今日はお金に対する引き寄せの話をしたいと思います。
さっそくですがタイトルにある質問の答えは何だと思いますか?
僕が直接聞いたわけではありませんが、成功法則を学ぶ上で数多くの富豪の人たちが同じ答えを持っていました。何だと思いますか?
では答えです。
「あなたが持っている価値を提供し(与え)なさい」
意外な答えでしたか?それとも予想した通りの答えだったでしょうか?
この答えが引き寄せとどう関係あるのだと思う方もいらっしゃるかもしれません。
そのお話をする前に引き寄せの法則の大前提について簡単にお話しておきたいと思います。
引き寄せの法則を詳しく知らない方は「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの著作のタイトルと混同してしまっていることがよくあります。
思考が現実化する、というのは間違いではありませんが正確ではありません。
引き寄せの法則は波動同調の法則です。
「思考は現実化する」という言葉だけで引き寄せの法則を理解してしまっている人は、
「自分の願望を思い描けば夢が叶うなんて嘘に決まっている」と引き寄せの法則の存在を信じません(そして嘘に決まっているという現実が引き寄せられます)。
推測ですが引き寄せの法則なんて存在しないと信じこんでいる人は、
「何もしなくても、宝くじがあたって勝手にお金持ちになれる」と引き寄せの法則のことを誤解しているのだと思います。
「思考すれば現実化する」という言葉だけで理解していると、感謝もしないから波動も低いし、セルフイメージも低い、さらに執着があるからいつまでたっても願望が引き寄せられない、という結末に陥り
「引き寄せの法則なんて存在しない!」とその存在を否定する結論にたどり着くことになってしまいます。
感謝や執着、セルフイメージだけではありませんが、引き寄せの法則を活用するためにはいくつか条件が必要になります。
それは「行動」です。
はい、当たり前の答えですね。行動しなければ結果は得られません。
それじゃあ普通の成功法則と同じじゃないか、と思われると思いますが、
引き寄せの法則的観点から説明すると「行動」そのものが引き寄せられてきます。
例えば「お金持ちになりたい」と願望を持ったとしてます。
お金持ちになりたい、というだけでは具体的な方法がわかりませんね。
でもそれで大丈夫なのです。
以前に解説しましたが潜在意識はGoogleの検索エンジンのようなもので、
僕たちが質問したことについての答えを常に探してくれています。寝ている間もです。
だから引き寄せに必要な感謝だったり、セルフイメージだったりということを実践して待っていれば、自然とどういう行動をとればいいのかという答えが見えてくるようになります。
お金持ちになる=宝くじ、と自分で方法を限定してはいけません。
それは潜在意識が願望実現をしてくれている邪魔をしていることになります。
前置きがかなり長くなってしましましたが、「お金持ちになるためにはどうしたらいい?」という質問に対しての富豪の答えも「与える」という行動が必要だということが言えます。
実はこれも引き寄せの法則的観点から説明ができます。
鏡の法則については何度かお話したと思います。簡潔に説明すると「自分が他人にしたことがやがて自分に返ってくる」というものです。いいことも悪いこともです。
自分の持っている価値を人に与えるから、お金という価値が返ってくるという仕組みです。
お金を一人の人格だと考えてみてください。
何もしないで「クレクレ」している人と、何か価値を提供してくれる人、どちらの人のところに行きたいですか?
当然後者ですよね。僕たち人間も何かをもらったらお返ししなきゃ、と思いますが、お金も同じだと思います。前者の人はお金を価値ある使い方をしてくれなさそうですし。
でも自分には与えられる価値なんてない、と思う人も少なくないと思います。
そういう時は好きなことだったり、長所だったりを考えてみるといいと思います。
些細なことでいいんです。
- 元気に挨拶できる
- 掃除が得意
- 料理が好き
- ゲームに詳しい
- 読書家
など。そしてそれを社会に向けて発信するのです。発信するだけならお金もほとんどかからないし、誰にも迷惑はかかりません。好きなこと、ワクワクすることだけにしてくださいね。
元気に挨拶できる人なら周りの人を幸せにできるし、掃除のやり方や料理のレシピなどを発信すれば誰かの役にたつと思います。
ゲームの情報を発信すればゲーム好きが喜ぶでしょうし、読書家ならおすすめの本を発信すれば、本を探している人に効率的に情報を提供できます。
そこから誰かの目に留まり、ビジネスに発展するかもしれません。
それが潜在意識がくれた答え、経済的豊かになる第一歩です。
実質的価値が生み出せそうならクラウドソーシングに掲載してみるのもいいかもしれませんね。「お掃除代行します」みたいな感じで。
どうしてもやりたいことが見つからない人は自分の経験という価値を提供すればいいと思います。
人見知りなら人見知りの人の気持ちがわかるだろうし、借金があるなら借金を抱えている人を元気づけれるかもしれない。
自分のもっている価値がお金になるかどうかは関係ありません。
誰かの役にたてばそれでいいのです。
そしてあなたの持っている価値は必ず誰かの役に立ちます。
今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。