潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

あなたの人生の飛躍を妨げるものの正体



毎年新年になると「今年は飛躍の年にしたい」という言葉をよく聞きます。多分1年で一番「飛躍」という言葉が使われる日ではないでしょうか(笑)。

年の初めとともに勢いよく大空へ駆け上った鳥は、数か月も経つと徐々に高度が下がり、年の終わりには、地面スレスレの低空飛行をしてしまっているなんてことがよくあります。

 

高く飛ぶことができれば見える世界も変わります。

 

だからこそ「飛躍の年にしたい」と意気込むわけですが、結局いつの間にか日々の生活に追われ、いつも通りの自分に戻ってしまうという経験を繰り返します。

 

なぜ飛躍できないのか

 

飛躍という言葉を使っていますが、要は変化するということです。成長や進化というのは現状の自分から変化した状態のことです。

 

つまり成長・進化のために自分自身を変えないといけないということです。

 

それはスキルなどの外面のこともそうですが、何よりも自分自身の内面を変えないといけないといけません。

 

変化できていないというのは、過去の自分の状態のままであるということです。

過去の自分と同じ見方をしていれば、当然得られる結果も過去と同じになります。

だからこそ、自分の視野を広げ過去の自分になかった目線で物事を見るようにすることが変化への第一歩となります。

 

したがって、飛躍できないというのは過去の自分と目線が変わっていないということです。

 

スコトーマ

目線が変わるということは今まで見えていなかったものが見えるようになるということです。

この見えていなかった部分のことをスコトーマ(心理的盲点)といいます。

 

例えば車が欲しいと思うようになったら、急に自分が欲しい車種の車をよく見かけるようになったという経験がよくあります。

その車種の車はあなたが欲しいと思う以前から存在していたんです。でも見えていなかっただけです。

 

これがスコトーマの原理です。

 

世の中にはたくさんチャンスが転がっています。でも見えていない人が多い。目線を変えないことには、それらのチャンスに気づくことができません。

 

思考の食わず嫌いをなくす

前置きが長くなりましたが、今回の表題の結論を言います。

あなたの人生の飛躍を妨げるもの、それは「先入観」です。

 

このブログでは何度も不要な観念を手放しましょうという話をしてきたと思います。

 

先入観とはこの観念をさらにバージョンアップさせたものだと思っています。

いわば「思考の食わず嫌い」と解釈してもよいでしょう。

 

先入観とは読んで字のごとく、「先に入ってくる観念」のことです。英語で先入観はPrejudiceと表記し、「偏見」と日本語訳されることもあります。

この単語を分解するとPreとJudiceに分けることができます。

Preは「前もって」、Judiceはスペルが違いますが、Judgeと同じ意味だと思います。

つまり「前もってジャッジしている」ということです。

 

例えば「お金持ちになりたいです」、「お金をもっと稼ぎたいです」と言っている人を見たらどう思いますか?

 

もしネガティブな印象を受けるのであれば、あなたは「お金=悪いもの」という観念があります。

 

じゃあ「宗教」はどうですか?

 

宗教という言葉を聞くと、ほとんどの人が反射的に「うさんくさい」と思うのではないでしょうか?でも実際宗教というものを経験した上で、そういう印象を持っているというわけではない人が殆どだと思います。

 

それが先入観です。成長の過程で「宗教=うさんくさい」という観念をもつきっかけになった経験が必ずあるはずです。そして、そのような思い込みは周囲やマスメディアの影響によるものが大きいです。

 

自分の目で確かめた上でそういう観念を持つようになるのであれば、仕方がないと思いますが、他人からの情報で無意識のうちにそういう思い込みを持ち、先入観で決めつけてしまっているのであれば注意が必要です。

 

僕は無宗教ですが、宗教の中には人生のために役に立つ教えというのもあると思っています。だからこそ、迷える人々同士をつなぎ導く存在として宗教というものができたのだと考えています。

 

「神様なんて存在しない」と思っている人は、「神様なんていない」と思うようなきっかけや経験があったからそう信じているわけです。

でもその割に初詣で神様にお願いしているという矛盾に気づいていません。

 

先入観は過去の自分が作ったもの

先入観とは過去の自分が作り上げたフィルターです。

ある観念を持つことによって、反射的に「○○は○○である」と決めつけてしまっているのが先入観です。

 

フィルターが厚ければ厚いほど、入ってくるものも少ないですよね。

 

過去の自分が持っているフィルターを外さないことには、新しいものは入ってこないです。

 

ひょっとしたらあなたが「悪いものだ」と決めつけているものに、飛躍するためのヒントやきっかけが隠れているかもしれません。

過去の自分はフィルターが厚かったから、それが見えなかったわけです。

 

先入観というフィルターを付けている限り、過去の自分と同じものしか見えません。

 

自分の中にブレイクスルーを起こしたいのであれば、過去の自分の視点を変えることが大切です。

 

今日は以上です

 

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。