Tomorrow is another dayは英語の格言で、
日本語に訳すと「明日は明日の風が吹く」といった意味になります。
僕の好きな言葉です。
僕には日本語訳よりも原文のままの
「明日は別の1日」というニュアンスの方が好きです。
人生を生きていくうえでこの考えってとても役に立ちます。
嫌なことがあったとき、
辛いことがあったとき、
僕たちは過去を水に流すことができません。
明日は別の1日がやってくるのに、
その嫌な出来事を明日に持っていこうとするのです。
どんなに嫌なことがあっても、
どんなに辛いことが起こっても、
明日になれば新しい1日が始まるんです。
過去に縛られ未来を台無しにする
過去とは過ぎ去っていった日々のこと。
今の人間の技術では絶対に過去の事実を変えることはできません。
終わったことをくよくよ考えていても仕方ないし、
それを未来に持っていくならこれほど愚かなことはありません。
昨日起こった嫌なことをずっと考えていたら、
今日も明日も台無しになってしまいます。
せっかく嫌なことが終わったにもかかわらず、
わざわざ自分でその時の感情をぶり返させているのです。
せっかく新しい1日が始まるのだから、
気持ちもリセットして再スタートすればいいだけです。
過去と未来はつながっていない
過去にマイナスな出来事が起こったからといって、
未来にもマイナスな出来事が起こるわけではありません。
過去と未来はつながっていないのです。
未来とつながっているのは現在の自分です。
今の自分の行動が変われば未来に得られる結果が変わります。
多くの人は過去の自分をベースに未来を予測します。
そして「自分には何のスキルも実績もない」といって、
挑戦することすらしようとしません。
過去の自分にスキルや実績がないのなら、
今から磨いていけばいいだけの話です。
今から必死になって勉強すれば、
未来はいくらでも変えることができるんです。
マイナスな出来事はいつまでも続かない
「過去と未来はつながっていない」と先ほどお話ししました。
人生に起こる出来事も同じで、
いいことも悪いこともずっと続くわけではありません。
プラスとマイナスが繰り返されて人生のバランスをとっているからです。
「自分にはマイナスなことばかり起こる」
もしそのように考えるのであれば、
それは過去の出来事に縛られネガティブ感情になることで、
否定的解釈しかできなくなっていることが原因でしょう。
同じ状況であっても解釈の仕方で感じ方が変わります。
Tomorrow is another day.
嫌なことが起こったとしても、
明日から新しい1日が始まると思ったら、
気持ちが楽になるのではないでしょうか?
起こってしまったことはどうしようもありません。
起こってしまった過去の出来事について考えるよりも、
これからどうすべきを考えるほうが何倍も重要です。
未来がわからないからワクワクできる
未来に起こる出来事は誰にも予測できません。
人間は未知のものに対して恐怖を感じる習性があります。
未来に不安や恐怖を感じるのは、
何が起こるかわからないからです。
また一方で人間には好奇心という欲求もあります。
「知りたい」という欲望は人間の持つ本能です。
もし未来の出来事がすべて事前にわかっていたら、
こんなにつまらない人生はありません。
何が起こるかわからない新しい1日が始まるから、
未来にワクワクすることができるんです。
僕たちが「頑張ろう」と思うことができるのも、
未来に希望を感じているからです。
未来のことがすべて事前にわかっていたら、
希望なんて持つことはできません。
Tomorrow is another dayだからこそ、
人生は面白いのだと思うのです。
まとめ
僕たちは物理的時間軸で言うと現在を生きていますが、
思考は過去を生きている場合が多いです。
なぜ終わったことをいつまでも考えるのか?
それが良いことならまだしも、
嫌なことなら尚更おかしな話です。
毎日新しい1日が始まるということは、
とても素晴らしいことです。
「明日はきっといいことある」
と思ったら、人生は必ず楽しくなるはずです。
Tomorrow is another day.
嫌なことがあったときは、
この言葉を思い出してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。