僕たちはプラスのものは喜んで受け取りますが、
マイナスなものを受け取ると嫌な気分になります。
当たり前といえば当たり前のことですが、
それでは何も変わりません。
人生にはプラスもあればマイナスもあり、
どちらかというとマイナスのほうが多いような気がします。
マイナスのものを受け取るたびにネガティブになっていたら、
負の感情に支配されどんどん現実が悪化してしまいます。
マイナスなものを受け取っても、
ネガティブに引っ張られないことが大切です。
そこで重要になってくるのが言葉の力です。
先日「言葉で自分をコントロールする」という話をしました。
この方法を使ってマイナスな出来事があったときも、
プラスに解釈できるように自分をコントロールする必要があります。
嫌なことや腹の立つこと、
理不尽なことがあったときは、
ぜひ言葉の力を使ってみてください。
マイナスな出来事に対して「ありがたい」と思うようになると、
心が落ち着きネガティブな感情が和らいでいきます。
本当に不思議なのですが、
効果抜群なのでぜひやってみてください。
マイナスなものに対して「ありがとう」と言うと、
脳が感謝できることを探し始めます。
そうすると、その出来事のプラス部分が見えるようになるのです。
さらにいうと、
そのマイナスな出来事さえもギフトであることに気づき、
自分は宇宙から愛されているという気持ちにすらなります。
自然を見ていてもわかりますが、
穏やかなときもあれば厳しい災害に見舞われるときもあります。
でもそういう災害が起こるからこそ、
自然が健康な状態に保たれているのだと思います。
人間社会においてもマイナスな出来事がきっかけで、
プラスの出来事に転じることもよくあります。
そう考えると、マイナスな出来事も愛であるということが、
ますます腑に落ちるような気がします。
マイナスな出来事も感謝して受け取る人は最強です。
どんなことがあっても、
常に明るい気持ちでいられるからです。
調子のいいときに頑張ることは誰でもできます。
人間の真価が試されるのは、
うまくいかないとき。
その時に耐えて乗り越えることができるか、
そのまま倒れて二度と起き上がることができないのか。
そこで人生が大きく分かれていくような気がします。
マイナスな出来事が起こったときは、
意識的に感謝するようにしてみてください。
今まで見えなかった「気づき」が必ずあるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。