人生の難しいところは複数の問題が同時多発的に起こることです。
一度に問題が一つしか起こらないのであれば、
その問題解決だけに集中できるので非常にわかりやすいです。
しかし、複数の問題が同時に起こった場合、
どちらか1方だけに集中することができなくなり、
結果としてどちらも中途半端になってしまうことがあります。
問題同士がお互い足を引っ張り合うこともあります。
借金返済のため必死になって働いた結果、
家族と接する時間が減り家族関係が悪化。
仕事に集中したいのに家族問題に気を取られ、
結局仕事までもうまくいかなくなってしまう。
みたいな感じです。
問題同士が悪い意味で相乗効果を発揮してしまい、
結局両方の問題が悪化してしまうこともあります。
今日は同時多発的に起こる問題の対処法について
考えてみたいと思います。
すべての原因は自分にある
問題に直面したときに重要なことは、
「すべての原因は自分にある」と考えることです。
被害者意識で生きていると辛くなったり、
他人に怒りを感じることになるからです。
「なぜ自分がこんな目に遭わないといけないんだ」
とか
「○○のせいでこんな目に遭ってしまった」
といったように考えてしまうと嫌になりますよね。
「自分が原因でその問題が起こった」と思うことができれば、
被害者意識で解釈することがなくなります。
他人のせいで問題に巻き込まれたと思うと腹が立ちますが、
自分のせいで問題が起こったと思うと腹は立ちません。
自己責任で生きると心が乱れる機会が減ります。
あきらかに理不尽なことで怒鳴られたとしても、
それすら自分に原因があると考えると、
「仕方ないかな」という気分になるものです。
「自分は悪くない」
「自分は間違っていない」
と考えるから怒りを感じてしまうのです。
スーパーマンのセルフイメージを持つ
なぜただの出来事が問題に発展するかというと、
自分がその出来事を問題だと認識しているからです。
自分が問題だと認識しなければ、
それはただの出来事であり問題にはなりません。
ただの出来事が問題に変わる理由、
それはセルフイメージが低いことが原因です。
ある人にとっては大問題に感じられるようなことも、
別の人にとっては大したことじゃないことってたくさんあります。
同じ出来事であるにも関わらず、
何とも思わない人もいれば、
大問題だと思い悩む人もいるわけです。
両者の違いは出来事に対する解釈の仕方に原因があります。
自分のセルフイメージが高ければ、
少々の問題で思い悩むことはありません。
「自分なら解決できる」という自信があるからです。
自分のセルフイメージが問題を作り出しているのであれば、
結局すべての原因は自分にあるわけです。
スーパーマンのセルフイメージを持つようにしてみてください。
どんな問題が起こっても一切動じない、
映画の中のスーパーヒーローのようなセルフイメージを持つのです。
映画の中のスーパーヒーローは、
自分の悪口を言われたぐらいでクヨクヨ落ち込んだりしませんよね。
「こんなときスーパーマンならどんな態度をとるだろう?」
と考えると日常に起こる些細な問題は、
ほとんど気にならなくなります。
その結果、集中すべきことだけに意識をフォーカスすることができるようになります。
まとめ
問題が同時多発的に起こってしまったときは、
被害者意識を捨てスーパーマンのセルフイメージを持つ。
結局すべての問題は自分が作り出しているのだから、
自分の考え方ひとつでいくらでもコントロールできるわけです。
問題に委縮して身動きがとれなくなったり、
後悔したり他人を責めたところで問題が解決するわけではありません。
そんなことにエネルギーを使うぐらいなら、
問題解決にエネルギーを注ぐべきです。
自分で問題起こして勝手に「問題だー」と大騒ぎしている人がいたら、
あなたはその人のことをどう思いますか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。