願望を実現し幸福な人生を手に入れるためには、
自分を味方に付ける必要があります。
自分自身との付き合い方次第で、
もう一人の自分は敵にも味方にもなります。
自分を味方につけることができれば、
いろんなことがうまくいくようになります。
逆に自分を敵に回してしまうと、
何をやってもうまくいかないようになってしまいます。
最近でこそ「自分と向き合う」ということの重要性が理解されつつありますが、
ちょっと前までは、そもそももう一人の自分という存在自体が認知されていませんでした。
自分を敵に回してしまう理由
自分軸、他人軸と言う言葉がありますが、
他人軸で生きるとかなりの高確率で自分を敵に回します。
他人の目を気にするあまり自分を押し殺してしまう人は要注意です。
こういう人は「自分がどうしたいか」よりも、
「他の人がどうしているのか」を基準に物事を考えます。
自分のことは二の次で常に他人のことばかり優先しています。
この場合の他人を優先はGiver精神ではありません。
ただ自分のことを犠牲にしているだけです。
他人を喜ばせたいというよりも、
自分が嫌われたくないという考えで行動しているからです。
まったく自分のことを大切にしていませんよね?
こんな状態でもう一人の自分が味方したくれるわけがありません。
家族や大切な友達のように接する
家族や親友など大切な人と接するときは、
あなたは積極的に相手の声に耳を傾けるはずです。
相手の発言を無視するなんてことは絶対にありませんよね?
相手が困っていれば助けてあげようとするし、
相手が悩んでいれば相談に乗ってあげると思います。
もし相手がそのように接してくれたら、
あなたはきっとその人に心を開くはずです。
自分は自分にとってもっとも大切な存在であるにもかかわらず、
ほとんどの人は家族や友達のように接してあげることができていません。
常に自己否定をしたり、
やりたくないことを嫌々やったり、
身体が疲れているのに無理したり、
自分のことを痛めつけることばかりをやっています。
そんな人が知り合いにいたら、
あなたはその人と仲良くできますか?
心と体の声を聴く
自分と仲良くするためには心と体の声を聴くことが大切です。
落ち込んでいる友達に共感を示すかのように、
内なる自分からの声に同調してあげてください。
「やりたくない」という心の声が聞こえたら、
「そうか、やりたくないんだね」と同調してあげます。
「疲れた。休みたい」という体の声が聞こえたら、
「そうか疲れてるんだね。ちょっと休もうか」と声をかけてあげます。
内なる自分はいつもこういう信号を送ってきているのですが、
僕たちはその信号に気づかないか無視をしてばかりいます。
まとめ
他人のために行動するというのは素晴らしいことではありますが、
自己犠牲をしてまでやるべきことではありません。
自分が満たされた状態になったら、
他の人たちにも親切になることができるはずです。
コップの中の水を分け与えるのではなく、
コップを満たしてあげて溢れた分だけを与えればいいのです。
自分を大切にできない人は他人からも大切にされません。
自分は生まれてから死ぬまで常に一緒にいる存在なのだから、
仲良くしないとつらいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。