今日は短めの記事になるかと思いますが、
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
今日のテーマは「問題への反応の仕方」です。
何か問題が起こった時に反射的にどういう反応を示すかで、
その人の思考パターンがわかるというものです。
自分はどのタイプに当てはまるのか
気軽に診断してみてください。
もしあまり好ましくない結果だったとしても気にする必要はありません。
今から自分を変えていけばいいだけだからです。
自分というのはわかっているようでわかっていない存在なので、
客観的に自分のことを診断する習慣を持つのがいいと思います。
トラブルへの反応の仕方3パターン
何かトラブルが起こった時によくある反応は、
以下の3つのパターンに分類されます。
①「誰がやった?」と即座に犯人捜しをする
②「なぜこんなことに?」と原因を考える
③「何をすべきか?」と解決策を考える
あなたはどれだったでしょうか?
①「誰がやった?」と即座に犯人捜しをする
残念ながらこの反応が一番よろしくない反応です。
この反応をしてしまう人は他責的傾向が非常に強いです。
まず犯人捜しをしてしまうのは、
「自分は悪くない」という自己防衛から生まれる反応です。
もしくは普段から他人を責める傾向が強いのかもしれません。
トラブルが起こった時、まず初めに考えなければならないのは、
「どうやってそのトラブルに対処するか」ということです。
犯人捜しをするのは問題が解決してからでも遅くありません。
問題解決を二の次にして犯人捜しばかりしても何も解決しません。
「自分は悪くない」という気持ちが強すぎると、
他人の助言に耳を傾けたり自分の失敗を反省することができません。
その結果、何の改善や成長も得られないので、
いつまでたっても人生のステージが上がらないままです。
依存的・他責的思考で成功している人はいないので、
この傾向が強い人は注意したほうがいいかもしれません。
②「なぜこんなことに?」と原因を考える
一番よくあるパターンの反応です。
トラブルの原因を考えることは大事ですが、
意識が問題にフォーカスしてしまいます。
「意識をフォーカスしたものは拡大する」
という法則があります。
問題にフォーカスすればするほど、
より問題が大きくなっていくということです。
「なぜこんなことに?」と考えすぎてしまうと、
悲観的思考になってしまう場合があります。
「なんで自分がこんな目に遭わなければならないのだ」
とネガティブに考えてしまうということです。
悲観的になったところで気分が沈むだけで、
問題が解決するわけではありません。
問題の原因を探ることは大切ですが、
必要以上に考えすぎないように気を付ける必要があります。
③「何をすべきか?」と解決策を考える
これが一番望ましい反応です。
余計なことを考えてしまうと、
解決策にフォーカスすることができなくなります。
そんなことをしている間に問題が大きくなってしまうこともあるので、
できる限り早く行動するためにも解決策を考えることは重要です。
人間はひとつのことにフォーカスすると、
それ以外のものが見えなくなります。
解決策にフォーカスすると、
「誰がやった?」とか「なぜこんなことに?」といったような
余計なことを気にしなくて済むようになるということです。
前者二つの反応だと慌てふためくことになる可能性がありますが、
3つ目の反応をすると思考がクリエイティブになり、
解決策のアイデアが出やすくなります。
まとめ
あなたはどのパターンに当てはまったでしょうか?
行動は思考によって決まります。
思考パターンを変えない限り行動は変わりません。
行動が変わらなければ結果は変わらず、
結果が変わらなければ現実も変わりません。
僕たちは無意識のうちに様々な反応をしていますが、
「その反応の一つ一つが自分の現実を造っている」
ということを忘れてはなりません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。