自分の好きなことがわからないという人は多いです。
僕も数年前まではわかりませんでした。
これからの時代は自分の好きなことを
仕事にしたほうがうまくいくと言われています。
好きなことは自発的に探究するので、
知識やスキルも自然と磨かれていきます。
「好きでやっている人にはかなわない」ものです。
インターネットがない時代は、
商品やサービスを届けることができる範囲が限られていました。
そのため自分の好きなことを仕事にするのは難しかったですが、
インターネットを使えばその制限はなくなります。
独特でニッチな職種で生計を立てている人がいるのも、
そういった背景があるからでしょう。
今日は自分の好きなことの見つけ方についてお話ししていきます。
自分の好きなことがわからない理由
自分の好きなことがわからない理由はシンプルです。
普段から「自分の好きなことは何だろう？」という
アンテナを立てていないことが原因です。
今までの人生で一度もワクワクしたことがない人はいないでしょう。
普段からアンテナを立てていないからこそ、
そういう感情が湧いてきたときに察知することができないわけです。
アンテナが立っていない＝自分に無関心だということです。
他人のことばかりを気にしていると、
自分のことに無関心になってしまいます。
他人は自分のことを幸せにしてくれるわけではありません。
幸せを感じたいのであれば、
自分のことをもっと知っておく必要があります。
才能の見つけ方
才能とは決してスポーツや芸術などのような
華やかな分野にだけ存在するものではありません。
聞き上手とか気配りができるといったことも
立派な才能と言えます。
得意なこと＝好きなことではありませんが、
得意なことは好きなことになりやすいです。
ポイントは「感情」です。
他人が何かを語っているときにイラっとすることがあれば、
そこに自分の才能の種が隠されています。
その「何か」に対して強い思いがあるからこそ、
他人の浅い言動を聞いたときにイラっとするわけです。
自分の嫌いなことを見つける
自分の過去を振り返ってみて、
年代ごとに棚卸しをしてみることも効果的です。
どんなことに喜びを感じて、
どんなことに苦痛を感じたのか？
苦痛を感じることを見つけるのも重要なワークです。
やるべきことを見つける事と同じぐらい、
やるべきでないことを見つけることは重要だからです。
苦手なことや嫌いなことは、
とにかく苦痛が伴います。
普通の人よりもパフォーマンスが低いので成果も出にくいです。
こんな状態でうまくいくわけがないし、
百歩譲ってうまくいったとしても、
苦痛で仕方ないのだから幸福感は感じられないはずです。
苦痛を感じるということは、
そこに何かしらの理由があります。
それが好きなことを見つけるヒントになることもあります。
新しいことにチャレンジしてみる
好きな物が見つからないのは、
今自分が持っているものの中から見つけようとしているからです。
それで好きな物が見つかる場合もありますが、
世の中には自分が経験したことのないことが
無数に存在しています。
好きな物がないのではなく、
まだ出会っていないだけの可能性もあります。
僕は幸いにも自分の好きなことを仕事にできましたが、
それも新しいことに挑戦したからこそ見つけることができました。
最初は長年働いてきた業界の仕事で独立しましたが、
まったくうまくいきませんでした。
その仕事が得意である自信はありましたが、
まったく情熱がないことに気が付き1年で撤退しました。
そこから「自分の好きなことは何だろう？」と模索を続け、
ようやく今の仕事にたどり着いたというわけです。
まだ未知の領域にあなたの好きなことが隠されているかもしれません。
まとめ
好きなことを見つける一番の方法は、
常にアンテナを立てておくことです。
アンテナが立っていないと、
自分の感情が動いてもそれに気づくことができません。
お金持ちになることも幸福の一つですが、
好きなことに没頭できるだけでも十分幸せなことです。
好きなことをやっているだけで、
人生の景色はとても明るくなります。
ちなみに僕は自分の好きなことを見つける際に、
こちらの本を参考にしました。
好きなことを見つけたい人は、
ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
