ピンチになったときは「どうしよう」とうろたえるのではなく、
「おもしろくなってきた」と言ってみてください。
言葉を変えるだけで出来事に対する解釈が変わります。
「どうしよう」という言葉は、
「自分はこの問題を乗り越えられない」という言葉の裏返しです。
問題は「問題だ」と感じた瞬間に初めて問題になります。
その出来事に対して何も感じなければ、それは問題にはなりません。
「面白くなってきた」という言葉を発すると、
「こんな問題など大したことない」という自己洗脳がかかります。
人生に乗り越えられない問題など起こらないのだから、
「自分にはこの問題を乗り越えることはできない」というのは、
完全なる思い込みに過ぎません。
余裕をもって堂々と問題に立ち向かうことができれば、
正しい判断をすることができるようになります。
焦り、不安、恐怖、怒り、悲しみなど、
マイナスの感情に支配されているときに下す判断は、
大抵裏目に出て状況が悪化する場合がほとんどです。
感情は様々な形でコントロールできます。
例えば、嫌なことがあったときに笑顔を作る。
笑顔になるとなぜか感情まで明るくなってきます。
顔の筋肉と脳は電気信号でつながっているからです。
言葉も自分に自己洗脳がかかるので、
マイナスな状況のときこそポジティブな言葉をかける必要があります。
「面白くなってきた」と涼しい顔で問題に向き合えば、
思考がクリエイティブになり解決策が見つかることがあります。
仮にそう思っていなかったとしても、
言葉を発することで無理やり自分をコントロールしてください。
問題が大きければ大きいほど、
乗り越えた先の喜びは大きなものになります。
自分のことを信じることができていないからこそ、
「どうしよう」と後ろ向きに考えてしまうわけです。
不安や恐怖に支配されてしまうと、
ガチガチになって行動できなくなります。
どんなに世間に否定されようと、
自分だけは自分のことを信じ切らなければなりません。
「人間万事塞翁が馬」という言葉があるように、
マイナスな出来事は大抵プラスにつながっています。
言い換えると、マイナスの先にはプラスが待っているということです。
ワクワクしませんか?
マイナスな出来事が起こるたびに、
プラスな出来事が待っているのです。
そう考えると、「面白くなってきた」と心から言えるのではないでしょうか。
自分が大事(おおごと)だと思っていることは、
冷静に見ると大したことではないこともよくあります。
問題にビビりすぎているがゆえに、
とても大きな問題に思い込んでいるだけかもしれません。
マイナスな出来事に冷静に対処できると、
反応しない自分を作ることができるようになります。
嫌なこともあるかもしれませんが、
楽しいことを考えるようにしましょう。
どちらを選択するかは自分で決めることができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。