日本では急速な勢いでコロナが感染拡大しているというニュースを見ました。
カナダでも東部に位置するオンタリオ州は、
完全にロックダウンしている状態です。
僕の住むBC州はまだロックダウンしてませんが、
以前よりも規制は厳しくなっています。
(レストランはテイクアウトのみ)
息子はいつも放課後にグラウンドで遊ぶのが習慣でしたが、
今は放課後にグラウンドで遊ぶことは禁止されています。
日本ではマスクの着用は任意らしいですが、
カナダではマスクの着用は義務化されており、
着用していない場合はお店や施設への入場ができません。
過去の自分がタイムマシンで今の光景を見たら、
その異様さに驚くに違いありません。
コロナによって様々なものが変わりました。
今まで当たり前だったことが当たり前でなくなり、
新しい生き方が求められる時代に突入しています。
それは決して悪いことばかりではなく、
良いこともたくさんあるように思うのは、
自分だけでしょうか?
人に会う機会が減ったということは、
余計な人間関係のストレスを感じることが少なくなったということ。
自分の時間が増えたことによって、
自分と向き合う余裕ができました。
毎日忙しく生きていると、
人生について深く考える時間は持てません。
今は自分の人生を見つめ直すいい機会ではないでしょうか?
「自分はこの人生で何をしたいのか?」
「自分はどんな人間になりたいのか?」
多くの人はそういうことを考える余裕がないまま、
人生が終わりを迎えるときに後悔します。
自分の人生について深く考えることがなく、
気が付いたら人生が終盤に差し掛かっています。
「自分は何のために生まれてきて、
何のために生きているのか?」
お金のためにやりたくもない仕事をイヤイヤやって、
ただ死の瞬間が訪れるのを待つために生きている。
そんなはずはないと思います。
しかし、毎日の生活に忙しく、
人生について深く考えることがないと、
無意識にそういう生き方をしてしまうことになります。
今のこの状況に嘆いたところで
何かが変わるわけではありません。
大切なのは「この状況でどういう生き方をするか?」ということ。
置かれた環境で自分のできる最善を尽くす。
そのことだけにフォーカスして、
余計なことを考えなければいいのではないでしょうか?
もしコロナが終息しても、
また同じような問題が起こったときに、
苦しい思いをすることになるからです。
家族と過ごす時間が増えストレスを感じている人もいるようです。
あのスティーブジョブズでさえ、
死の間際に「家族と過ごす時間をもっと取ればよかった」と後悔していたそうです。
彼ほど大成功を収めた人物であっても、
そのように感じるのであれば、
いかにそれが有難いことなのかがわかるのではないでしょうか。
ブラック企業を肯定するつもりはありませんが、
今のこの世の中の状況を考えると、
仕事(収入)があるだけでもラッキーです。
要は「物は考えよう」だということです。
物事の明るい面を見るのか暗い面を見るのか。
同じものを見ていても、
見る角度によって見え方は変わります。
そして、見る角度は自らの意思で決めることができます。
ならば、自分がハッピーになるような見方をしたほうが、
絶対に得だと思いませんか?
つらい状況にいるときこそ、
物事の見方を変えるチャンスです。
それこそがマイナスをプラスに変える唯一の方法だからです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。