当たり前のことですが、
一般的に安定はよいものであるとされています。
人間だれしも本当的に「安定したい」と思っています。
安定=生存欲求であり、
安定することで安心安全な環境が手に入るからです。
しかし、安定は時にリスクになることがあります。
人生を大きく飛躍させたいのであれば、
安定志向は捨てたほうがいい場合があります。
安定こそが絶対正義
安定とは物事の状態が常に一定である状態を指します。
一般的に金銭面で安定という言葉を使うことが多いです。
常に一定額の収入を得られることを安定と呼び、
長年にわたりそれが絶対正義として人々の価値観に刻まれました。
常に一定金額が収入として得られるのであれば、
金銭面の不安は小さくなります。
「収入がない」という状態をさけられるからです。
マズローの5段階欲求を見ても、
お金持ちになりたい(自己実現欲求)よりも、
安定収入がほしい(生存欲求)のほうが低い階層にあります。
安定=リスク
人生という長いスパンで考えたとき、
安定は大きなリスクになることがあります。
安定=変化しないという定義で考えるならば、
安定することは将来的にも今と変わらない状態であることを指すからです。
つまり、5年経とうが10年経とうが今の自分とほとんど変わらない状態だということです。
それってある意味絶望的なことだと思います。
未来の自分の状態が見えてしまうのであれば、
将来に対する希望も持てなくなるし、
人生がつまらなくなってしまうからです。
時代は変化している
時代は常に変化しています。
特にここ10年~20年は急速に世の中の流れが変わっています。
価値観は時代の流れに合わせて変えていく必要があります。
時代が変化しているのに価値観が古いままでは、
時代についていくことができなくなるからです。
今好調な企業を見てみると、
決して歴史のある企業というわけではなく、
むしろ会社としては歴史は浅い企業もたくさんあります。
後発であるにもかかわらず、
そういう企業が大躍進したのは、
時代の流れに乗ることができたからです。
古いやり方にこだわる企業ほど淘汰されています。
人間は変化を嫌う生き物であり、
変化をしないことはとても楽です。
これから生き残っていける企業は、
時代の変化に柔軟に対応できる企業です。
個人にも同じことがいえるのではないでしょうか。
安定の定義も変わりつつある
僕たちが安定と信じてきたものが
実は不安定だったなんてこともあります。
顔面パンパン....。
その理由は、時代の変化によって言葉の定義も変わるからです。
まとめ
人生はいろいろあるからこそ面白い。
良いことも悪いことも起こるから、
人生に深みが出るのだと思います。
安定することによって人生の中から、
変化の機会が減っていきます。
それはそれで問題ではないかと思うのです。
人生は一度きりなので、
できる限りいろんな経験をしたほうがいいです。
あなたは素晴らしいのだから、
自分の可能性にフタをしないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。