潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

人間が最も恐れるのは拒絶されること



人間が最も恐れるのは拒絶されることだそうです。

 

そう考えると、自分がいままでとんでもない過ちを犯してきたことに気が付きます。

 

僕は長い間、「正しさ」を軸に生きてきました。

 

正論を振りかざし、「自分は間違っていない」と思ったことにはとことん衝突し、

相手を完膚なきままになるまで論破していました。

 

「正しさ」を軸に生きている自分を誇らしく思うほどでした。

 

しかし、その態度は裏を返せば相手に対する否定・拒絶になるわけです。

 

自分の意見を否定・拒絶された相手は当然腹を立てるので、

自然と敵が増えていくことになります。

 

そういう失敗を繰り返してきたので、

人生落ちるとこまで落ちてしまったのだと思います。

 

 

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「正しさ」を軸に生きる弊害

正しさを軸に生きるということは、

自分にとっての正解が存在するということです。

 

正解が存在するということは、

その正解に当てはまらないものは「間違い」ということになります。

 

人間は人それぞれ異なる信念を持っています。

 

信念とはその人にとっての正解であり、

その考えを否定・拒絶されると怒りや悲しさを感じます。

 

よくネット上で喧嘩してる人がいますが

大抵は相手の意見を否定したことが発端となっています。

 

自分の意見を否定されるということは、

自分のアイデンティティを拒絶されるようなものです。

 

その防護反応として怒りという感情が湧いてくるのではないでしょうか。

 

他人を認めることは自分を曲げることではない

僕が長い間他人のことを認めることができなかったのは、

他人を認めたら自分を曲げることになる、と思っていたからです。

 

他人の意見を受けて入れてしまうと自分の考えを否定することになる。

 

深層心理でそのように思っていたので、

自分の信念にそぐわない他人の考えを拒絶してきました。

 

自分に自信がなかったからこそ、

自分で自分のことを否定したくなかったのだと思います。

 

今ではだいぶ柔軟に考えられるようになりましたが、

この考え方のおかげで今までたくさんの人たちを傷つけ、

自分自身もたくさん痛い目に遭ってきました。

 

過去の自分に言ってあげたいことは、

 

「他人を認めることは自分を否定することではない」

 

ということです。

 

他人の意見を尊重することは、

自分の意見を曲げる事とイコールではありません。

 

理解するだけで救われる人もいる

拒絶の反対は共感や理解です。

 

人間が一番求めるものは、

他人に理解・共感を示してもらうことです。

 

多くの人が他人の目を気にして生きているのは、

他人に認められたいという思いがあるからです。

 

理解や共感にはとてつもなく強力なパワーがあります。

 

その力を悪用すれば、

他人をコントロールすることなどたやすいです。

 

日本は「こうあるべき」という暗黙のルールが数多く存在するので、

そこから外れた人間は否定・拒絶される風潮があります。

 

そのためか「理解してもらえない」という苦しみを抱えている人も少なくありません。

 

これほど豊かな国であるにも関わらず、

自○者が後を絶たたないのは、

そういった事情も関係しているのかもしれません。

 

もし、彼らのことを心から理解してくれる人がいたら、

ひょっとしたら彼らは救われていたかもしれないのです。

 

「自分はこんなに苦しんでるのに誰も理解してくれない」

 

これほどつらいことはありません。

 

まとめ

否定や拒絶の相手に与えるダメージは強大です。

人によっては人生が狂ってしまうほどの大打撃になることもあります。

 

何事も否定から入る人も少なくありませんが、

まずは「いいね」と相手を認めてあげることができれば、

この世の中はもっと素晴らしいものになるのではないでしょうか。

 

この世に絶対的な正解など存在しないのだから、

「正しさ」を議論することはナンセンスです。

 

自分の正しさを尊重することも重要ですが、

だからといって他人の考えを拒絶する必要はないのです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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