些細なことではありますが、
願望を意識するときはマイナスではなく、
プラスの表現を使うようにする必要があります。
例えば、
「借金を返済したい」
ではなく、
「収入をもっと増やしたい」
といった感じです。
お金を稼ぐという点においては同じですが、
意識の焦点がまったく逆になっています。
前者は借金に意識をフォーカスしてるので、
よりいっそう借金が拡大することになります。
他には「病気を治したい」ではなく、
「健康な体でいたい」のような事例もあります。
得たい結果は同じであったとしても、
意識の焦点は真逆になっています。
痛みが強ければ強いほどマイナスを意識してしまいがちですが、
そういうときこそプラスに意識を向けなければなりません。
これは「思考のクセ」によるものなので、
意識しないとなかなかできることではありません。
マイナスではなくプラスに目を向ける理由
①楽しい
例えば借金の事例で考えてみます。
「借金を返済したい」と考えている場合は、
焦りや義務感で行動することになります。
心は常に落ち着かず、
感情もネガティブになってしまいます。
一方で「収入を増やしたい」と考えている場合は、
ベースにある感情はワクワクです。
仮に同じ金額を稼ぐ場合であったとしても、
感じ方がまったく違うわけです。
得られる結果が同じなのであれば、
楽しい気持ちで過ごしたほうが得ですよね。
②マイナスな出来事が減る
物事をプラスに解釈するようになると、
現実からマイナスな出来事が減ります。
プラスとマイナスは同時に見ることができないからです。
ポジティブな感情とネガティブな感情は同時に感じられませんよね?
つまり、プラスを増やせば増やすほど、
マイナスの割合が減っていくということです。
実際には出来事にプラスもマイナスもないので、
マイナスな出来事が減るわけではなく、
マイナスに解釈する出来事が減るだけですが。
現実からマイナスな出来事が減ったら嬉しいと思いませんか?
③他人の良いところが目に付く
意識をプラスに向けていると、
他人の良い所が目に付くようになります。
一般的に人間は他人の悪い所ばかりを見てしまいがちです。
そのため、他人のイライラしたりストレスを感じることが多いのです。
他人の良い所が目に付くようになると、
その人に対して感じるストレスも減ります。
それだけではなく相手を素直に褒められるようになるので、
人間関係も良好になるというメリットもあります。
他人をすぐに否定してしまう人がいますが、
そういう人は損をしています。
他人の良い所が見つかれば、
その良い所を自分に活かすことができるからです。
悪い所ばかり見ていてはそういうヒントに気づくことができません。
まとめ
現実というのは思考によって作られています。
考え方を少し変えるだけでも、
現実をガラリと変えることはできます。
良くないことばかり起こるという人は、
思考の焦点がマイナスに向けられているからかもしれません。
我々は普段自分の思考をあまり意識しないので、
ついついマイナスなことを考えてしまいがちです。
しかし、その思考によって自分の人生を悪い方向へ導いていることを忘れてはなりません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。