潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

真実と現実は違う



このブログでも何度か触れたことがありますが、脳の機能の中に「現実と非現実を区別できない。より臨場感を感じたものを真実として認識する」という働きがあります。

 

夢をみているときそれが夢だと気づかないのも、

梅干しをイメージするだけで唾液が出てくるのも、

脳が現実ではなく、頭で思い描いたものを真実だと認識したためです。

 

つまり、その事実が嘘か本当かということは脳にとっては関係ないということです。

 

成功者が成功するのは、本人が自覚しているしていないにかかわらず、

その脳の機能を上手に使いこなしているからです。

 

現実に引っ張られすぎない

 

銀座まるかん創始者斎藤一人さんが、ある音声でこのように言っていました。

 

「多くの人が成功できないのは、現実に引っ張られすぎているから。」

 

彼がその時にこのような例を挙げていました。

 

「誰かが自分の悪口を言っていたとする。でも、自分は『私の人生の中に私のことを悪く言う人間は一人も存在しない』と信じていると、それが現実になる」

 

僕たちは普段現実を見すぎています。

 

現実を見すぎてしまうから理想とのギャップに落胆し、目標達成や夢実現を諦めてしまうのです。

 

「自分は絶対にプロ野球選手になる」という目標を持っている子供が、

部活でレギュラーにもなれない現実を直視して、「やっぱり自分には無理だ」と思うから、「やっぱり自分は無理だ」が真実になってしまうということです。

 

「成功して大金持ちになる」と決意する人は多いですが、

自分の年収を見てその現実に(思考を)引っ張られ、

自分には無理だと思い込んでしまいます。

 

もし彼らが「プロ野球選手になる」、「成功して大金持ちになる」という理想を信じて疑わなかったら、その夢は間違いなく実現できたでしょう。

 

成功哲学で「思考は現実化する」ことが常識となっているのも、それを裏付けています。

 

真実と現実は違う

先ほどの悪口のくだりを例にあげるならば、悪口を言う人が実際にいなくなったわけではありません。

 

ただ、「自分の悪口を言う人間など存在しない」と思い込む(信じる)ことによって、

その人の真実から悪口を言う人は現れなくなります。

仮にそういう人が現れたとしても、自分が「この人は自分の悪口を言っている」と認識していないので、悪口を言う人がいないのと同じことになります。

 

現実という言葉がわかりにくければ、事実という言葉に置き換えてもらえるとわかりやすいです。

 

思い込みで事実を変えることはできませんが、真実を変えることはできます。

 

多くの人が間違えてしまうのは、事実を真実だと思ってしまうことです。

 

何に焦点を当てるかによって、景色は同じでも見える世界が変わります。

 

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人生において重要なのは、事実ではなく真実です。

言い換えると、何があるかよりも何を信じているかのほうが重要だということです。

 

「事実は形として存在するんだから、事実のほうが重要に決まってるだろ」

 

とあなたが感じるのであれば、それがあなたの信じた世界=真実です。

したがって「事実こそ重要である」という世界観の中で生きることになります。

 

嘘か本当かは重要ではない

僕たちは物質世界の出来事を現実として認識して生きていますが、

実はこの物質世界もほとんどが幻想でできています。

 

僕たちが日本人なのは、そう思い込んでいるから日本人なだけです。

お金も価値があると思っているから、紙切れに価値が生まれているだけです。

 

 

例えば、「1年以内に大不況が来る」という根も葉もない大嘘をマスコミがテレビで放送したとします。

 

テレビというのは影響力が大きいので、その情報を見た人はそれが真実であると思い込んでしまいます。

 

そうすると、その嘘もやがてその人の現実(事実)になってしまいます。

 

誰かがリストラされたり、どこかの会社が倒産した話を聞くと、「やっぱり不況だからだ」と思い込んでしまいます。

 

でも、別に不況じゃなくてもリストラされる人はいるし、倒産する会社もあるわけです。

 

事実は同じですが、思い込みによって見える世界が変わっています。

この人にとって(嘘であるはずの)不況は現実になったということです。

 

自分の見たい世界だけ見る

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ネガティブはポジティブよりもパワーが強いです。

 

人間は、意識していなければ思考は自然とネガティブなものにフォーカスするようになっています。

 

そのため、目の前に見えている世界もついついネガティブな側面ばかりを見てしまいがちです。

そして、その直視した現実によって思考がネガティブになり、自分の波動も下がってしまいます。

 

これが人生がうまくいかなくなる原因です。

 

「頑張るぞ」と意気込んだときに、現実を見て「やっぱり自分はダメだ」と思うからうまくいかなくなるんです。

 

今目の前に見えている現実は、過去の自分がもたらした結果であって、

自分の未来とは何にも関係がありません。

未来と関係があるのは現在の自分の在り方です。

 

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過去がどうであれ、未来など現在の自分が変わればいくらでも変えることができるんです。

 

自分の見たい世界、生きたい世界だけに意識を向けてください。

 

同じご飯を食べるのでも感謝の世界に生きることもできれば、

不平・不満の世界に生きることもできるわけです。

 

「ご飯を食べる」という事実は重要でないことがわかりますよね。

 

現実は真実ではありません。

 

現実に引っ張られることなく、自分の生きたい理想の世界を生きてください。

やがてその理想の世界は、あなたの現実となるでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。