困難や試練を目の前にしたときに、
思わず心が折れてしまいそうになることがあります。
無理難題を押し付けられて嫌になるときがあります。
自分のことを否定されて落ち込むときがあります。
そして、そういう自分のことが嫌いになることがあります。
もしあなたがそういう悩みをお持ちなのであれば、
超人のセルフイメージを持つようにしてみてはいかがでしょうか?
超人のセルフイメージを持つことができれば、
心が乱れることが本当に少なくなります。
超人のセルフイメージ
超人のセルフイメージとは、
その名の通り自分を超人だと思い込むことです。
超人よりはスーパーマンのほうがしっくりくるかもしれません。
スーパーマンはちょっとやそっとのことではへこたれませんよね?
小さな出来事に心を乱されてしまうのは、
自分のセルフイメージが低いからです。
例えば、ある日突然1000万円の借金を背負うことになったとします。
ほとんどの人はパニックになることでしょう。
もし超人のセルフイメージを持っているのであれば、
「なんだたったの1000万円か」ぐらいしか思わないので、
心が乱れることはありません。
カーネルサンダースやウォルトディズニーは、
自身のビジネスが軌道に乗るまでに何百回と断られてきました。
ディズニーが約300回、サンダースに至っては約1000回断られています。
ほとんどの人は1回ダメだったら諦めてしまう中で、
この回数は驚異的な数字と言えます。
確かに凄そうに思えますが、
考え方によっては「たった300回で成功できる」とも考えられます。
300回やって成功できるのであれば、
とにかく行動しまくればいいと思えませんか?
300回という数字を聞いて「すごい、自分には無理だ」と思うのは、
自分のセルフイメージが低いからです。
その話を聞いた後であれば、
100回断られることなど小さなことのように思えませんか?
セルフイメージ=心を乱すものの大きさ
出来事に対して心が乱れてしまうのは、
「自分には手に負えない」と思っているからです。
そして、心を乱すものの大きさは
セルフイメージに比例します。
自分のセルフイメージが低ければ低いほど、
小さなことでさえも心が揺れ動いてしまいます。
できればネガティブな感情は味わいたくないですよね?
セルフイメージを高くもつことは、
自分の心を安定させるためでもあるのです。
モデリングして演じる
自分のセルフイメージを高く持てないという人は、
自分の尊敬する人や憧れの人を演じてみるといいと思います。
いきなり「俺はスーパーマンだ」と心に言い聞かせても、
「うそつけ」という潜在意識のツッコミが入るだけです。
であれば、無理矢理思い込もうとするのではなく、
他人をモデリングして演じればいいのです。
他人になりきって演じるということは、
自分ではない別人になっているということです。
別人になっているのだから、
どんなセルフイメージでいようが、
潜在意識からのツッコミは入りにくくなります。
重要なことは本気でなりきること。
少しでも我に返ってしまうと、
自分に戻ってしまい潜在意識のツッコミが入ります。
「こういうとき○○さんならどうするだろう?」
と考えて行動することは、
様々な局面において役に立ちます。
憧れの人になりきっているときは、
自分に自信が持てるし楽しい気分になります。
馬鹿げた話に思えるかもしれませんが、
非常に強烈なのでぜひやってみてください。
まとめ
今コロナで不安を抱えている人も多いです。
「仕事が無くなったらどうしよう」
と不安に感じるということは、
「仕事を失うという出来事を乗り越えられない」
と自分に対して思っているからです。
セルフイメージを高く持つことは1円もかかりませんし、
誰かに迷惑をかけることもありません。
憧れの人になりきって楽しい気分になるだけでなく、
少々のことでは心が乱れなくなるというおまけまでついています。
心がくじけそうになったときは、
超人のセルフイメージを持ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。