注意されるとすぐにキレる人っていますよね。
実は昔の僕がそうでした。その性格のせいでたくさん失敗もしてきました。
誰かに注意されるとき悪意で言ってくる人もいますが、その多くが良かれと思って助言をしてくれています。
そんなときにキレてしまうと、親切心で注意してくれた人も二度と助言をしてくれなくなり、結果的に自分が損することになります。
怒りっぽい人は社会的評価も低い傾向があります。
できればそういう性格は治したいものです。
注意されるとキレてしまう理由
注意されると反射的にキレてしまうのは防衛本能からくるものです。
「注意される=否定される=傷つけられる」という恐れが怒りの原因になっています。
傷つけられるというのは精神的ダメージだけでなく、注意されることによって社会的評価に傷をつけられるという恐れの場合もあります。
注意されるとキレる人の特徴
注意されるとキレる人の共通点は「頑固で常に自分が正しいと思っていること」です。
だからこそ、他人に自分のふるまいを否定されることに対して過剰に反応する傾向があります。
そしてもう一つの大きな特徴が「自信がない」ということです。
自信がないというのはいわゆる「自信」のことでもあるし、「自分自身を信頼していない」ということでもあります。
自分のことを信頼していれば、他人から何を言われようと気にならないはずです。
自分のことを認めていないからこそ、外側の世界の反応(他人から注意されること)に対して感情が揺れ動いてしまうことになります。
それはつまり、外側の世界の評価が自分の価値を決める絶対的な基準だと思ってしまっているということです。
例え相手に悪意があり、自分のことをボロカスに言ってきたとしても「自分は大丈夫」と自分自身を信頼していれば、傷つけられる恐怖は感じないはずです。
注意されるとキレる性格を治す方法
1.そもそも相手は自分のことを否定するつもりはない
相手に注意されたときにすぐに「否定された」という反応をするのではなく、ひと呼吸おいて冷静になりましょう。
相手はただ自分の意見を言っただけかもしれないし、否定ではなく助言をしてくれているだけかもしれません。
本当に自分のことを傷つけようと攻撃してくる人というのはそんなに多くありません。
そのためには「自分が正しい」という主観を捨て、客観的に物事を判断する目線を持つことが必要です。
2.キレたらどうなるか考える
相手に対して自分のことをとやかく言われるとイラっとするかもしれませんが、それでキレてしまうことにより及ぼす影響を考えてみましょう。
それで人間関係がギクシャクしてしまったり、周囲から「あいつは感情的になりやすい」という評価をされて距離を置かれてしまったら、そっちのほうがよっぽどめんどくさかったりします。
3.批判を顔面キャッチしない
真面目な性格の人に多いですが、他人の言動をすべて「顔面キャッチ」してしまうと、感情が乱れやすくなってしまいます。
「顔面キャッチする」とは他人の言動をハート(心)で受け止めるということです。
他人の言動にはいちいち真に受ける必要のないものもたくさんあります。
クレーム処理の時も相手の言っていることを顔面キャッチをしてしまうから、言いがかりをつけてくるような客に対して感情的になってしまうのです。
右から左へ受け流すような柔軟性があれば、どんなに罵詈雑言を浴びてもダメージは感じません。
4.自分の感情をメンテナンスしておく
誰かに何かを言われたとき、どのような感情を持つかは自分自身で選択しています。
1から10までチャンネルがあったとして、1がイライラチャンネル、10が感謝チャンネルだったとします。
その場合、相手の指摘に対して1にチャネリングしイライラすることも選べれば、10チャンネルに合わせて相手の気遣いに感謝することだってできるのです。
でも10チャンネルに合わせようと思っても、自分のバイオリズムが低いとなかなかできないことがあります。
そのためには日常的に「自分の機嫌取り」をしておく必要があります。
自分のワクワクを探求し、やりたいときにやりたいことをやり、やりたくないことをやらないこと。
例えば、めちゃくちゃ楽しみにしている旅行が数日後に迫ってワクワクしている時は、他人から嫌なことを言われてもそんなに気になりませんよね。
ワクワクしている時や感謝している時というのは波動が高いから、10チャンネルに合わせやすくなるんです。
相手の反応が同じでも、その時の自分のコンディションで受け取り方は大きく異なります。
今日は以上です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。