潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

安定が生む弊害



人間は安定を求める生き物であり、

不安定を求める生き物です。

 

安心安全を求めるのはマズローの五段階欲求説にも登場する

「安全欲求」からくるものです。

 

しかし、安定も長く続くと人間は退屈するようになります。

 

非日常を求めて海外旅行に行くのも不安定欲求です。

 

安定に対する執着が強くなると、

不安定への恐怖心がどんどん大きくなります。

 

コロナ自粛による経済へのダメージで、

まるで人生終わったかのような言い草をする人がいますが、

お金が無くなったぐらいで人間は死んだりしません。

 

今まで安定に守られてきたからこそ、

安定を失うことへの恐怖がそう思わせるのでしょう。

 

転ばない選択・傷つかない選択

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安定欲求が働くのは金銭面だけの話ではありません。

 

傷つくのを恐れてコンフォートゾーンから出ようとしないのも、

安定への執着と不安定への恐怖心が大きいからです。

 

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コンフォートゾーンの中にいるときは、

失敗することもないので傷つく心配はありません。

 

でも今の自分の心地よいと感じる範囲内のことしかやらないので、

現状よりも人生のステージが上がることはありません。

 

コンフォートゾーンの外側というのは未知の領域なので、

失敗はつきものです。

 

ただし、失敗には学びがあり失敗する事に成長するので、

どんどん自分のコンフォートゾーンが拡がっていきます。

 

最初は失敗ばかりで大変だったことが、

やっているうちに何とも思わなくなるのです。

 

コンフォートゾーンの中だけで生きるのは確かに楽です。

 

しかし、それで人生の終わりを迎えたとき果たして悔いはないでしょうか?

 

人間はやったことよりもやらなかったことに後悔すると言います。

 

安定になんとしてでもしがみつこうとすると、

コンフォートゾーンの外側への一歩を踏み出すのが怖くなります。

 

不安定を経験すると恐怖心が消える

例えばコロナウィルスで会社が倒産して職を失ったとします。

 

今まで安定の中で生きてきた人は、

不安と恐怖で押しつぶされそうになるかもしれません。

 

確かにそれで生活水準は落ちてしまうかもしれませんが、

職を失ったぐらいで人間は死んだりしません。

 

そして、その経験は今後の自分の人生に大きな自信となるはずです。

 

「あの苦しい体験を乗り越えることができたのだから、何が起こっても大丈夫」

 

確かに一時的とは言え、経済的に困窮するのはつらいことかもしれません。

 

でも、その経験によって自分の人生から「不安定への恐怖心」が消えるのなら、

そっちのメリットの方が大きいと思いませんか?

 

ずっと安定の中だけで生きていると、

「いつか会社が倒産するのではないか?」とか、

「いつかリストラされるのではないか?」

といった漠然として不安を常に感じながら生きていかなければなりません。

 

恐怖はただの妄想であり幻想です。

 

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ブラック企業と知りながらもその会社を辞めることができないのは、

「会社を辞めたら(収入がなくなり)生きていけなくなる」

という恐怖(思い込み)があるからです。

 

実際は、会社を辞めたぐらいで生きていけなくなることなど絶対にありません。

 

しかし、「職を失う」という経験をしたことがないから、

そのことに対する恐怖心がブラック企業にとどまる選択をさせるのです。

 

もし「仕事なくなるぐらい大したことじゃないや」と思っていたら、

会社を辞めることに何の抵抗も感じないはずです。

 

それって人生にとってすごくプラスだと思いませんか?

 

生き方を考えるきっかけ

コロナウィルスは多くの人たちに生き方を考えるきっかけを与えました。

 

自分のやりたいことを我慢して、

安定のために嫌々働いていた会社が倒産した。

 

もしあなたがそうなら、

安定を求める生き方を見つめ直すチャンスかもしれません。

 

自分のやりたいことを我慢して人間関係のストレスを抱えながら、

嫌いな会社でやりたくもない仕事をしても、

会社が倒産するときは倒産します。

 

完全なる安定など存在しません。

 

「だったらもっとやりたいことやっておけばよかった」

 

と思うかもしれませんね。

 

もし今あなたがコロナの影響によって職を失ったのなら、

それはとてもラッキーなことだと思います。

 

早い段階で社会に放り出された方がやり直しがきくし、

今ならまだ国がある程度面倒を見てくれる可能性があるからです。

 

日本だけではありませんが、失業者が大量に出てくるので、

まったく対策をしないということはないでしょう。

 

これがコロナ関係ない時期に無職になったとしたら、

完全に自分の力だけでどうにかしないといけないわけです。

 

人生を巻き戻すことはできませんが、

リセットすることはできます。

 

すべてを失ってもまたやり直せばいいんです。

 

コロナウィルスの発生によって、

 

「いつ何が起こるかわからない」

 

ということに気づいた人も多いと思います。

 

もしそれで「1日1日を大切に生きよう」と考えるようになったのなら、

この経験はあなたにとって重要なギフトであると言えます。

 

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こういう出来事が起こらないとなかなか人生を見つめ直すことはありません。

 

「すべてが終わった」と悲観的に考えるのではなく、

「これから新しい人生が始まる」と考えてみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

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