昨日の出来事です。
2か月前に購入したばかりのプリンタのインクが切れたので、
新しいものに入れ替えたのですが印刷できず。
2か月といっていますが、今までほとんど使っていないのでほぼ新品と変わらない状態です。
カラーでは印刷できるのですが、
白黒印刷すると白紙の紙が出てくるだけです。
ネットであれこれ調べていろいろ対処するのですが、
どれも解決にはいたりませんでした。
プリンタのことを考えるだけで憂鬱な気分になりそうです。
「その程度で」と思うかもしれませんが、
こういう小さなことだけど嫌な気分になってしまうことって、
日常に結構あるのではないかと思います。
今日は「嫌な気分を感じそうになったとき」についてのお話です。
周波数を低いチャンネルに合わせない
プリンタの不具合なんてそれほど大したことではありません。
でも、あれこれ考えてしまってついついネガティブ思考になってしまうのです。
「購入して2か月しか経っていないのに」
「電話するのが面倒くさい」
「修理に出している間プリンタが使えない」
英語で電話をするのって結構エネルギーを使うんです。
電話の待ち時間や状況説明など含めて最低でも30分はかかるでしょう。
その時間がすごくもったいないという気持ちが強いし、
修理に出すことでさらに時間を無駄にしてしまうのが嫌です。
何より「買ったばかりなのにいきなり故障かよ」という気持ちが強かったですね。
でも、こういうことを考えれば考えるほど、
自分の周波数(波動)は下がってしまいます。
1-10までチャンネルがあって、1が最低10が最高だったとします。
例えば自分の気分が8だったとしても、
嫌なことを考えることによって、
低いチャンネルに周波数を合わせようとします。
その時すぐにその気分から脱することができれば、
周波数は7ぐらいでストップできるかもしれません。
でも、ずっと嫌なことを考え続けていたら、
周波数は下がり続け、最悪の場合「1」にチャネリングしてしまう可能性もあります。
周波数=波動が下がったらネガティブな出来事を引き寄せやすくなります。
こういう日々の「小さな嫌なこと」の積み重ねによって歯車が狂いだし、
人生が少しずつうまく行かなくなっていくのだと思います。
せっかくのいい気分が台無しになるし、
波動が下がってしまうのが嫌なので、
プリンタのことを考えるのをやめました。
嫌な気分はすぐに断ち切る
嫌な気分を感じたらすぐにその気分を断ち切る必要があります。
ほったらかしにしておくと、嫌な気分が意識の片隅に巣食うようになってしまうからです。
ご飯を食べているときも
遊んでいるときも
家族で過ごしているときも
お風呂に入っているときも
常に頭の片隅にプリンタのことがよぎり、
その度に憂鬱な気分になってしまいます。
長い時間低いチャンネルに周波数を合わせれば合わせるほど、
波動は下がりネガティブな気分も持続します。
重要なのは、どれだけ短い時間でその気分を断ち切ることができるかです。
腹をくくる
なぜ嫌な気分を感じ続けてしまうかと言うと、
「どうにかして嫌なことから逃げよう」と漠然と考えているからです。
何とかしてこの「嫌なこと」から逃げる方法はないか
無意識にそういう風に考えているということです。
嫌なことから逃げようとするのは「腹をくくっていない」からです。
今回の僕のケースで言うならば、
想定できる選択肢は3つしかありません。
- あきらめる
- 修理に出す
- 新しい物を買う
自分のとるべき行動はこの3つのどれかしかないのだから、
どれにするかをさっさと決めてしまえばいいだけです。
それを決めずに「どうしよう。どうしよう」と漠然と考えているから、
いつまでたっても嫌な気分を断ち切ることができないのです。
自分の取るべき行動を冷静に判断して、
一度決めたら腹をくくってしまう。
そうすることで余計なことを考えることがなくなります。
例えば、人前で話すことが苦手な人が結婚式のスピーチを依頼されたとします。
その人はそのことを考えるたびに憂鬱な気分になります。
何をしているときもそのことが頭をよぎり、「嫌だなあ」と思ってしまいます。
このとき、この人が取れる行動は3つあります。
- スピーチを承諾する
- スピーチの依頼を断る
- 代理でスピーチをしてくれる人を見つける
この中からとるべき行動を選択し、後は腹をくくればいいだけです。
スピーチを承諾するならとにかく全力を尽くす。
「もし失敗して恥をかいても全力を尽くしたのだからよしとする」
と自分を納得させる。
このように腹をくくってしまえば、
「どうしよう」とあれこれ迷うことはなくなります。
スピーチの依頼を断るなら友人に嫌われる覚悟をする。
「友人に嫌われるかもしれないが、人前で恥をかかずにすんだのだから良しとする」
と腹をくくる。
「どうにかして友人から嫌われずにスピーチを断れないか」などと考えないことが大切です。
そうやって決断せずに逃げ回っているから、
いつまでたっても嫌な気分から解放されることができないのです。
意識を注いだものは拡大する
良きにつけ悪しきにつけ、意識をフォーカスしたものは拡大します。
ただのプリンタの不具合だったものが、
意識を注ぎ続けることによってどんどん拡大していくということです。
意識の片隅に巣食った「嫌なこと」は、
頻繁に頭をよぎるようになります。
そうすると、せっかくの楽しい場であったとしても、
そのことを考えてしまって気分が台無しになります。
友達と遊んでいるときも、ふとした時にそのことが頭をよぎり、
「嫌だなあ」と憂鬱な気分になってしまいます。
きっかけは「小さな嫌なこと」だったのが、
幸福感を脅かすほどの「大きな嫌なこと」にまで拡大してしまっています。
余談ですが、僕は昔からプリンターとは相性が悪かったです。
いつも何かしらのトラブルで苦労していて、
今回も「トラブルがあったら嫌だな」と心のどこかで思っていました。
おそらくその意識が注がれたことによってそれが現実化してしまったことが、
今回の出来事の発端でしょう。
逃げれば逃げるほど苦しくなる
嫌なことがあったら、ほとんどの人は「どうにかして逃げよう」とします。
人間とはそういう生き物だから、
それはその人が悪いわけではありません。
でも、逃げても逃げても嫌なことは追いかけてきます。
いつまでたっても解決することはないので、
常に嫌なことをを考えなければならなくなります。
先ほどの例にたとえるなら、「長時間低いチャンネルに周波数を合わせている」状態です。
実は、嫌なことは逃げ回るよりも立ち向かったほうが後々楽なんです。
解決してしまえばもう心を煩わせることもないし、
一度解決したら自信がつくので、同じことが再度起こっても、
最初の時ほど気に病むこともなくなります。
逃げ回る理由は腹をくくっていないからでしたね。
腹をくくって「嫌なこと」に立ち向かっていけば、
長期的に見るとかなり楽になります。
魔法の言葉「ツイてる」
斎藤一人さんの天国言葉として有名な「ツイてる」。
いいことがあったときもよくないことがあったときも、
この「ツイてる」を口にするだけで人生が良い方向へ進む
と言われています。
今回のプリンタの件が起こった時に、
ふと「ツイてる」のことを思い出したので、
「ツイてる」と言ってみました。
最初はまったくツイてると思えませんでした。
買ったばかりでほとんど使っていないのに、
いきなりプリンタが使えなくなって面倒な手間も増えた。
「ツイてることなんて何もない」と思っていたのですが、
しばらくするとツイてる気分になってきました。
「まあ、2か月で故障したということはメーカーの保証期間内だしラッキーかな」
「取り急ぎプリンターが必要になる用事もないから、今壊れたのはラッキーかも」
そういう風に考えるようになったのです。
「ツイてる」という言葉は、嫌な気分を断ち切り負の連鎖を食い止める力があります。
なぜなら、「ツイてる」という言葉を発することによって、
その出来事のツイてる面を探そうと意識の焦点がかわるからです。
嫌な気分を感じそうになったら、
思っていなくてもいいので「ツイてる」と言ってみてください。
悪い流れが変わるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。