世の中にはGiver,Taker,Matcherの3種類の人々がいます。
一部例外はありますが、
基本的には以下のような形で分類されます。
お金持ち→Giver
普通の人→Taker
貧乏な人→Giver
僕個人の見解としては、
貧乏な人の中にはGiverとTakerが
入り混じっていると考えています。
ただGiverになるだけではTakerにむしり取られて貧乏になります。
お金持ちになるためには、
「賢い」Giverになる必要があるのです。
この場合の賢いとは「勉強ができる」とか、
「頭がいい」とかそういうことではありません。
世の中の真理や本質がわかる人のことです。
今日はGiverとTakerの中から、
Takerにクローズアップしてみたいと思います。
Taker=奪う人
Takerは嫌がられることが多いですが、
誰しも少なからずTakerの要素は持っています。
奪う人とは泥棒という意味ではありません。
いらないものを無理やり買わせようとする
セールスマンなどが典型的なTakerです。
自分の利益のことしか頭になく、
相手の気持ちなど一切考えない。
だからこそ、相手が欲しいものが理解できず、
「商品が売れない」という状態に陥ってしまうわけです。
「お金持ちになりたい」と考えることは素晴らしいことですが、
他人から奪う必要はありません。
富は無限に存在するのだから、
自分で創り出せばいいだけの話です。
Taker=不足思考
なぜTakerが他人から奪おうとするかというと、
自分自身が満たされていないからです。
本当に満たされている人は他人から奪おうとはしません。
そんなことする必要もありませんからね。
実際のところ、本当の意味で不足を感じている人は少ないです。
本来は十分満たされているはずなのに、
意識の焦点が不足に向けられているから、
不足感や欠乏感を感じてしまっているだけです。
事実として不足しているかどうかではなく、
本人の考え方の問題です。
このマインドを手放さない限り、
真のGiverになることはできません。
(偽物のGiver=見返りを期待して与える人)
不足は執着を増幅させる
執着は不足に対して増幅する傾向があります。
十分なものに対して執着する人はいませんよね?
つまり、不足感を感じれば感じるほど、
執着が強くなってしまうということです。
執着が強くなれば波動も低くなります。
お金も人間も、
追いかければ追いかけるほど逃げるものです。
ハングリー精神はとても大切ですが、
必要以上に執着をしてしまうことは逆効果です。
Takerを脱する方法
Takerから脱する方法は充分思考になることです。
お金持ちになることではありません。
お金持ちになったとしても、
不足にフォーカスする思考パターンが変わっていなければ、
結局欠乏感を感じることになるからです。
「今の生活に満足できない」という不満を抱えている人はたくさんいますが、
他人と比較してそう感じている場合も多いのです。
他人との比較をやめるだけでも、
充分思考を持ちやすくなります。
まとめ
Takerは他人から奪おうとする人です。
その結果、信頼を失いますます貧しくなります。
Giverは他人に与える人です。
その結果、信頼されてますます豊かになります。
普通に考えたら誰でもわかりそうなことですが、
自分のことになるとこの視点が持てなくなるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。