてもありがたい存在です。
自分のところしか見えてないと、そのことに気づきません。
もっと俯瞰的にお金の流れを見ることで、その視点を持つことができるようになります。
そしてお金を支払うときも、自分が支払ったお金がどこに流れていくのかを意識します。
そのお金はその会社の従業員に分配され、その家族を豊かにします。
そしてその会社の雇用維持に貢献しています。
さらにその会社の存続の一助となることで、その会社を必要としている人たちも救っています。
これこそが人の役に立つという自己実現欲求を満たす行為そのものです。
実は僕たちは日常生活の中で多くの人を救い、世の中に貢献して自己実現をしています。
ただ、自分のお金の出入りしか見てないので、そのことに気づいていないだけです。
他人のためにお金を使える人のところには、お金がたくさん入ってくるようになっています
自己実現と他者への貢献こそ人間のみが感じることのできる特権です。
いつもと変わらない日常の中にある、その喜びを教えてくれるのがお金の存在です。
今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。