同じことを見聞きしてもその時の自分の状態によって反応は変わります。
心に余裕がある状態なら許せることも、
心が荒んでいると許せなかったりします。
小さなことにイライラしたり不安に思ってしまうのは、
自分の心がマイナスに傾いているからです。
できれば心は常にプラスの状態にしておきたい。
それができなくても、
せめてニュートラルの状態にはしておきたいです。
負の連鎖が起こる仕組み
悪いことは立て続けに起こるということがありますが、
それは心の乱れが関係していると思われます。
良くない出来事に対してネガティブな反応をする、
そうすることによって更なるマイナスが引き起こされる。
心が乱れているときは正常な判断ができないものです。
そういう時にする決断は大抵間違っています。
その決断は問題解決どころか裏目に出ることが多く、
次から次へとマイナスが連鎖します。
負の連鎖を食い止めるためには、
変にジタバタするのではなく、
心を整えなければなりません。
疲れたら寝る(休む)
うまくいかないときほど無理をしてしまうもの。
多少体が疲れていても頑張ってしまいます。
もちろん、そういったことも時には必要ですが、
過度に体が疲れている場合は休むことも大切です。
体が疲れていると心も乱れやすくなります。
お腹が空いていたり寝不足だったりすると、
小さなことにイライラしてしまうことがありますが、
それと同じことです。
心を正常に保つためにも体も休めなければなりません。
現実を良いものにしたいなら
人間はありのままの世界を見ているのではなく、
自分のありのままに世界を見ているだけだ。
という言葉があります。
要するに、自分の在り方によって世界の見え方が変わるということです。
現実を作っているのは出来事ではなく解釈。
プラスに解釈すれば良い現実になり、
マイナスに解釈すれば悪い現実になる。
ただそれだけです。
「自分には不運なことしか起こらない」
という人はそういう解釈ばかりしているから、
そういう現実を作り上げてしまっているだけです。
その原因もすべて心の在り方にあります。
つまり、現実を良くしたいのであれば心の状態を整える必要があるということです。
ニュートラル=軽い
車がガス欠したときなど、
ギアをニュートラルに入れると、
手で押すだけで車が動きます。
あんな鉄の塊でも人間の力で動かせるぐらい軽くなるわけです。
心がニュートラルな状態になっていると、
軽く進むことができるようになります。
少しの力を加えるだけで前に進めます。
宇宙空間でスペースシャトルが惰性で進んでいるようなイメージです。
あれこれ悩んだりするから、
余計な力が加わって前に進めなくなるわけです。
心の状態をニュートラルに保つということは、
明鏡止水に近い状態になるということです。
心がとても穏やかで落ち着いた状態です。
まとめ
これからの時代は心の時代と言われています。
今まで心の在り方はそれほど重要視されてきませんでしたが、
これからは心の在り方が重要視される時代になるということです。
心がニュートラルになれば、
現実世界も穏やかになっていきます。
ではどうすればニュートラルになれるのか。
マイナスをゼロにするためにはプラスが必要。
プラスをゼロにするためにはマイナスが必要です。
落ち込んだときは自分を励まし、
調子に乗っているときは自分を戒める。
そのときの感情に引きずられず中心に戻る意識を持つことが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。